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シネマるマンガぁ?byちゃとと

tweetばかり。放置中。何とかブログとして復活の道を模索中。

『自分の感受性くらい』茨木のり子

2006-03-08 10:01:39 | 本 木月ン月(ほんだンナ)
朝刊を読んでいて、茨木のり子さんの訃報を知りました。

確か昔、茨木のり子さんの詩篇『自分の感受性くらい』に合唱団メンバー知人の作曲家が曲をつけたのを、ステージで歌ったことがあると思い出し、検索してみたら、大阪で所属していた合唱団のHPにたどり着きました。
あぁ、1984年だったのかぁ。いやいや、CHAも若かったですね。
 
 ・自分の感受性くらい 
 ・殴る
 ・廃屋 
 ・鍵 
 ・存在の哀れ

の5曲を歌ったようです。例の通り、覚えてません;
合唱曲というより、シアターピース。かなり劇的な作曲だったのは、微かに覚えています。
叫び・語りなどだったような…。うーん、あやふや…。トホホ…。
茨木のり子さんご本人も会場に来られていて、作曲者とトークするというステージもありました。しかし、覚えてません;トホホ…。

茨木さんの詩は、潔い。
叙情に流されず、凛としています。

  自分の感受性くらい
  自分で守れ
  ばかものよ
 

↑詩篇『自分の感受性くらい』より抜粋

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毎年春になると思うことがあります。
しなやかで強靭な詩人になりたいなぁって。飾り気がなけりゃ尚よし。
春って結構いろんなことが起こるんですよね。
年度末で、仕事もプライベートもすげー忙しかったり。
卒業・入学に伴う、別れ・出会い。
この歳になると、もう卒業に伴う別れはないと思っていたら、子供の卒業に合わせてパートナーと別れるという切ない別れが身近にいくつか…。
悲しいけれど、仕方ありません。(←こんなんで締めくくっていいのか)


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (なるもにあ)
2006-03-09 01:01:24
あぁ、懐かしい名前に立ち止まってみました。

訃報なのですね・・・・

金子光晴氏とともに、教科書で好きになった詩人で、

一時期影響を受けていました。



高校時代、軽音部に入り浸りつつ、本好きな仲間内で詩のサークル作ってました。(テレ)途中からコクトー、ロートレアモンとかに流れて、

訳詩の世界に行ってしまったのですが・・・



リンク先、拝見しました。

いきなり言葉が体に流れ込んできて、ちょっとあっぷあっぷしてしまいました。

そうだ、こういう詩だったんだ・・・。

私、かなり乾いてたようです・・・。(乾物?



久々に詩集を読みたくなりました・・・



>しなやかで強靭な詩人

ちゃとと様の中に、存在を感じますぉ♪
返信する
レスが遅くてごめんなさい; (ち@陽水歌ってきました^^)
2006-03-12 17:50:42
詩人なるもに@様にとっても、懐かしい名前なんですね。分かっていただき、嬉しいです

教科書に載ってたんですか?知らなんだ~



高校時代の詩のサークル!

同じ時代背景を生きた同世代人として、雰囲気想像できますよー。カッコイイ!

コクトー、ロートレアモン…よう分からんけど、カッコイイ!岡田史子さんみたいでカッコイイ!



リンク先行ってくださり、さんきゅっ。

そうなんです、こういう詩だったんです。



乾燥してるのにあっぷあっぷ。水難事故?酸素不足?

カチカチの乾物ならば、水でもどせばふっくら元通り。

あー。高野豆腐と干ししいたけと青菜の煮びたしが食べたくなりました。

結局、乾物連想でこういう結末になってしまいました



うふっ。食い物連想に行くところが、とっても強靭そうでしょ?なんてネ。お褒めの言葉ありがとー
返信する
懐かしい (かあさん)
2006-03-20 00:41:39
自分の感受性くらい…………あぁホントに懐かしい響き。そして相変わらずアタシはやっぱりバカモノ(;_;)
返信する
かあさんへ ()
2006-03-23 08:11:17
コメントさんきゅ!

おひさしぶりです。お元気ですか?

かあさんにも懐かしい響きなんですね。分かって貰えて私も嬉しい!

この詩の読み方はいろいろありそうですよね。

きっぱり叱られているように感じたり。

あふれる思いを言葉に代える作者の才能に圧倒されたり。

自分をバカモノと思えることは、いいことなんじゃないかな~

何となく、そんな気がします。

そこから始まらなければ……ネ♪

ほんじゃまたね~☆
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