
今年の9月に引越しをしたのですが、それからずっとバタバタしていて、レビューがなかなか書けないでいました。。映画は以前と変わらず観ていたので、レビューはたまるいっぽう。。気づけば、もう年末。。今年も残り少なくなってきましたが、やっぱり観た映画のレビューは書きたい!ということで、『年末まとめて映画レビュー!』という形でアップすることにしました~。。
今年に観た映画で、書いていなかったレビューは、wanco(主人のことです)と合わせて20作品以上になります。。vol.1~vol.2、3、4という形で少しずつアップしていこうと思ってます。
やっぱり、観た映画はその都度、レビューを書いていかないと、たまるいっぽうですね。。wancoはきちんと書いている方なので、ほとんど私がためました。。^^; 年末まではブログに専念できそうなので、できれば、観た映画すべてアップしたいと思ってます。
では、レビューは次のとおりです!
幸せのレシピ
2007年/アメリカ/スコット・ヒックス監督作品
 | CAST
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
アーロン・エッカート |

季節は冬。外の寒さと対照的に、料理の温かさ、人のぬくもりの暖かさが伝わってきました。キャサリン・ゼタとアーロン・エッカートは美形コンビでしたが、こういうお話では現実味に欠ける感じ。オリジナルの「マーサの幸せレシピ」の方が、お料理がおいしそうでした。
評価
★★★☆☆

オリジナルの「マーサの幸せレシピ」とストーリーの展開、細かいシチュエーションまで全く一緒だったのが気になりました(ラストは違うけど)。せっかくリメイクしたのだから、もう少し違った展開で見せてほしかったです。リメイク版は派手な演出が目立ったけど、オリジナルの内容に少し手を加えただけの印象に終わってしまいました。オリジナルのマーサを演じたマルティナ・ゲデックの方が、完璧主義者だけど弱い人間を好演していて、こっちのキャラクターの方がずっと共感できましたね。キャサリンとアーロンの美形コンビのせいか、今ひとつリアリティに欠けてしまい、料理人に見えなかったのも残念。
評価
★★★☆☆
映画『幸せのレシピ』公式サイト
(2007年10月 長野 岡谷スカラ座にて鑑賞)
クローズド・ノート
2007年/日本/行定勲監督作品
 | CAST
沢尻エリカ
伊勢谷友介
竹内結子 |

沢尻エリカも好演していたのですが、なんといっても竹内結子がとても良かったです。彼女の演じる小学校教師・伊吹の奮闘ぶりは、観ていてとても心が温かくなりました。竹内結子が復帰してから、私はこの作品が初めて観た作品になるのですが、結婚、出産、離婚、という数々の経験を乗り越えてきたせいか、以前よりも演技に一皮剥けたような印象を受けましたね。ラストの沢尻が竹内の日記を読み上げるシーンも感動的でとても良かったです。
評価
★★★★☆
映画『クローズド・ノート』公式サイト
(2007年10月 長野 岡谷スカラ座にて鑑賞)
オーシャンズ13
2007年/アメリカ/スティーブン・ソダーバーグ監督作品
 | CAST
ジョージ・クルーニー
ブラッド・ピット
マット・デイモン
アル・パチーノ |

テンポの良い展開で『12』よりは面白かった。せっかくアル・パチーノを出演させたんだから、もっと凄みを出して欲しかったですね。冒頭の金庫破りのシーン。ブラピがスルスルと巻き物みたいに展開したシートに、金庫内部のメカが映し出される場面におーっ、となりました。きっとあれは有機ELディスプレイで、超音波センシングで内部の様子を映し出しているのかな、と関係ない事を考えて見てました。
評価
★★★☆☆

今作の『13』は、ストーリーも単純で分かりやすかったですね。仲間の一人の仕返しのために、仲間全員で徹底的にリベンジする、というのが面白かった。相変わらずジョージ・クルーニーが渋くて格好良かったです。前作のジュリア・ロバーツ、キャサリン・ゼタ、と比べると、今作はヒロインらしいヒロインが登場せず、ちょっと物足りなかったかな。
評価
★★★☆☆
映画『オーシャンズ13』公式サイト
(2007年9月 長野 岡谷スカラ座にて鑑賞)
HERO
2007年/日本/鈴木雅之監督作品
 | CAST
木村拓哉
松たか子
大塚寧々
阿部寛 |

映画版ということで気負ってしまったのか、登場人物が多すぎて、上手く処理しきれずに物語が進行してしまったような印象を受けました。中井貴一が登場したテレビ版のスペシャルドラマの方がずっと面白かったです。ドラマの時のように、一つのテーマに絞って、もっとシンプルにした方が面白くなったような気がします。キムタクと松たか子の恋愛話も、描き方が中途半端になってしまって、思ったより盛り上がらなかったですね。唯一の見どころは、クライマックスの裁判シーンで、キムタクの長台詞が緊張感あふれる良いシーンに仕上がっていました。
評価
★★★☆☆
映画『HERO』公式サイト
(2007年9月 長野 岡谷スカラ座にて鑑賞)
輝ける女たち
2006年/フランス/ティエリー・クリファ監督作品
 | CAST
ジェラール・ランヴァン
カトリーヌ・ドヌーブ
エマニュエル・ベアール
ミュウミュウ |

人物関係が複雑で、それを把握するまで一苦労。華やかなキャバレーを舞台に、出て来る俳優達も豪華です。オーナーの急死で、遺産として転がり込んで来たキャバレー。その運営を通して、各人各様、それぞれの道を見出して行く過程がショーの場面をちりばめながら展開して行くのが良く出来ていました。ラストで主人公のニッキーが海辺を一人歩いて行きますが、はたして恋人の待つアメリカへ行くのでしょうか?僕としては、一人巡業の旅を続けるのかな?と思ったりもしました。
評価
★★★★☆

一度バラバラになった家族が、オーナーの急死したキャバレーの運営をめぐって、しだいに家族が再構成されていくというテーマが良かったです。主人公のニッキーをはじめ、登場人物がみな個性豊かで面白い。特に、ニッキーの元妻・アリスを演じたカトリーヌ・ドヌーヴが好演していました。彼女の上品な美しさは年老いても健在で、同性から見てもうっとりしますね。
キャバレーの歌手、エマニュエル・べアールと、ニッキーの娘、ジェラルディン・ペラスがそれぞれ吹き替えなしで歌うシーンがありますが、いまいち歌が上手くなかったせいか、せっかくの良いシーンなのに入り込めなかったのが残念でした。
評価
★★★★☆
映画『輝ける女たち』公式サイト
(2007年10月 長野 塩尻東座にて鑑賞)
vol.2、3、4と続いていく予定です!
今しばらくお待ちくださいね。。
僕は、エマニュエルの歌には、ぞっこんでしたよ。
飛行機の嫌いなニッキーは、船でアメリカに向かうのでしょう。でも、船旅の中で、まただれかに恋しちゃいそうですね。
コメントありがとうございました。
フランス映画らしいお洒落だけど、ちょっとほろ苦いような素敵な映画でしたよね。
私もラストのニッキーの旅立ちのシーンがなんだか格好良くてとても好きなシーンです。
また、誰かに恋をしてしまいそうなのがニッキーらしくていいですよね♪