夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

あなたは私の婿になる

2009年11月09日 | あ行の映画
Story
ニューヨークの出版社で編集長として辣腕をふるうマーガレット(サンドラ・ブロック)は40歳。その暴君ぶりから社内では密かにクソ女呼ばわりされていた。が、ある日突然、国外退去を告げられ愕然とする。実はカナダ国籍の彼女、うっかりビザの申請を怠っていたのだった。このままではせっかく築いたキャリアを失ってしまう。窮地に立たされ、咄嗟に絶対服従のアシスタントで28歳のアンドリュー(ライアン・レイノルズ)と結婚することを宣言するのだが…。(goo映画より)
2009年/アメリカ/アン・フレッチャー監督作品





評価 ★★★☆☆

サンドラ・ブロック主演のロマンチック・ラブ・コメディ♪

国外退去を免れるために好きでもない男と偽装結婚するという趣向はピーター・ウィアー監督の「グリーンカード」('90)と同じ設定ですが、こちらは、よりお手軽なラブコメディに仕上がっていました。

序盤のNYの場面。部下のアンドリューとの掛け合いが結構面白かったので、これはいけるぞ、と思ったのですが、アラスカに移ってからとたんにさむくなってしまいました。後半が平凡な展開になってしまったのが残念です。

サンドラは最初はギスギスした顔立ちで登場するのですが、次第に彼女本来の可愛らしい顔に変わって行くのが心境の変化を現していて良かったです。





評価 ★★★☆☆

監督は『幸せになるための27のドレス』のアン・フレッチャー!

私もwancoと同じで、序盤のニューヨークでのシーンが好調な滑り出しだったので、これは面白いぞと期待して観ていたのですが、アラスカのシーンに切り替わると、だんだんトーンダウンして面白さが持続しなかったのが残念でした。。
アラフォー女性と12歳も年下男性との恋愛話はイマドキな感じがして、設定にはすごく惹かれるものがあったんですけどね。肝心の物語の方が今ひとつ盛り上がりに欠けて、消化不良な感じに終わってしまいました。。

主演のサンドラ・ブロックはさすがラブコメにたくさん出演しているだけあって、今作のコメディエンヌぶりも良かったです。笑わせてくれるところはきちんと笑わせてくれるし、シメるところはきちんとシメる。また、彼女は女性から見てすごく共感できるタイプの女優さんなので、彼女の出演している作品は、いつも安心して観ていられるような感じがありますね。

それに対して、アンドリューを演じたライアン・レイノルズは、サンドラの相手役にしてはちょっと役不足だったかな。。彼はアメリカ人から見たらナイスガイなのかもしれないけど、私から見るとなんとなく華が足りない感じがしたんですね。。今までのサンドラの恋愛映画の相手役はというと、ヒュー・グラントとかキアヌ・リーヴスのような大物ばかりだからかもしれないけど、もう少し女性が萌えるようなイケメン俳優を起用してほしかったと思います。。

というわけなので、私はこのサンドラとライアンの恋愛話にはハマれなかったです。。でも、このライアン・レイノルズって実生活ではあのスカーレット・ヨハンソンの旦那さんみたいですね!あんなセクシーな女優さんと結婚できるということは、実は魅力的な男性なのかな?!(^^;

ラブコメの点ではイマイチでしたが、この映画は家族をテーマにした作品でもあるので、その辺りのくだりはホロッとくるものがありました。身よりのないキャリア・ウーマンの女性が、彼の家族の愛情に触れて、忘れかけていた感情に目覚めていく。こういったお約束な展開でも、それなりに楽しめるのがハリウッド映画の良いところですね。


映画『あなたは私の婿になる』公式サイト


(「 あなたは私の婿になる」2009年11月 松本市 シネマライツ8にて鑑賞)

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです (KGR)
2009-12-03 16:55:02
まあ、こんなものかな、という感じでした。

ライアン・レイノルズはアメリカではとても人気があるようですね。
「ウルヴァリン」からのスピンオフ「デッドプール」にも主演する予定です。
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こちらこそご無沙汰で、 (wanco&nyanco)
2009-12-12 00:32:34
KGRさん、こんばんは。
コメとトラバ、ありがとうございました。

ライアン・レイノルズがそんなに人気があるとは知りませんでした。
「ウルヴァリン」にも出てたんですね。
気づきませんでした。(笑)
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こんにちは。 (白くじら)
2010-06-13 13:39:00
これは無難な作品でした。(^^;
私もラブストーリーというよりも家族愛のストーリーだと思いました。
家族の中でも、飛びぬけておばあちゃんがよかったですねぇ。

それにしても、いきならアラスカに行くとは思ってもいませんでした。(^^;

トラックバックありがとうございました。
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あっ。 (白くじら)
2010-06-13 13:39:29
あ、間違えました。
トラックバックさせていただきました。(_ _)
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追伸 (白くじら)
2010-06-13 13:40:35
劇場公開時は「婿」だったのですね。
どうしてDVDはムコになったんだろう。
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「ムコ」について。 (wanco & nyanco)
2010-06-22 21:57:43
白くじらさん、こんばんは。
コメント、トラバ、ありがとうございました。

家族愛の映画としてみれば、また違った面白さがありますね。

婿がムコになったのは、漢字が読めない人が多くなったためでしょうか?最近の吹き替え版の増加とともにちょっと考えさせられてしまいます。

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