夫婦でシネマ

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ピクサーの愛すべき短編映画たち

2007年08月21日 | ちょっとコーヒーブレイク
ピクサー・アニメーション・スタジオの長編CGアニメ映画『レミーのおいしいレストラン』を観ていたら、過去のピクサー作品が気になって、もう1度ビデオを見返してしまいました。
ピクサー作品では、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』などの長編映画が有名だと思いますが、ピクサーがまだこんなにメジャーではなかった頃は、実験的な試みもあって、CGの短編映画をたくさん作っていたんです。
今回はそのピクサーの初期の頃の作品を紹介しますね。

私も一時期、デジタルスクールでCGを勉強していたのですが、その当時、自分なりに教材として使っていた作品が、ピクサーの初期の頃の短編映画を収めたビデオ「TINY TOY STORIES」(発売元:ブエナビスタホームエンターティメント)でした。下記に掲げている5作品がビデオに収められていて、どれも上映時間は、2分~5分くらいのものです。今、この作品を観ると、当時1980年代に製作されたものなので、かなりCGの粗さなどが目立ちますが、内容の面白さとそのキャラクターのかわいらしさは、今でも充分楽しめる作品に仕上がっているのではないかと思います。


では、ピクサーの初期の頃に作られた短編映画たちをご紹介します。

『アンドレとウォーリーB.の冒険』
(1984年/アイヴィー・レイ・スミス監督作品/上映時間2分)

Story
緑に囲まれた谷間は、のんびりと昼寝をするには最高の場所です。しかし、アンドレが目を覚ますと、するどい針を持った黄色と黒の縞模様のハチが目の前でブンブン唸っています。(公式サイトより抜粋)

まだ、ピクサーではなく、その前身団体であるルーカスフィルム社のコンピューター・アニメーション部門の時代に作られた作品です。CGの粗さがかなり目立って、今のピクサー映画を見慣れている人にとっては作品のクオリティは下がりますが、キャラクターのデザインはとてもかわいいです。アンドレのキャラクターがちょっとミッキー・マウスに似てるかな?
評価 ★★★☆☆


『ルクソーJr.』
(1986年/ジョン・ラセター監督作品/上映時間2分)

Story
赤ちゃんランプは遊びにうってつけのボールを見つけます。大はしゃぎで遊びすぎたあまり、とうとうボールが破裂してしまいます。(公式サイトより抜粋)

ピクサー設立後最初に作られた作品です。今ではすっかりオープニングのピクサーロゴのアニメーションに登場してくる電気スタンドのキャラクターとして有名ですね。電気スタンドの動きだけで感情が感じられて、この大小の電気スタンドがしだいに親子のように見えてくる素晴らしい作品です。
評価 ★★★★


『レッズ・ドリーム』
(1987年/ジョン・ラセター監督作品/上映時間4分)

Story
「イベンの自転車ショップ」の特売コーナーの片隅に置かれている、寂しげな見切り品のお話です。一輪車のレッドは夢の中で、ピエロのご主人様を思い描き・。(公式サイトより抜粋)

この当時、まだ珍しかった夜間のシーンを表現した作品。一輪車のレッドが夢の中で思い描くシーンは、現実と対比させてなんとも物悲しい印象を与えます。この作品も一輪車の動きだけで感情が読み取れて、思わず物語に引き込まれますね。
評価 ★★★☆☆


『ニックナック』
(1989年/ジョン・ラセター監督作品/上映時間4分)

Story
スノードームの中の雪だるまのお話です。雪だるまは、スノーグローブの吹雪に閉じ込められているのに、すっかり飽きてしまいました。(公式サイトより抜粋)

「ファインディング・ニモ」の本編の前に上映された作品なので、観たことのある人は多いのではないかと思います。このアニメーションの雰囲気と音楽がぴったりマッチした作品でしたね。雪だるまが最後までスノードームから出られないのに笑ってしまう楽しい物語の作品です。
評価 ★★★★


『ティン・トイ』
(1988年/ジョン・ラセター監督作品/上映時間5分)

Story
かわいらしい赤ちゃんも、おもちゃにとっては「怪獣」のようなもの。よだれをたらしながら追いかけてくる赤ちゃんから、なんとか逃れたおもちゃのティニーでしたが・・。(公式サイトより抜粋)

「トイ・ストーリー」の原点とも言える作品。プリキのおもちゃがとてもかわいくて、個人的にはいちばん好きな作品です。赤ちゃんがおもちゃに比べるとリアルな感じであまりかわいくないですね。。アカデミー賞の短編アニメーション映画賞を受賞した作品です。
評価 ★★★★★


以上、ピクサーの初期の頃の短編映画たちをご紹介しましたが、その他にも『ゲーリーじいさんのチェス』『フォー・ザ・バーズ』『マイクとサリーの新車でGO!』、最近では『カーズ』の本編の前に上映された『ワンマンバンド』など、面白くて楽しい短編映画がまだまだたくさんあります。ご紹介できないのが残念ですが、短編映画のさわりだけなら、ピクサーの公式サイトからも観ることができますので、ぜひ機会があったら観てみてください。
iTunesからも短編映画の作品がダウンロードして購入できるそうです。

僕もnyancoに付き合わされて、短編映画のビデオを鑑賞しましたが、なかなか面白かったですね。『ゲーリーじいさんのチェス』と『フォー・ザ・バーズ』はiTunesからダウンロードして鑑賞しました。こちらの作品もさすがアカデミー賞を受賞しただけあって面白かったです。


短編映画はココから観れます!
ピクサー公式サイト

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2 コメント

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こんばんは。 (白くじら)
2009-04-20 22:05:09
こういう記事が上げられていたなんて!
レミーの頃でしたか。

『アンドレとウォーリーB.の冒険』がピクサー作と言うのは実は最近になって知ったもので、一連の作風とは少し違っていたように思えていました。
というのも電気スタンド、一輪車、オモチャといった何でもないものに命を与える…と作風をイメージしていたもので。(^^;
最近は、人間なども出てきていますが、相変わらず、笑いのツボを押さえた作りで、ショートであっても、十分に楽しめる作品ばかりですね。
これからも作っていって欲しいものです。

nyancoさんのデザイン力の基が少し判ったような気がします。(^^)

トラックバックありがとうございました。
こちらからもさせていただきました。
コメントありがとうございます (nyanco)
2009-04-28 13:45:30
白くじらさん、こんにちは♪
遅くなりましたが、コメントありがとうございます!

私のピクサーとの出会いは、やはり有名な『トイストーリー』がきっかけでした。
『トイストーリー』を初めて観た頃からピクサーの世界観にハマってしまって、思わず初期の頃の短編集のビデオを購入してしまったんです。
短編といっても、本当にどれも充分に楽しめる作品ばかりで、20年ほど前なのにそのクォリティの高さはさすがピクサーだと思いました!
教材としてもすごく役に立ちましたね。(^^)

ありがとうございます。
絵を描くのは好きなので、またイラストなどを順次アップしたいと思っています♪

こちらこそTBありがとうございました。

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