奈良東大寺 二月堂
二月堂 閼伽井屋
東大寺二月堂修二会
(お水取り)
東大寺の東側の丘陵上にある二月堂あたりを「上院」地区と呼ば
れ、東大寺大仏や大仏殿よりも古い歴史をもっている。
「上院」地区には、東大寺の前身である金鐘寺(こんしゅじ)が
早くから存在していた。
金鐘寺は、神亀五年(728)に生後僅か一年で亡くなった
聖武天皇の . . . 本文を読む
(保存修理なった磐台寺観音堂)
(磐台寺観音堂 遠景)
「磐台寺観音堂 保存修理工事概要」
「沼隈郷土文化研究友の会」総会後の事業として、
「磐台寺観音堂 保存修理工事概要」について、
(財)文化財建造物保存技術協会の
佐藤 武王(さとう たけお)主任から講演を頂いた。
☆ 磐台寺観音堂(通称:阿伏兎の観音さん)は、暦応年間からの歴
史を持つと伝えられて . . . 本文を読む
浄土真宗が中国地方に展開していく拠点となった備後光照
寺について、建築物と絵画に目を向け、二回に分けて紹介し
ていく。
光照寺山門(こうしょうじさんもん)
昭和63年(1988)12月26日広島県文化財指定
光照寺は、健保四年(1216)明光上人が開いたと伝
え、浄土真宗寺院としては西国において最初に開基され、以
来西国における総本山格と . . . 本文を読む
磐台寺観音堂
「磐台寺観音堂」と言われてもピーンと来ない方も大勢居ると思うが「阿伏兎の観音さん」と言えばほとんどの方が「アッー」と言われる程知られている。
今回は、「磐台寺観音堂」と「客殿(本堂)」を取り上げ紹介する。
「磐台寺観音堂」(ばんだいじかんのんどう)は昭和31年6月28日、国の重要文化財に「客殿(本堂)」は昭和37年3月29日に広島県の重要文化財 . . . 本文を読む
「草深の唐樋門」は、昭和55年に広島県史跡(産業遺跡)として、
指定されている。この唐樋門は、
江戸時代の寛文年間(1661~1672)に磯新涯(干拓地)約50ha
が現在で言う所の土地造成により、構築された。
このような、土地造成は、江戸時代、特に水野福山藩時代には数多
く造成されていった。
この「唐樋門」は、海水の浸入を防ぐために、満潮時には、樋門を閉めて、干潮時には、樋門を開 . . . 本文を読む