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去年の1月19日のブログに 歌会始めを見て感動し 私も短歌を書きたいなど『たわけた こと』を書いてしまいました。
夫から『まずは 新聞への投稿だな』と言われましたが実行できませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/07/7772f4768b3877276cdc92d39a1c51e1.jpg?1705907398)
それでも 時折 思いつくままにメモ機能に書き綴っていました。和にこだわるあまり 不自然で真実味がありません。『平和』とか『和む』では 面白味がありません。
今年の歌会始めの一般応募は去年より多い 1万5千人以上で、その中から10首が選ばれています。
今年の歌会始めのお題は『和』でした。
私が『和』で思い付くのは『平和』や『和む』しか思い付きません。単純です。
しかし 一般から選ばれた方々の『和』の意味解釈が違います。ひとつとして ダブりがありません。私の平凡さ、思慮の狭さが恥ずかしいです。
和の漢字があれば それでいいことを知りました。
入選者10人の『和』は
和紙
大和
昭和
和菓子屋
和だんす
和音
違和感
和服
平和像
付和雷同
一番心に響いたのは
●和菓子屋を なりはひとして五十年
寒紅梅に蕊(しべ)をさす朝
です。
寒紅梅を庭の花かと思ってしまう私ですが、実は旦那さんが作った 梅の形の和菓子に 奥さんが飾りを添えるという句です。
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和菓子屋さんを五十年はすごい、しかも まだ続けています。うちは たった三十七年で閉店です(創業からは七十年ですが)
他にも
●見逃した小さな小さな違和感の
粒で自分が作られていく
●目を瞑り 一分間を祈るとき
皆が小さき平和像なり
●『それいいね』付和雷同の私でも
この恋だけは 自己主張する
最後の若い人の句は俵 万智さんの『サラダ記念日』を思い出します。
夫が言いました。
『来年の お題は 夢だぞ』と。
さかのぼって 読んで下さっているのですね。身に余る うれしいお言葉です。
夫は いまやブログネタの一部です😉
心温まるブログです、
夫との言葉少ない対話を添える
のがいいですね。