写真はキス。
衣はサクッ。なかはホロリ。
タレにつけて食べると、口の中でほろっと崩れる。
このあと、ホタテ(中心部はややレア)、レンコン、ワカサギ、穴子、赤唐辛子、オクラ、かき揚げが出た。
注目すべきはワカサギ、穴子、赤唐辛子。
天朝の天ぷらは、季節の走りや旬の素材を上手に織り込んでくれる。
季節感のない東京で、季節の移り変わりを感じることのできる場所だ。
この日はワカサギ。もちろん、うまい。
それから穴子。以前食べたときよりも、ずっとおいしい。衣のさくさく感がアップしている。
これには、驚いた。
そして赤唐辛子。パプリカみたいな味がしたけど、これが天ぷらのタネになるのだから、本当に驚いた。
最初は、車エビの天ぷら。(もう一匹ありますが、食べました)
芯の部分がレア気味で、パスタのアルデンテとちょうど逆。
うまい。
こ~でなくちゃ。
小倉にも、同じように天ぷらを食べさせてくれる店があるのだけど、火を通しすぎているんだよね~。
仕事が終わった翌日。
朝5時半に起きて、築地に行きました。
写真は大和寿司のおまかせ(3150円)の最初のにぎり。
ネタも大きく、食べ応えがあったけど、味は、昔ほどの感動はありませんでした。
寿司とそばと天ぷらは東京が一番、と思っていたし、実際そうだと思う。
その東京の築地で食べた握りなのに……。どうしてだろう。
仕事で東京に行きました。
少し早く着いたので、赤坂の天茂でかき揚げ丼(1300円)を食べました。
2年ぶり。相変わらず繁盛していました。
値段も昔と同じ。諸物価高騰のおり、がんばっていますね。
ただ、味が落ちたような気もする。
以前は分厚いパンケーキのようなかきあげだったのに、ぽろぽろ崩れていた。
「これなら、自分で作れるかもしれない」と、思ってしまった。
実際には無理かもしれないけれど、料理屋で、素人がそう考えるだけでも、店の負けだよね~。
ちょっと、残念。