福島原発のトラブル

福島原発で発生している問題は、大きな課題を抱えていながら
原子力発電開発を推し進めてきたことによるものではないか。
「安全」で「安心」して「長期需要」に対するものとして、
何も問題意識を提示しないままに推進して来たものと考えられないか。

よくよく、冷静に考えてみれば、日本列島は火山帯の上にあり、
いつ何時に関らず火山活動による、災害等を考慮しなければならない。

今回は、特に東北関東大地震による災害がその証明とならないか。
何十年・何百年に関らず、明日にも明後日にも発生しうる災害が有る
ことを考慮すべきではないか。
何百年に一度発生しても、それは我々に直接降りかかることに繋がる。

そのような状況の中で、原子力発電を開発する場合に、
地元の住民が反対を表明するのは、
まさにこれらの不安が人間として、表しているのではないか。
何か解からないけれども、心からの不安を感じていると、考えられる。
これは、「人間」としての心情と捉えることが出来る。

特に、二度に亘る原子爆弾を投下され、またビキニ環礁での被爆の
事実が日本国民の心情として深く横たわっている。

今、切実に願うことは、最悪な被爆を四度目の事実とならないことを
願うばかりである。
現実にその作業に関っている人達は、必死で取り組んでいる事と
推察する事が出来る。
是非、最悪の事態にならないことを、切に願うばかりである。
この危惧が危惧であることを願いながら。

追記
原発に関する情報「原発がどんなものか知って欲しい」を見つけました。
実際に原発に携わり、内部から通した目で語られています。
また、管理する側の立場も詳細に語られています。
いかに脆弱な計画で進められているかが良く理解出来ます。
是非、参考にして頂ければと思います。

天下の国営放送を見ていると、放射能漏れのデータを「安全である。」と
言われています。
この報道発言は、訂正すべきです。
放射能がどんな場合でも漏れていれば事故であり、重大な影響を受ける事に
繋がります。
測定地での測定レベルは、発表された測定値ではあるかも知れませんが、
上空とか海面・海での測定値は、一度も公表・発表されていません。
であるのに、何故安全値であると報道するのかが不思議でなりません。
是非、天下の国営放送の報道も注意しながら見て欲しいものです。