夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

年末まとめて映画レビュー! vol.2

2007年12月21日 | ちょっとコーヒーブレイク


もう今年も残り少なくなってきましたね。去年にくらべると、今年は猛烈に忙しかったせいか、レビューをたくさんためてしまいました。。二人で観た映画は、僕は書いてるんだけど、nyanco待ちのレビューが多かったかな(笑)。でも、今急ピッチで書いてますので、今年を懐かしむような感じで、引き続きレビューを楽しんで頂けたら幸いです。

では、レビューは次のとおりです!


エディット・ピアフ ~愛の賛歌~
2007年/フランス=チェコ=イギリス/オリヴィエ・ダアン監督作品

CAST
マリオン・コティヤール
ジェラール・ドパルデュー

子供時代から晩年までの様々なエピソードを描いていて、その一つ一つは情感が溢れていて心に残るのですが、最後に”私は後悔しない~♪”で無理矢理まとめたみたい。エピソードの中では、ピアフの愛人が飛行機事故に遭った時の場面、子供時代のピアフに父親が盗んで来た(たぶん)お人形をプレゼントする場面 が印象的でした。

評価 ★★★☆☆

ピアフを演じたマリオン・コティヤールが熱演してました。歌も吹き替えなしで素晴らしい歌声を披露しています。外見もとてもよく似せていますが、実際のピアフと比べるとちょっと下品になりすぎてはいないか、そんなことを考えさせられる場面もありました。現在のシーンと過去のシーンが錯綜しながら物語が進行していくので、ちょっと分かりづらいところはあるものの、かえって様々な場面が心に焼き付いて、印象に残る映画になっていました。

評価 ★★★★

映画『エディット・ピアフ ~愛の賛歌~』公式サイト

(2007年10月 松本 テアトル銀映にて鑑賞)



天然コケッコー
2007年/日本/山下敦弘監督作品

CAST
夏帆
岡田将生
夏川結衣
佐藤浩市

夏帆ちゃん演じる右田そよの中学校二年生からの2年間を描いた映画です。今にも廃校になりそうな田舎の中学校ですが、何気ない日常を取り上げて、思春期の少女たちのキラキラとした大切な日々として描いています。友達との海水浴、東京から転校してきた同級生のイケメンさんとの恋、夏祭り、東京への修学旅行など、何か特別な事件が起こるわけではないんだけど、いつのまにか、右田そよの日常生活に同調して、観ているこっちまで楽しい気持ちになる映画です。少女たちの話す島根県の独特の方言が、またこの映画の雰囲気ぴったりで可愛らしかった。

評価 ★★★★

映画『天然コケッコー』公式サイト

(2007年9月 長野 長野ロキシーにて鑑賞)



ヘアスプレー
2006年/アメリカ/アダム・シャンクマン監督作品

CAST
ニッキー・ブロンスキー
ジョン・トラボルタ
ミシェル・ファイファー
クリストファー・ウォーケン

有名なボルチモア大学黒人学生入学拒否事件の新聞記事が示すように公民権運動が盛んな時代。ヒロインのトレーシーが言う ”ニューフロンティア!”、”人と違うっていう事は素晴らしい!” というセリフが、まだ未来に希望があふれていたアメリカを表しているようでした。おデブの復権を人種差別撤廃に絡めて描いています。陽気でハチャメチャなミュージカルでしたが、根底にながれるものは結構シビアな現実でした。

評価 ★★★★

おデブでも自分の夢を諦めず、明るく前向きに生きるヒロインにとても好感が持てました。母親役の女装したジョン・トラボルタも面白い!中盤はちょっとダレ気味になりますが、クライマックスのTVショーのパフォーマンスは、最高に可笑しくて楽しめるシーンになっています。ヒロインのトレーシーを演じたニッキー・ブロンスキーをはじめ、ジョン・トラボルタらの歌と踊りは素晴らしく良かった。そのショーで彼等が歌った曲「ユー・キャント・ストップ・ザ・ビート」が私はとても気に入って、思わずiTunesでダウンロードして購入してしまいました。

評価 ★★★★

映画『ヘアスプレー』公式サイト

(2007年11月 山梨 グランパーク東宝8にて鑑賞)



ALWAYS 続・三丁目の夕日
2007年/日本/山崎貴監督作品

CAST
吉岡秀隆
堤真一
小雪
堀北真希
薬師丸ひろ子

待ちに待った続編!楽しみにしていたんですが、今作は前作を超えられなかったように思います。前作で感じた爽やかな感動が今作では見られなかったです。脚本が前作に比べると、単調で安易な展開が多く先が読めてしまうので、面白さが持続しない。この映画のクライマックスである、淳之介の養育権をかけた茶川の芥川賞受賞なるか?という最大の見せ場においても、今ひとつ盛り上がりに欠けて、ただのメロドラマを見ているような印象を受けてしまう。でも、前作同様に、昭和34年の東京の街並みをCGでリアルに再現した技術は凄いです。今作は、肝心のドラマの部分が弱かっただけに、前作以上の面白さが味わえなかったのが残念でしたね。

評価 ★★★☆☆

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』公式サイト

(2007年11月 長野 岡谷スカラ座にて鑑賞)



グッド・シェパード
2007年/アメリカ/ロバート・デ・ニーロ監督作品

CAST
マット・ディモン
アンジェリーナ・ジョリー
アレック・ボールドウィン
ウイリアム・ハート

CIAの前身であるOSS創設にまつわる話とピッグズ湾事件を扱っていて、大変興味深く観る事が出来ました。しかし、マット・ディモンが終始沈痛な面持ちで演じているため、そんなにいやなら辞めればいいじゃん、と何度もつっこみたくなりました。例え間違っていてもいいから仕事に対する情熱みたいなものが表現されていれば良かったと思います。マフィアのおっさんが、お前らアメリカ人にはいったい何があるんだ?と質すのに対してディモンが、アメリカ合衆国だ、と答える場面がこの映画の主題かもしれません。ディモンがボトルシップを作る場面が何度か挿入されています。ビンの中の船は、自分自身(またはアメリカ合衆国)だということに無意識ながらも気づいていたのかもしれません。

評価 ★★★★

大好きなデ・ニーロの監督作品第2弾!彼の初監督作品「ブロンクス物語」がなかなか良い出来だったので、期待して観に行きました。感想はというと、今作も期待を裏切らない面白さで、主人公をめぐる「公」=CIAの任務 と「私」=家族、恋人とのプライベート の場面が交互に展開されるので、最後まで飽きることなく一気に観れましたね。特に、「公」よりも「私」の場面の方がよりドラマチックに描かれているので、女性はこっちの場面の方が釘付けになるのではないでしょうか。
マット・ディモンがこの「公」と「私」でそれぞれ別の顔を持つ主人公を好演していたので、非情だけど魅力的なキャラクターに思えました。唯一の欠点は、彼の妻を演じたアンジェリーナ・ジョリーが奔放すぎて、作品のイメージに合っていなかったこと。ミス・キャストだったかな。

評価 ★★★★

映画『グッド・シェパード』公式サイト

(2007年10月 松本 アイシティシネマにて鑑賞)



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2 コメント

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(〃⌒ー⌒)/どもっ♪ (miyu)
2007-12-25 22:42:25
「天然コケッコー」はとてもほのぼのとしていていい作品でしたよね!
あたしはとても大好きです~♪
「ヘアスプレー」はあたしもちょっと中盤ダレ気味に感じたのですが、
やっぱり楽曲が良かったし、観ていて楽しかったですよね。
「グッドシェパード」はとても観ていて引き込まれたので、
気付きませんでしたが確かにそんなに嫌ならやめたらいいじゃん!
はめちゃんこ的確なツッコミですね~(´▽`*)アハハ
こんにちは♪ (nyanco)
2007-12-28 12:40:17
早速、コメントを頂いてありがとうございます♪
「天然コケッコー」はほのぼのとしていて、なんだか童心に帰りました。(^^)
過疎化のせいとはいえ、ああいう風に小中学生が一緒に机を並べるのはいいですよネ。

「ヘアスプレー」は本当に楽曲が最高でした!
踊りも楽しくて、観ていて惹き込まれる映画でしたね♪

「グッドシェパード」は確かにそうですね~。
終始沈痛な面持ちのマット・ディモンが私も気になりました。
もう少し仕事に対する情熱とかが見えればもっと良くなったんでしょうね。^^;

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