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R&B
チャカ・カーンの久しぶりのアルバムが先日リリースされた。
2004年に発表された前作『Classikhan』はまだ聴いていないが、オーケストラをバックにしたジャズ・アルバムだったらしい。
チャカ・カーンと言って思い出すのは東京JAZZ2003でのパフォーマンスだ。
体調を崩し来日を中止したダイアナ・クラールの代役として、急遽出演した時のことだ。
ダイアナ・クラールが見れなかったのは残念だったが、代役がチャカ・カーンと聞いて喜んだ。
実は彼女が歌った超ファンキーな「チュニジアの夜」が大好きだったのだ。
急遽組まれたハービー・ハンコック、ジャック・ディジョネット、クリスチャン・マクブライドとの特別セッションで、彼女がスタンダード・ジャズやR&Bのナンバーを熱唱した。
流石はビッグネーム同士のセッション、素晴らしいステージを展開してくれた。
スタンダードなジャズ・ナンバーでも彼女が歌うとソウルフルでファンキーだったのをよく覚えている。
そんな彼女の新作はその名もズバリ『FUNK THIS』。
あのヒットメーカーのジミー・ジャム&テリー・ルイスが手がけている。
そりゃ、自然と期待も膨らむ。
まず、アルバムのジャケット&ライナーノーツの写真を見て驚いた。
東京JAZZの時は、多くの黒人女性JAZZシンガーがそうであるようにかなり太ってた。
あぁー、やっぱりかなり太っちゃったねぇ・・・という感じだったのに、本作の写真では割とすっきりした顔立ち。
50歳も過ぎているというのに、かなりキレイに写っている。
うちのカミさん曰く、かなり画像修正してんじゃないの?との事。
そういえば、顔のアップの写真ばかりで、体型がわかるような写真はなかったねぇ・・・。
さて、肝心のアルバムの中身だがこれがすごくいい。
打ち込みを主体とする最近のR&B系の音作りとは異なり、70年代あたりの懐かしい感じがするファンク・ミュージックだ。
驚くのは昔と変わりない彼女のハリのある声だ。
これでもかというくらいに伸びのある高音と深みのある低音。
いきなり飛び出すハイノートには、ついうれしくなってニヤついてしまった。
収録されている曲はバラエティに富んだジャンルのカバー曲が多い。
ジミ・ヘンドリックス、プリンス、ジョニ・ミッチェル、アース・ウィンド&ファイア等々。
変わったところではドゥービー・ブラザーズの「You Belong To Me」なんかもあり、マイケル・マクドナルドとデュエットしている。
そういえば昔、パティ・ラベルとマイケル・マクドナルドがデュエットして、ヒットした曲があったなぁ。(曲名までは覚えてないけど。)
最初から最後まで充実した作品ばかりで、おまけみたいな曲がない。
特に気に入ったのは懐かしい感じがするミディアムテンポの「Foolish Fool」、メアリー・J.ブライジをフューチャーしたジェームス・ブラウンを彷彿させるサウンドの「Disrespectful」、EW&Fのカバーでヘビー&ファンキーな「Shining Star」あたり。
しかしこれ以外の収録されている他のいずれの曲も素晴らしいナンバーばかりだ。
まさにファンク&ソウルの女王が久々に帰ってきたという感じのアルバムだ。
40歳以上ぐらいで昔R&Bにはまっていたような人はツボにはまりそうです。
超オススメな一枚です。
お気に入り度:![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/star.gif)
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チャカ・カーンの久しぶりのアルバムが先日リリースされた。
2004年に発表された前作『Classikhan』はまだ聴いていないが、オーケストラをバックにしたジャズ・アルバムだったらしい。
チャカ・カーンと言って思い出すのは東京JAZZ2003でのパフォーマンスだ。
体調を崩し来日を中止したダイアナ・クラールの代役として、急遽出演した時のことだ。
ダイアナ・クラールが見れなかったのは残念だったが、代役がチャカ・カーンと聞いて喜んだ。
実は彼女が歌った超ファンキーな「チュニジアの夜」が大好きだったのだ。
急遽組まれたハービー・ハンコック、ジャック・ディジョネット、クリスチャン・マクブライドとの特別セッションで、彼女がスタンダード・ジャズやR&Bのナンバーを熱唱した。
流石はビッグネーム同士のセッション、素晴らしいステージを展開してくれた。
スタンダードなジャズ・ナンバーでも彼女が歌うとソウルフルでファンキーだったのをよく覚えている。
そんな彼女の新作はその名もズバリ『FUNK THIS』。
あのヒットメーカーのジミー・ジャム&テリー・ルイスが手がけている。
そりゃ、自然と期待も膨らむ。
まず、アルバムのジャケット&ライナーノーツの写真を見て驚いた。
東京JAZZの時は、多くの黒人女性JAZZシンガーがそうであるようにかなり太ってた。
あぁー、やっぱりかなり太っちゃったねぇ・・・という感じだったのに、本作の写真では割とすっきりした顔立ち。
50歳も過ぎているというのに、かなりキレイに写っている。
うちのカミさん曰く、かなり画像修正してんじゃないの?との事。
そういえば、顔のアップの写真ばかりで、体型がわかるような写真はなかったねぇ・・・。
さて、肝心のアルバムの中身だがこれがすごくいい。
打ち込みを主体とする最近のR&B系の音作りとは異なり、70年代あたりの懐かしい感じがするファンク・ミュージックだ。
驚くのは昔と変わりない彼女のハリのある声だ。
これでもかというくらいに伸びのある高音と深みのある低音。
いきなり飛び出すハイノートには、ついうれしくなってニヤついてしまった。
収録されている曲はバラエティに富んだジャンルのカバー曲が多い。
ジミ・ヘンドリックス、プリンス、ジョニ・ミッチェル、アース・ウィンド&ファイア等々。
変わったところではドゥービー・ブラザーズの「You Belong To Me」なんかもあり、マイケル・マクドナルドとデュエットしている。
そういえば昔、パティ・ラベルとマイケル・マクドナルドがデュエットして、ヒットした曲があったなぁ。(曲名までは覚えてないけど。)
最初から最後まで充実した作品ばかりで、おまけみたいな曲がない。
特に気に入ったのは懐かしい感じがするミディアムテンポの「Foolish Fool」、メアリー・J.ブライジをフューチャーしたジェームス・ブラウンを彷彿させるサウンドの「Disrespectful」、EW&Fのカバーでヘビー&ファンキーな「Shining Star」あたり。
しかしこれ以外の収録されている他のいずれの曲も素晴らしいナンバーばかりだ。
まさにファンク&ソウルの女王が久々に帰ってきたという感じのアルバムだ。
40歳以上ぐらいで昔R&Bにはまっていたような人はツボにはまりそうです。
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