おばちゃん日記

複数の扶養家族( カテゴリーを参照ください )と生活しています。
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虐待島の鹿問題、如何思われますか?

2012-11-10 20:36:27 | 宮島・鹿問題など

宮島:「餌やりやめて」シカの栄養状態改善 
呼びかけなど取り組みに効果 /広島
毎日新聞 2012年11月10日 地方版

世界遺産・厳島神社がある宮島(廿日市市)の市街地に
生息するニホンジカの肉付きが良くなってきた。
過密して生息することによる餌不足や、
消化できないごみを食べて栄養不良になり、
同市の調査では09年に「やせ形」が約3割いたが、
昨年は1割強に減少した。
同市はシカに餌を与えないよう観光客に呼びかけて
野生に返す取り組みを続けており、
シカが自分で餌をとるようになって栄養状態が
改善された結果とみられる。

同市などによると、
島内のシカは推定約500頭で、300頭前後が
神社周辺の東西約1・5キロの市街地に集まっている。
県によると、宮島に近い山口県内で専門家が行った調査
では、成長ぶりに個体差が出てくる1歳のシカの
平均体重は雄約40キロ、雌約30キロだった。
これに対し、広島県が07〜08年に宮島の1歳シカの
体重を調べたところ、雄約21キロ、雌約17キロしかなく、
角の生え方などにも遅れが見られた。

同市は08年に対策協議会を設置し、
09年から5年間で市街地のシカを半減させる取り組みを
始めた。餌やりを禁止して人への慣れをなくそうと、
島内に看板を設置した。

栄養状態のモニタリング調査も実施し、
腹部や尾の肉の付き方からA〜Eの5段階に分類。
09年は調査した165頭のうち、
E(激やせ)が5頭、D(やせ)が49頭で
計約33%だった。
しかし、昨年は71頭のうち、Eが1頭、Dが9頭で
約14%と大幅に減った。
同市農林水産課は
「シカの栄養状態が改善されてきたのではないか」とみる。

宮島の自然保護に詳しい市民団体「広島フィールドミュージアム」
の金井塚務代表(61)は、シカが森林に戻り、
ごみを食べる機会が減った影響を指摘したうえで、
「シカが再び市街地に入らないような工夫が必要。
森で暮らすシカを自然の状態で見てもらうことで
観光資源にすべきだ」と提案する。

上記の記事に対し、如何思われますか???

湯崎広島県知事は、集まった署名に対し、
「この問題は地元に権限があるので、
担当課とよく話し合って  地元の協力を得て、
愛護団体とタイアップして
解決策を探してほしい。」と言われたとのことで、
鹿愛護会様が、近々、担当課との話し合いの場をつくり、
具体的に両者の認識をひとつにまとめる予定だそうですが