大ヒットSFアクション作品、ターミネーターシリーズの第4弾『ターミネーター4』を観てきた。
前3作が現代を舞台にしているのに対して、本作は軍事用スーパーコンピューター、スカイネットが人類に対して核攻撃を行った「審判の日」以降の未来を舞台にしている。
ちなみに本作にはシリーズのアイコンとなっているアーノルド・シュワルツェネッガーは出演していない。
日本語タイトルは『ターミネーター4』だが、原題は『TERMINATOR SALVATION』だ。
"SALVATION"とは救世主という意味だ。
前シリーズ3作がシュワちゃん演じるターミネーターが主役であったのに対し、本作は救世主と予言されたクリスチャン・ベイル演じるジョン・コナーが主人公だ。
バットマンも演じるクリスチャン・ベイルが、どんな救世主を演じるか楽しみだ。
さて、そのストーリーを紹介すると・・・。
2018年、「審判の日」と呼ばれた核戦争後の未来では、人工知能搭載の軍事用スーパーコンピューター“スカイネット”が世界を支配していた。
生き残った人々は抵抗軍を組織し、機械との最後の戦いに備えていた。
部隊のリーダーであるジョン・コナーは、やがて自分の父親となるカイルの命を“スカイネット”が狙っていると知り、彼を探し始める。
一方、ターミネーターと戦う日々を過ごす少年カイルは、ある日、核戦争のことも、今が何年かさえも知らない謎の男・マーカスと出会う。
しかしカイルと、共に行動するスターは、機械軍に捕獲されえしまい“スカイネット”の中枢に連れていかれてしまう・・・。
今までのシリーズ3作で断片的に触れられていた「審判の日」以降の世界にフォーカスした作品だ。
時間軸でみると『T3』の続編となるが、このシリーズはタイムトラベルで未来からターミネーターがくるところから始まるので、やはりビギンズものっぽい感じがする。
SFタイムトラベルものは脚本が命だ。
脚本がしっかりしてないと、物語がとても安っぽいものになってしまう。
過去と未来でストーリーが繋がるように伏線を張りつつ、手に汗握る展開を繰り返していく。
その点、『ターミネーター4』はなかなかな重厚感のある内容であった。
"マーカス"というキーとなる新たなキャラクターを登場させたのは良かった。
ジョン・コナーとカイルという、タイムトラベルによりねじれた親子の関係をベースに製作されたら、もっと薄っぺらな話になっていたと思う。
なお、マーカスを演じていたのは新鋭のサム・ワーシントンで、なかなかいい演技でしたね。
ただ、やっぱりインパクトからすると『ターミネーター2』には敵わないかな。
最新型の液体金属で形成されたT1000型ターミネーターのCGは凄かったし、秀逸なエンターテインメントだった。
観終わった後に本作の続編が作られそうだな、なんて思っていたら、既にT5の製作が決まっているらしい。
T5ではシュワちゃんが登場するかな?
次作にも期待しよう!
ターミネーター4 オフィシャルサイト
前3作が現代を舞台にしているのに対して、本作は軍事用スーパーコンピューター、スカイネットが人類に対して核攻撃を行った「審判の日」以降の未来を舞台にしている。
ちなみに本作にはシリーズのアイコンとなっているアーノルド・シュワルツェネッガーは出演していない。
日本語タイトルは『ターミネーター4』だが、原題は『TERMINATOR SALVATION』だ。
"SALVATION"とは救世主という意味だ。
前シリーズ3作がシュワちゃん演じるターミネーターが主役であったのに対し、本作は救世主と予言されたクリスチャン・ベイル演じるジョン・コナーが主人公だ。
バットマンも演じるクリスチャン・ベイルが、どんな救世主を演じるか楽しみだ。
さて、そのストーリーを紹介すると・・・。
2018年、「審判の日」と呼ばれた核戦争後の未来では、人工知能搭載の軍事用スーパーコンピューター“スカイネット”が世界を支配していた。
生き残った人々は抵抗軍を組織し、機械との最後の戦いに備えていた。
部隊のリーダーであるジョン・コナーは、やがて自分の父親となるカイルの命を“スカイネット”が狙っていると知り、彼を探し始める。
一方、ターミネーターと戦う日々を過ごす少年カイルは、ある日、核戦争のことも、今が何年かさえも知らない謎の男・マーカスと出会う。
しかしカイルと、共に行動するスターは、機械軍に捕獲されえしまい“スカイネット”の中枢に連れていかれてしまう・・・。
今までのシリーズ3作で断片的に触れられていた「審判の日」以降の世界にフォーカスした作品だ。
時間軸でみると『T3』の続編となるが、このシリーズはタイムトラベルで未来からターミネーターがくるところから始まるので、やはりビギンズものっぽい感じがする。
SFタイムトラベルものは脚本が命だ。
脚本がしっかりしてないと、物語がとても安っぽいものになってしまう。
過去と未来でストーリーが繋がるように伏線を張りつつ、手に汗握る展開を繰り返していく。
その点、『ターミネーター4』はなかなかな重厚感のある内容であった。
"マーカス"というキーとなる新たなキャラクターを登場させたのは良かった。
ジョン・コナーとカイルという、タイムトラベルによりねじれた親子の関係をベースに製作されたら、もっと薄っぺらな話になっていたと思う。
なお、マーカスを演じていたのは新鋭のサム・ワーシントンで、なかなかいい演技でしたね。
ただ、やっぱりインパクトからすると『ターミネーター2』には敵わないかな。
最新型の液体金属で形成されたT1000型ターミネーターのCGは凄かったし、秀逸なエンターテインメントだった。
観終わった後に本作の続編が作られそうだな、なんて思っていたら、既にT5の製作が決まっているらしい。
T5ではシュワちゃんが登場するかな?
次作にも期待しよう!
ターミネーター4 オフィシャルサイト
ちなみに自分は、おやじタイプさんのレビューUPした翌日の15日に仕事明けで府中の「くるる」で観ました。
こっちは徹夜明けだからつまらなかったら途中で眠くなっちゃうんじゃないかと心配だったのですが、眠気も吹っ飛ぶ面白さで満足(^-^)v
「SALVATION」の意味は救出って方で使ってたんじゃないの?
ジョン・コナーがスカイネットに囚われたカイル・リースを救出するって…
自分はただ微妙に脚本が手抜きだらけって感じたんだけど、その粗を演出の上手さ(勢い)で観せられちゃったと…(^m^:)
府中にTOHOシネマズが出来てから、映画を観る頻度があがりました。
さて、"SALVATION"ですが、そう言われればカイルの救出という捕らえ方もありますね。
私は機械に奪われた世界を、人類が取り戻すための戦い、いわば救世の戦いという広い意味かなと。
その中心にいるのが人類の救世主と言われるジョン・コナー。
だからSALVATIONは救世主と捕らえるのがしっくりくるかなと考えました。
まあ、こういうことを映画を観た後に考えるというのも映画の楽しみ方のひとつかもしれませんね。
コメント、ありがとうございました。
この話から近未来が舞台だし、主役は次もジョン・コナーなんじゃない?
それともカイル・リース?
どうなるんだろうね(^m^)
ジョン・コナー第2幕という感じもします。
カイルが過去に戻るところまで進むかな?
個人的にはカイルと一緒に行動しているスターの存在が気になります。
口は利けないが、ターミネーターの察知をする能力を持つ少女。
次作で活躍しそうな気がします。
予習・復習は大事ですね、シリーズものは。
でも、次回作も大いに気になる展開になってきましたね・・・
楽しみ・楽しみ。
実は私も『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の時や『ボーン・アルティメイタム』に、前作を復習しないで観に行って、登場人物が思い出せないことがありました。
やっぱり100%楽しむためには復習は大事ですね。
結構、伏線張ってたりすることありますから・・・。