公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

利益は結果

2010-02-10 18:02:53 | 日記
「起業家が金に無頓着ということはあまりない。多くの場合、貪欲である。そのため利益を重視する。しかし、それはベンチャーとして間違った態度である。利益は結果としてもたらされるのであって、最初に考えるべきものではない。」 商品の完成は消費者の発見。イノベーションも消費者によって完成する。 まず利益よりも顧客。利益は結果。 イノベーションの当事者を事業の内と外に育成し方向づけなければならない。 . . . 本文を読む
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技術よりも経済に関わる

2010-02-10 17:14:56 | 日記
「起業家精神とは体系的な作業であり、イノベーションとは技術よりも経済に関わることである。」 どちらにも技術は”必ずしも”関係しないということか。 ドラッカーは技術オタクが嫌いなんだろうな。 技術系ベンチャーという起業はよほど体系的な見通し(発見~最適化~開発~マーケティング~量産~発売)があらかじめ描けていなければ最初の発見に投資できない事業である場合が多い。大学発ベンチャー(特に技術系や創薬 . . . 本文を読む
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専門性とマネジメントの峻別

2010-02-10 10:26:20 | 日記
「指揮者は一人の人間を受け入れるために楽譜を書き直したりしない」 専門性とマネジメントの峻別を論じている。 ある上場企業に勤めていたときだが、専門家と称するコンサルタントが組織に乗り込んできてこういったことがある。 「お客様のために何をしてますか?」 研究の小さな部局の人間に顧客と会話するチャンスなどあるはずもない。無用な組織と映ったことだろう。幸い当方のような専門家には経営に口をはさむ場面な . . . 本文を読む
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