「ブログと育児の両立について」という記事を以前、アップしたのですが、やはり小さい子供がいると、映画を観に行くことはもちろん、なかなかブログを書く時間は取れないのが現状ですね。。それは、もうしょうがないことだなぁと諦めていたのですが、私の主人であるwancoがそんな現状をみかねて、私のためにこの「nyancoのまとめて映画レビュー」の記事のテンプレートを作ってくれました~。。なんと、それぞれの映画の感想だけを書けばいいように、映画の画像などもせっせと集めて、きちんとしたレイアウトで仕上げてくれていたのです。。こうなってしまうと、私としては時間がないという言い訳が出来なくなってしまい、レビューを書かなければいけない状況に追い込まれてしまいました(笑)。。^^;
どうやら、wancoの気持ちとしては、最近、自分ばかりレビューをアップしていたことに、なんとなく気が咎めていたみたいです。。というわけで、wancoが子供の面倒をみてくれている間に、簡単なレビューばかりですが、久しぶりにブログを書くことができました!
まだ上映中の作品もありますので、良かったら映画を観るときの参考にしてみてくださいね♪
借りぐらしのアリエッティ
2010年/日本/米林宏昌監督作品
この映画を観て、いちばんの感想がやっとジブリらしいヒロインに出会えた!と思った作品でした。私はジブリの作品では『耳をすませば』あたりまでは結構好きだったのですが、それ以降の作品は、なんだか子供向けのような作品が多くなってしまって、大人の私から見るとちょっと物足りなかったんですよね。。この作品のヒロインは外見も可愛らしいし、昔のジブリの作品を思わせるような、困難なことにも果敢に挑戦する勇気のある女性で、このヒロインを通して作品全体に久しぶりに感情移入できた作品でした。
見どころはたくさんある映画ですが、特にヒロインのお母さんが人間に捕まってしまったところが、いちばんハラハラして面白かったです。小人の目線から見る人間社会はこう映るのか~、となんだかとっても新鮮でしたね。
評価 ★★★★☆
映画『借りぐらしのアリエッティ』公式サイト
(「借りぐらしのアリエッティ」2010年8月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
トイ・ストーリー3
2010年/アメリカ/リー・アンクリッチ監督作品
今まで、ピクサーの長編アニメはどれも★4つか5つという好評価の作品が多かったのですが、この作品も文句なく★5つあげでもいいくらい、素晴らしい内容の映画でした。これでまた、ピクサー映画にハズレなし!というのを裏付ける結果になりましたね。
CGのクオリティはもちろん素晴らしいですが、なんといってもウッディやバズのオモチャたちのキャラクターがどれも個性的でユニークなのが楽しいです。物語の内容もパート3の完結編にふさわしい、ほろっと泣かせるような感動的な作品に仕上がっています。今作では、オモチャのご主人様であるアンディが大学生になって、もう大人になってしまったので、オモチャたちとアンディの別れがテーマになっているのですが、ラストは意外な展開で涙なしには見られない内容になっていました。
もうこれで、この人気シリーズが見られなくなってしまうのはとても残念ですが、また何かの機会に短編映画でもいいから、彼らの続編が観てみたいと思ったnyancoでした!
評価 ★★★★★
ピクサー作品ではおなじみですが、本編上映前に楽しい短編映画が上映されました。そのレビューはこちら!
ディ&ナイト
2010年/アメリカ/テディ・ニュートン監督作品
バーバパパのようなおばけのキャラクターが二人登場するのですが、どちらもお腹のあたりが透けていて外の景色が映し出されるようになっており、一方は昼間の景色を、そしてもう一方は夜間の景色を映し出し、昼と夜、どちらの景色がすごいか、楽しいかを競い合うといった内容の作品でした。
ピクサーの長編映画を鑑賞する前には、必ずこういった楽しい短編映画のおまけがついてくるので嬉しいですね。今までの短編映画と比べると、物語は手堅くまとめてはいるものの、私的にはちょっとパンチが弱いような気がして、、前作の『晴れ ときどき くもり』ほど評価は高くなりませんでした。
評価 ★★★★☆
★過去の短編アニメのレビューはこちらです!
LIFTED『リフテッド』 レビューはこちら
PRESTO『マジシャン・プレスト』 レビューはこちら
PARTLY CLOUDY『晴れ ときどき くもり』 レビューはこちら
★ピクサー・アニメーション・スタジオの初期の頃の短編映画についてもご紹介しています。
レビューはこちら!
映画『トイ・ストーリー3』公式サイト
(「トイ・ストーリー3」2010年8月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
君に届け
2010年/日本/熊澤尚人監督作品
原作コミックのファンだったので観に行ったのですが、この映画は思ったより当たりでした!主役の貞子こと爽子を演じた多部未華子ちゃんのゆったりとした優しい演技に、そしてクラスの人気者・風早を演じた三浦春馬くんのクールで爽やかな笑顔に、それぞれすっごく癒されましたね。この二人の配役は原作の雰囲気にぴったりで、まさに適役だったと思います。
物語はまったく原作に忠実で、高校生の青春時代の1ページといった感じの物語ですが、同世代の中高生だけでなく、もうアラフォーの大人の私が観ても充分に楽しめる作品に仕上がっていました。お互い両思いなのに、なかなか好きと言えないもどかしさや、友達を大切に思って自分の感情を抑えてしまう気持ちなど、この映画に登場するとてもピュアな彼ら・彼女たちを観てると、なんだか昔学生だった頃の自分を思い出して、甘酸っぱいような懐かしいような、そんな気持ちにさせてくれる映画でしたね。
余談ですが、映画『転校生』に出演していた蓮佛美沙子ちゃんがこの映画ではちょっとヤンキーっぽい役どころで出演していたのが意外でした。今まで清純な役でしか観た事がなかったので、そんなところもちょっと嬉しいおまけでしたね。
評価 ★★★★☆
映画『君に届け』公式サイト
(「君に届け」2010年9月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
食べて、祈って、恋をして
2010年/アメリカ/ライアン・マーフィー監督作品
久々のジュリア・ロバーツ主演の最新作ということで期待して観に行ったのですが、ジュリア演じる主人公の女性に共感できなくて、、私はこの作品はちょっとダメでした。。
結婚も仕事もすべて放り出して、海外へ旅に出る動機づけもなんだか弱いし、、物語の展開も安易で面白みに欠けるし、、この作品に共感できる人は少ないのではないのでしょうか。。
ただ、ジュリアが旅をするイタリア、インド、バリ島は、それぞれ魅惑的な土地で、登場する人物もみな個性的だし、料理もどれも美味しそうで(特にイタリアのグルメは必見でした♪)、観ているこちらも一緒に観光しているかのように楽しめました。観光映画だと割り切って鑑賞した方がかえって楽しめるかもしれないですね。。ジュリアのような大物女優が出演していた割には残念な出来の映画となってしまいました。。
評価 ★★☆☆☆
映画『食べて、祈って、恋をして』公式サイト
(「食べて、祈って、恋をして」2010年9月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
どうやら、wancoの気持ちとしては、最近、自分ばかりレビューをアップしていたことに、なんとなく気が咎めていたみたいです。。というわけで、wancoが子供の面倒をみてくれている間に、簡単なレビューばかりですが、久しぶりにブログを書くことができました!
まだ上映中の作品もありますので、良かったら映画を観るときの参考にしてみてくださいね♪
借りぐらしのアリエッティ
2010年/日本/米林宏昌監督作品
CAST(声) 志田未来 神木隆之介 大竹しのぶ 竹下景子 |
この映画を観て、いちばんの感想がやっとジブリらしいヒロインに出会えた!と思った作品でした。私はジブリの作品では『耳をすませば』あたりまでは結構好きだったのですが、それ以降の作品は、なんだか子供向けのような作品が多くなってしまって、大人の私から見るとちょっと物足りなかったんですよね。。この作品のヒロインは外見も可愛らしいし、昔のジブリの作品を思わせるような、困難なことにも果敢に挑戦する勇気のある女性で、このヒロインを通して作品全体に久しぶりに感情移入できた作品でした。
見どころはたくさんある映画ですが、特にヒロインのお母さんが人間に捕まってしまったところが、いちばんハラハラして面白かったです。小人の目線から見る人間社会はこう映るのか~、となんだかとっても新鮮でしたね。
評価 ★★★★☆
映画『借りぐらしのアリエッティ』公式サイト
(「借りぐらしのアリエッティ」2010年8月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
トイ・ストーリー3
2010年/アメリカ/リー・アンクリッチ監督作品
CAST(声) トム・ハンクス ティム・アレン ジョーン・キューザック マイケル・キートン |
今まで、ピクサーの長編アニメはどれも★4つか5つという好評価の作品が多かったのですが、この作品も文句なく★5つあげでもいいくらい、素晴らしい内容の映画でした。これでまた、ピクサー映画にハズレなし!というのを裏付ける結果になりましたね。
CGのクオリティはもちろん素晴らしいですが、なんといってもウッディやバズのオモチャたちのキャラクターがどれも個性的でユニークなのが楽しいです。物語の内容もパート3の完結編にふさわしい、ほろっと泣かせるような感動的な作品に仕上がっています。今作では、オモチャのご主人様であるアンディが大学生になって、もう大人になってしまったので、オモチャたちとアンディの別れがテーマになっているのですが、ラストは意外な展開で涙なしには見られない内容になっていました。
もうこれで、この人気シリーズが見られなくなってしまうのはとても残念ですが、また何かの機会に短編映画でもいいから、彼らの続編が観てみたいと思ったnyancoでした!
評価 ★★★★★
ピクサー作品ではおなじみですが、本編上映前に楽しい短編映画が上映されました。そのレビューはこちら!
ディ&ナイト
2010年/アメリカ/テディ・ニュートン監督作品
バーバパパのようなおばけのキャラクターが二人登場するのですが、どちらもお腹のあたりが透けていて外の景色が映し出されるようになっており、一方は昼間の景色を、そしてもう一方は夜間の景色を映し出し、昼と夜、どちらの景色がすごいか、楽しいかを競い合うといった内容の作品でした。
ピクサーの長編映画を鑑賞する前には、必ずこういった楽しい短編映画のおまけがついてくるので嬉しいですね。今までの短編映画と比べると、物語は手堅くまとめてはいるものの、私的にはちょっとパンチが弱いような気がして、、前作の『晴れ ときどき くもり』ほど評価は高くなりませんでした。
評価 ★★★★☆
★過去の短編アニメのレビューはこちらです!
LIFTED『リフテッド』 レビューはこちら
PRESTO『マジシャン・プレスト』 レビューはこちら
PARTLY CLOUDY『晴れ ときどき くもり』 レビューはこちら
★ピクサー・アニメーション・スタジオの初期の頃の短編映画についてもご紹介しています。
レビューはこちら!
映画『トイ・ストーリー3』公式サイト
(「トイ・ストーリー3」2010年8月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
君に届け
2010年/日本/熊澤尚人監督作品
CAST 多部未華子 三浦春馬 蓮佛美沙子 桐谷美玲 |
原作コミックのファンだったので観に行ったのですが、この映画は思ったより当たりでした!主役の貞子こと爽子を演じた多部未華子ちゃんのゆったりとした優しい演技に、そしてクラスの人気者・風早を演じた三浦春馬くんのクールで爽やかな笑顔に、それぞれすっごく癒されましたね。この二人の配役は原作の雰囲気にぴったりで、まさに適役だったと思います。
物語はまったく原作に忠実で、高校生の青春時代の1ページといった感じの物語ですが、同世代の中高生だけでなく、もうアラフォーの大人の私が観ても充分に楽しめる作品に仕上がっていました。お互い両思いなのに、なかなか好きと言えないもどかしさや、友達を大切に思って自分の感情を抑えてしまう気持ちなど、この映画に登場するとてもピュアな彼ら・彼女たちを観てると、なんだか昔学生だった頃の自分を思い出して、甘酸っぱいような懐かしいような、そんな気持ちにさせてくれる映画でしたね。
余談ですが、映画『転校生』に出演していた蓮佛美沙子ちゃんがこの映画ではちょっとヤンキーっぽい役どころで出演していたのが意外でした。今まで清純な役でしか観た事がなかったので、そんなところもちょっと嬉しいおまけでしたね。
評価 ★★★★☆
映画『君に届け』公式サイト
(「君に届け」2010年9月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
食べて、祈って、恋をして
2010年/アメリカ/ライアン・マーフィー監督作品
CAST ジュリア・ロバーツ ハビエル・バルデム リチャード・ジェンキンス ジェームズ・フランコ |
久々のジュリア・ロバーツ主演の最新作ということで期待して観に行ったのですが、ジュリア演じる主人公の女性に共感できなくて、、私はこの作品はちょっとダメでした。。
結婚も仕事もすべて放り出して、海外へ旅に出る動機づけもなんだか弱いし、、物語の展開も安易で面白みに欠けるし、、この作品に共感できる人は少ないのではないのでしょうか。。
ただ、ジュリアが旅をするイタリア、インド、バリ島は、それぞれ魅惑的な土地で、登場する人物もみな個性的だし、料理もどれも美味しそうで(特にイタリアのグルメは必見でした♪)、観ているこちらも一緒に観光しているかのように楽しめました。観光映画だと割り切って鑑賞した方がかえって楽しめるかもしれないですね。。ジュリアのような大物女優が出演していた割には残念な出来の映画となってしまいました。。
評価 ★★☆☆☆
映画『食べて、祈って、恋をして』公式サイト
(「食べて、祈って、恋をして」2010年9月 岡谷スカラ座にて鑑賞)
優しいですね。
トイ・ストーリー3は1と2はみてなかったんだけど、ほんとにいい映画でした。
ピクサーにハズレなしだね。ディ&ナイトもよかったな。
ジュリア・ロバーツのは予告編みて共感できず・・
仕事放り出して旅にいってたら、仕事なくなっちゃうよ・・^^;
自分は現実的なんでしょうかね、、とほほ
遅くなりましたが、コメントありがとうございました。
そうなんです。。wancoは自分ばかりブログをやっているように思われたくなかったみたいで(笑)、せっせとテンプレを作ってくれました~。。
本当にピクサー映画にハズレなしですね!
トイストーリーの1と2もオススメの作品なので、機会があったら是非観てみてください♪
デイ&ナイトもいつものピクサーの作風とはちょっと違って、粋な感じの作品でなかなか面白かったです。
ジュリア・ロバーツの映画は楽しみにしてたんですが共感できず、、もう少し人生を変えたいという設定に説得力を持たせてほしかったと思いますね。。
途中から観光映画って割り切って観た方が楽かもしれないね。。