香港に恋して(旧:にゃんこの日記)

大好きな香港を中心に健康、美容、食べ物、ひと‥何でも綴っていきます

冬の気象警報

2011-01-31 | おもしろ発見
香港に行く度、楽しみにしているのが、JCBプラザやJALのラウンジで『香港ポスト』をもらってくること。

『香港ポスト』の紙面は、香港と中国の経済・政治動向から始まり、健康、美容、食、文化など実に話題豊富。
また香港在住者の貴重な情報交換の場ともなっており、在住者のみならず、香港に興味のある人なら興味引かれる
生の情報満載。

でも、面白いだけに、日本にいる限り毎号読めないことがとっても残念だった。

そうしたら、昨年11月頃、『香港ポスト』がPDFで取り出せることを知り、同時に『日刊香港ポストe-mail版』
なるものの存在も知って、早速申込みをして購読するようになった。
コレはホント嬉しかったな~。

この日刊版、記事は「天気予測」「気温予測」「湿度予測」「空気汚染」と気象情報から始まるのだが、
ビックリするのは、最高気温が17℃あっても「寒冷警報」
湿度が45~70%で「乾燥警報」が出されていること。さすが亜熱帯だ‥。





ちなみに今の東京は、幸か不幸か晴天続きで、カラカラ空気がとにかくひどい。
そのため、喉をやられる人、風邪、インフルエンザにかかる人も多発し、住宅火災も頻発している。
実際私も、肌はカピカピで粉ふきイモ状態だし、黙っていても喉が渇いてしょうがない。

湿度は30%いかない日も多く、香港みたいに45~70%でもあれば理想的だと思うのだけど、
香港人はそれを「乾燥してる」と感じるんですねえ。

気温も、北国育ちのわたしとしては、ぜ~んぜん暖かいと思うんだけど、現地に行くと、若い女の子なんか、
11月くらいからロングブーツ穿いてる子も結構いるし、革ジャン着込んでるオッチャンも多い。

やはり彼ら的には「寒冷」なのか‥。





でも、香港の場合は、季節を問わず、室内の冷房がガンガンにきいているから、一旦、建物に入ると
日本人は上着が必要なんですよね~。
だから、わたし的には年中「室内寒冷警報」を発令したい、というのが正直なところかも‥。




旧正月3

2011-01-30 | 文化
今日は旧正月に食べる「賀年食品」をいくつかご紹介します。
(実物の写真がなくてゴメンナサイ‥)


ランガムプレイス2010



『年ゴウ』米の粉などのでんぷん等で作ったやわらかいお餅→「年年高升」年々、収入や運気が上昇する。

『煎堆』ゴマをまぶした丸いドーナツ→雪だるま式にお金がたまる。

『開心果』(ピスタチオ)→殻が開いて笑っているように見えることから、「嬉しい」「楽しい」と笑って過ごせる。

『笑口棗』これもゴマをまぶしたドーナツ→生地が割れ、パカッと口を開いたような様子から、笑顔が絶えないように。

その他、『蛋散』『油角』といった揚げ物や、金華ハム入り『大根餅』、カボチャ・スイカの種『瓜子』『黒瓜子』なども
よく食べられるもので、意味合いはやはり基本お金がらみ‥。

珍しいのが『髪菜』と呼ばれる、細い髪の毛のような藻。一見、スチールウールたわしに似ている(?)。
これは発音が“ふぁっちょい”と「恭喜發財」(ごんへいふぁっちょい)の「發財」(お金が儲かる)に似てるんですねー。
乾物問屋街を歩いていると見かけたりもするんだけど、近年は乱獲により採取できなくなり、現在、出回っているのは
残念ながらほぼ模造品。


パシフィックプレイス2010

今年のウサギちゃん見たかった‥(涙)。



ちなみに、旧正月の“やってはいけない”(タブー)は、

「掃除をしてはいけない」→運を掃き出してしまうから。
「洗髪してはいけない」→上と同じ。運を洗い流してしまうから。
「刃物を使ってはいけない」→幸運を切ってしまう。だから髪を切るのもアウト。そのため、この時期の
美容院はガラ空き。
「買い物をしてはいけない」→お金が貯まるように。特に靴(鞋)は発音が“はーい”と辛い時のため息に
似ているから厳禁。
「貸してはいけない」→人に貸してばかりの一年になるから。
「白いものを食べてはいけない」→湯葉や豆腐など白い食べ物は、死や病気を象徴するのでダメ。
「前年度の話をしてはいけない」→過去を振り返らず気持ち良く新年を迎えるため。

と、人によっては、さらにとめどなくあるらしい。

逆に良いのは「風車」
香港人は、風車を回しながら歩いて運気を好転させたり、幸運を呼び込む。

旧正月ではないけれど、北角の街市にある地元民&観光客に大人気の店「東寶小館」も、風車を置いてから
商売繁盛し出したと言うし、これは侮れないかも‥!?と思ったワタシであった。




旧正月2

2011-01-29 | 文化
香港での新年の挨拶は「恭喜發財」(ごんへいふぁっちょい)
言うときは、両手を組み合わせて前後に振るジェスチャーを加えながら。

意味は「お金がたくさん儲かりますように」と、いかにも中国圏らしい。


香港国際空港2009

人間関係がうまれる「桃の木」を中心にお金が入ってくる「みかんの木」



他にも「青春常駐」(いつまでもこのまま若くいられますように)
    「心想事成」(願いがかないますように)
    「笑口常開」(いつでも笑顔でいられますように)

等々のバージョンがあるが、

「横財就手」(競馬・宝くじなどが当たりますように)

なんていうのもあり、思わず笑ってしまう。


ランガムプレイス2009

色とりどりの獅子


気になる「利是」(お年玉)は、日本のように子供だけに配るものではなく、普段お世話になっている人、
つまりマンションのドアマンやお掃除の人、職場の部下など、かなりの人に赤い利是袋に入れて渡す。
入れるお金は、新札がベストなので、年末は銀行にちょっとした行列ができる。


ランガムプレイス2009



現在の最低額の相場は$20だが、$10の人も結構いるそうで、その際、$10硬貨だと、袋を触って
「あ、硬貨だ、$10だ。ケチやな~」とバレてしまうため、硬貨に切り替わった翌年、$10紙幣が復活したたらしい。

で、この時期になると、ドアマンやお掃除の人たちが、やたらニコヤカで親切になるんだって。わかるな~(笑)。


ランガムプレイス2009



ちなみに、赤い利是袋を模した「利是」の文字入パッケージに入った「利是糖」なんていうのも売っている。
(お金の方がいいよね‥)

ニューワールドセンター2009

クローズ後の現在はどうなっているのだろう‥。


そうそう、最近たまたま知ってビックリしたこと。
以前から「元旦生まれの人って絶対ラッキーだよな~、羨まし~」なんて思っていた私。
そうしたら、ナント、自分の誕生日が旧正月ドンピシャだったのよ。
まさか自分が実は元旦生まれだったとは‥あ~驚いた。。



旧正月

2011-01-28 | 文化
間もなく旧正月。
香港では、街中や建物内などいたるところに、おめでたい赤や金色の飾りつけが溢れ、人々もいつになく楽しげ‥。

旧正月は、英語で「Lunar New Year」と呼ぶとおり、地球が太陽の周りを回る周期を基にした「太陽暦(グレゴリオ暦)」に対して、月の運行(満ち欠け)によって決められる「太陰太陽暦」の1月1日のことで、2011年は2月3日。

ちなみに日本でも明治5年までは、太陰太陽暦を使用。太陽暦導入以降、以前の暦は「旧暦」とされた。

そう、この時期は、華やかなだけではなく、超近代都市・香港における中国文化を目の当たりにする絶好の
機会でもあるので、わたし的には毎年ぜひ滞在したいのだが、残念ながら今年はムリそう。
卯年だから、ショッピングモールとかに可愛いウサギちゃん飾りがありそうで期待してたんだけどな~。

しょうがないので、以前(2009年)の旧正月前の写真を泣く泣く?アップしてみたいと思います。

ホリデイインゴールデンマイルのエントランスを入ったら、“人間関係が沢山うまれる”という桃の花と提燈がお出迎え。








フロントには、“お金が入ってくる”ようにみかんの木が。





ワンペキンのエレベーターフロアで伝統楽器の演奏。
お正月の音楽だったのかは不明‥でも多分そうだろうな。
脇に置かれているのが“繁栄”を表す水仙。





尖沙咀そごうの年賀ポスター。





2009年は丑年でした。



奇華のパンダクッキー

2011-01-27 | おみやげ
職場や習い事への香港みやげを買うのに、よく利用するのが『奇華餅家』
中でも、パンダクッキー(熊猫曲奇)は、見た目もカワイイし、誰からも好まれるオーソドックスな
味わいで、間違いがない。



$40(18個入)

そのため、「おみやげ何にしよう‥」と毎回アレコレ考えても、結局コレに落ち着いてしまうことが多い。
やっぱり、せっかく買ったおみやげ。できれば全員に喜んでもらいたいもんね。





個別包装なので、配るのに最適。





街中では、尖沙咀、旺角、中環など、あちこちに店舗があるが、私は九龍城に行った時、必ず立ち寄る
九龍城廣場(Kowloon City Plaza)内の店舗で買うことが多い。
あとは香港国際空港内の店舗も、帰りがけにサクッと立ち寄れて、荷物を持ちたくないときには、
とっても便利!

サクサクで、ほど良い甘さと風味。飽きのこない美味しさで、自分用も買うようになった今日この頃‥。


奇華餅家 Kee Wah Bakery
香港国際空港内(T1 出発フロア・出国手続き前のエリア)
電話:2261-0616
営業:7:00~23:00