昨年の12月、オアフ島に旅行へ行った時に、路線バスに乗った。僕はオアフ島ではバスを利用する事が多い。オアフ島のバスは意外に便利で、どこへ行っても一律2ドルという料金である。昨日紹介したハレイワ(ワイキキからバスで2時間弱)にも2ドルで行く事が出来る(うまくいけば2ドルでオアフ島1周も可能・・・ただ、バスに4時間近く乗り続けなければならないが)。
昨年のバスの旅の目的地はラニカイビーチ。ラニカイとはハワイ語で“天国の海”という意味らしい。ラニカイビーチに行くきっかけとなったのは、ハワイを特集した雑誌で、ラニカイビーチの写真が載っていて、どうしても自分の目で見たいと思ったからだ。
昨年、ホノルルマラソンに出場するために宿泊していたアラモアナホテル近くにあるバスターミナルから56系統のバスに乗った。56系統のバスに乗る際にバス料金の2ドルを支払い、運転手からトランスファーチケットをもらい、空いている座席に座った。バスには日本人の乗客は僕しかいなかった。バスは渋滞も無く30分程でカイルアの街に着いた。カイルアの街で70系統のバスに乗り換えた。70系統のバスに乗るときに、56系統のバスに乗るときにもらったトランスファーチケットを70系統のバスの運転手に渡した。これで、70系統のバスに無料で乗ることが出来る。70系統のバスに乗って10分もしない間にラニカイビーチ近くの住宅街についた。・・・(注)アラモアナバスターミナルからラニカイビーチに向かう場合、57系統のバスに乗り、カイルアショッピングセンター前のバス停で降り、70系統のバスでラニカイビーチへ向かった方が便利です。
ラニカイビーチの前は閑静な住宅街が広がっており、ビーチに行くには住宅と住宅の間の小路を抜けなければならない。小路を抜けると青い海と白い砂浜がきれいなビーチがあった。ビーチに到着したのは午前10時ぐらいだったが、人影はまばらだった。僕はビーチについた時に、何度も大きく深呼吸した。ラニカイビーチでは、1時間弱の短い時間ではあったが、静かに自分だけの時間を過ごすことが出来た。機会があれば、今度もまた行こうと思った。
ラニカイビーチから見た住宅街の様子である。住宅の前にヨットがあったりして多分高級住宅街である。ビーチに立っていると将来はこの付近に家を建てて住むという現実的には不可能に近い夢が頭の中に浮かんだ。
ラニカイビーチから歩いて15分のところにあるカイルアビーチです。
オアフ島東部は風が強い場所が多く、カイルアビーチはカイト・ウインドサーフィン・パラセイリングなどを楽しむ人でにぎわっていました。カイルアも青い海・白い砂浜のきれいなビーチです。ただ、個人的にはラニカイビーチのほうが好きです。
帰りは行きと同じ経路でアラモアナバスターミナルへ戻ってきた。他の方のホームページなどでカイルアビーチ・ラニカイビーチへ行った人の体験記を見るとレンタカーを借りて行った人が多かったようだ。バスでカイルアビーチ・ラニカイビーチを目指す方は、出かける前にカイルアショッピングセンター・カイルアビーチ・ラニカイビーチ付近のバス停とバスの時刻表を大まかに頭に入れておくことをお奨めします。70系統のバスは1時間30分に1本の割合でしか来ないので、70系統のバスにあわせて計画を立てるのがベターだと思います。