公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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縄文人遺伝子全ゲノム

2019-05-14 09:02:18 | 日本人

縄文人遺伝子の分布が解き明かす孤立系遺伝子の事実

60年前にトンデモ説扱いされた 安田徳太郎の日本語レプチャ語起源説(今読んでる『万葉集の謎』安田徳太郎)と一致する遺伝子分布。少なくとも縄文人の起源は大陸ではなく、不思議なことに稲遺伝子の変異の川と一致している。この全ゲノム結果は先行するY染色体ハプログループDの分布とも矛盾しない。

ハプログループDは、現在の日本や中国、朝鮮、東南アジアにおいて多数派的なハプログループO系統や、その他E系統以外のユーラシア系統(C,I,J,N,Rなど)とは分岐から7万年以上の隔たりがあり、非常に孤立的な系統となっている。D系統は東アジアにおける最古層のタイプと想定する研究がある。



『ゲノムの遺伝的多様性が低いことから,縄文人の集団サイズは小さく,それが過去5万年間に渡って継続していたことが明らかとなりました。縄文人につながる人々は,歴史上集団のサイズを大きくすることはなく,少人数での生活を続けていたようです。このことも,狩猟採集民である縄文人の生活様式と関連している現象だと考えられます。

アジアにおける船泊縄文人の系統的位置は先行研究の結果と一致し,アメリカ先住民を含む東ユーラシア集団の中で,船泊縄文人は系統的には,最も古い時代に分岐したことが示されました。ただし,パプア人や4万年前の中国の古代人である田园洞人が分岐した後に分岐したことも明らかになりました。このことは,縄文人の系統が比較した大陸の集団から長期に渡って遺伝的に孤立していたことを示しています。しかしその一方で,ウルチ,韓国人,台湾先住民,オーストロネシア系フィリピン人は,日本列島集団と同様に,漢民族よりも遺伝的に船泊縄文人に近いことが示されました(図2)。東アジアの沿岸の南北に広い地域の集団が船泊縄文人との遺伝的親和性を示すという事実は,東ユーラシアにおける地域集団の形成プロセスを知るための手がかりを提供しており,大変意義深いものです。

今回の高精度の縄文人ゲノムは,今後の古代日本人 DNA 研究の基本となる参照配列となることが期待されます。私たち現代日本人は,縄文人と弥生時代以降の渡来人の混血によって形成されたと考えられていますが,その過程の中で縄文人からどのような DNA を受け取り,また受け取らなかったのか,ということを明らかにすることは,私たち日本人を理解する際に重要な情報を提供します。今後のゲノム解析は,従来の研究方法では知ることの出来なかった私たちの特性を明らかにするはずで,その中で船泊縄文人のゲノムデータは大きな価値を持つと考えられます。』


そのゲノムの源流東南アジアはこのように日本人を讃えている。
インドネシアのアリ・ムルトポ准将(アセアンは結成の中心人物)は韓国人軍人の口汚い日本罵りに対してこう言った。 「日本はアジアの光である。大東亜戦争は欧米人にアジア人の勇敢さを示したもので、チンギス・ハーンとともにアジア人の誇りである。我々は軍人だから、人類は絶滅する日まで戦争は続くと考えて、日本の軍人から、ハワイ空襲戦やシンガポール攻略戦を聞こうではないか。私はシンガポールのリー・クワンユー首相の『日本に学べ』運動はすばらしい政治戦略だと思っている」 「もし、忽然として日本民族がこの地球上から消えたら、アジアとアフリカは非常に困る。その時に韓国が一番困ると思う。韓国は工業大国の日本と競争したから、立派な工業国になれたのである。近くに強力な競争相手がいるということはすばらしいものだ。  もし、日本がシンガポールの地点にあったら、インドネシア人は少なくとも百万人が日本に住み、日本人と同等の教育を受けるから、その人間関係から日本の技術、市場、金融、スタッフ等活用することができる。だから企業の成功は容易である。日本の近いところに位置していることは、幸運なのだ。経済的支援を連続的に受けていると言ってもよいくらいだ。  インドネシアが日本に近ければ、今のような貧弱なインドネシアではない。 *** *** つまり、我々インドネシア人は『日本はなにもしてくれなくてもよい』と考えている。日本は欧米と肩を並べて進歩しているだけで十分、アジア・アフリカにつくしている、と考えている。  だから、我々アジア人は外交面に弱い日本を支援したいと思っている。日本から援助をもらうだけで応援しないのでは運命共同体とは言えないし、対等のパートナーとも言えないのではないか」 伊勢 雅臣 世界が称賛する 日本人が知らない日本 (扶桑社BOOKS)
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