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MOTHERSHIP / LED ZEPPELIN

2007-12-24 10:59:23 | Music
ROCK

2007年12月10日、ロンドンで伝説のロックバンド、レッド・ツェッペリンの一夜限りの復活ライブが行われた。
日本では沢尻エリカがそのライブを観に行ったことが大きく取り上げられていた。
テレビで一部放映されたそのライブ映像を見る限りは、衰えを感じさせないとてもパワフルなステージだった。

そんな復活にあわせるかのようにツェッペリンのベストアルバムが11月14日にリリースされた。
買い求めた「デラックス・エディション」はCDが2枚とライブDVDが1枚の計3枚組みだ。
ツェッペリンについてはファーストアルバムからIVまでと、永遠の詩 (狂熱のライヴ)ぐらいしか聞いていなかった。
改めて聴きなおすにはこの手のベスト盤は手っ取り早い。
CDのDISK1は自分にとってはお馴染みの曲ばかりだが、あらためてこのバンドの偉大さを実感した。
ツェッペリンは単なるハードロックバンドではない。
ロックを芸術の領域まで引き上げたバンドだと思っている。
様々な実験的な試みは今改めて聞いても全然古さを感じさせない。
ロックに重要なノリ、印象的なギターリフ、体を揺さぶるビート、シャウトが非常に高次元で展開されている。
1曲目の「グッド・タイムス・バッド・タイムス」からして、もう完全に引き込まれてしまった。
何度も聞いていたはずなのに、何度もジョンのベースを練習してたはずなのに、「カッコいい・・・」とうなるしかない。
リマスター盤ということだけあって、昔聴いていた頃と比べて音質やバランスが非常によくなっているのも印象的だ。
年代順に並んでいる曲順なので、DISK2の方は馴染みの曲は少ない。
へぇ、レゲエも取り入れた曲もあったのかと新たな発見もいくつかあった。
個人的にはやはり馴染みの深いDISK1がお気に入りだ。

このデラックスエディションには2時間近いライブ映像がDVDとして同梱されている。
パワフルなステージがじっくり堪能出来るので、値段は多少高くてもこのエディションはお買い得だ。
ちょっと残念なのは数曲は途中で終わっている点。
まあ、残念だと思った人は「狂熱のライブ」DVDあたりを観るべきだろうね。

コアなファンには今回のベスト盤に対して賛否両論あるようだが、レッド・ツェッペリンに馴染みが無い人や自分のように途中までは聴いていたという人には非常に有効だ。
レッド・ツェッペリンの偉大さを改めて思い知らされたすごくうれしいアルバムだ。

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