よろしゅおあがり。

サーフィンとカメラが好きな大阪のおかんのつれづれ日記

がれき検討会議傍聴 その2

2011-10-29 12:01:04 | 震災~原発 関連
10月24日月曜日
大阪府咲洲庁舎にて
「大阪府災害廃棄物の処理指針に係る検討会議」
を傍聴してきました。

内容ははっきり言って
“聞くに堪えない”
“受け入れありき”
“最低最悪”
な検討会でした。


主に時間が割かれたのは
資料にある数値をどうやって割り出したか
というややこしい計算式の説明。

そいいえば何処かの偉い人が以前
主婦には数値そのものの意味もわからない。
との差別発言もありましたが。

そんな計算式など全く意味はないと思います。

そもそも計算式自体
どうごまかすかを
正当化するツールでしかない。

その中でも一番難解だったのが
がれき処理作業従事者の
年間限界被爆量と労働時間の計算式。

仮に高度で綿密なその計算式で
割り出せたところで
外部被爆の線量でしかありません。

作業従事者は飲まず食わずで作業しろ
とでも言うのでしょうか?

その外部被爆の線量ですが
セシウムの値で計算
10マイクロシーベルト/年以下
だそうです。

そして一般市民もその数値だそうです。
ここはさらりと流してましたが。

労働時間はたしか
(これに関してはメモを取れてないので正確ではありません)
年間250日8時間労働中の
半分が危険区域の仕事
だったと記憶しています。

そして資料の数値に関して
何度も繰り返し言われていたのが
“国が示した数値であり大阪府の考えではない”
とのこと。

国の示す数値が安全かどうかを
検討をする気はない
ようです。


もう1点何度もひつこく言っていたのは
セシウムは測定可能だが
ストロンチウムは測定が難しい
できたとしても正確かどうかは不明。

迅速法は2日でできるが
肯定法(漢字合ってる?)は1ヶ月以上掛かる。
予測はできるが100%ではない。

はなからやる気はないようです。

とした上で
大阪では50万トンの可燃物のみを受け入れる。

??はぁ?
受け入れるかどうかの検討会ではないのね。

8000ベクレル/kg
は埋め立てても大丈夫。
言ってるのは環境省だよ~
ということらしいです。


埋め立てにおいて線量限度は
セシウムの値で計算
10マイクロシーベルト/年以下

しか~し
この数値は
“最も楽観視した基本シナリオ”
だそう。

じゃじゃ~ん!!
“変動シナリオ”
ってのがあって
集まったお偉いさん方も
100%予測&保障はできないので

300マイクロシーベルト/年以下

ってなんで急に30倍になるねん。

リスクは1シーベルト5%だって。


聞くに堪えないとは
このことね。


岩手県で試験的に焼却した資料があるから

って
断りも無く試しに燃やすなよ~


作業従事者は管理区域内は線量計義務付け。
それ以外は関係ない

ってこれまた
サラッと言って
誰もつっこまない


モニタリングは要所要所を
全てのものを検査して安全確認は現実的ではない。
一同これにも無言

なんの為の
検討会なんだよ~



こんな内容でした。

ホント
時間の無駄

しかし市民は関心をもっているんだ
とのメッセージを込めて
これからも
耳を傾けなければいけません。


嗚呼 書いててまたイライラ。
疲れちゃう。









よろしゅおあがり。


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