午前中は 母の命日でお寺さんが来てくれました。丸8年、あっという間でした。水害やコロナの前に亡くなったので、それは幸いだったかもしれません。
午後から急に夫が前から見たかったという映画『国宝』を見に行くことになりました。
また この機械に挑戦です。二人で確認しながら進めます。シニア価格ありがたい。
え〜っと お札はどこに入れるんやったっけ?
久し振りなので お札を入れる場所に戸惑っていると
どこからか若いスタッフがやってきました。チケット操作に時間がかかっていると やってくるのでしょうか?おかげで無事チケットをゲットしました。
アイスコーヒーを買って 前に入った場所から入場しようとしたら『この映画は あちらのスクリーンです』と教えられました。ああ 恥ずかしい。
芥川賞など たくさんの賞を受賞した原田修一氏原作の『国宝』は任侠の息子と歌舞伎役者の息子が紆余曲折を経て歌舞伎の女形の成長するさまを描いた作品です。朝日新聞の掲載に始まり、漫画にもなり、そして映画に至りました。
子役の二人も素晴らしかったし、吉沢亮と横浜流星も歌舞伎の重鎮に弟子入りし、女形の所作を学んだだけあって 芝居や踊りや口上が素晴らしいものがありました。
普段 あまり感動しない夫が、感動していました。歌舞伎に興味がある人には素晴らしい映画でしょうし、興味の無い人には そうでもないかもしれません。好き嫌いが別れる映画かもしれません。175分の上映時間です。
私は冒頭からのヤクザの刃傷沙汰や、殴り合いや、男女の入れ墨シーンは目をふせました。
映画が終わると外は暗くなっていました。プリンターのインクを買い『寿司名人』で夕食をいただいて帰りました。久し振りの夜の運転で、慎重に帰りました。
正面の空には細い三日月が浮かんでいて、夫は『鬼滅の刃』を、私は吉田拓郎の歌『旅の宿』が思い浮かびました。
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