終了

サムライジャパン終了。

無念。

ミスをしない隙のない野球で勝ち上がってきた日本が最後はエラー２つで負けた。

アメリカ相手によく戦った的な報道が多いけどＷＢＣは負けてしまっては意味がない。
世界一が狙える力がありながらの負けだからね。
悔しいっす(=_=)


とりあえず敗因分析。

と言っても準決勝に関しては一つだけか？

投手陣は本当によく頑張ったし雨＆天然芝でエラーをまったくしないってのはムリな話。

今大会の日本は打って得点が取れる状態で勝ち上がった。
それが打てないとなると負ける。

明確にダメとわかったのは動く球への対応。
もう何年も前から課題になってるけど解決されないって事は簡単じゃないってこと。
ボールの変更や全球団の育成方法、いや、学生時代からの指導から変えないと難しいだろう。

なにせあのイチローや松井ですらＭＬＢで打撃フォームを大幅変更せざるえなかったくらいだし。

イチローは一世を風靡した『振り子打法』をアメリカに行って止めた。
あれだけの天才が自分の代名詞であるスイングを改造したのだ。

松井は日本で50本打つ大砲。
重心移動して体の前で捕らえた打球は綺麗な放物線を描いてライトスタンドへ飛んでいった。
でもアメリカに行ってからは重心移動をして打つと凡打の山。
昨日の日本じゃないけど『ゴロキング』なんて呼ばれちゃう時期もあった。

松井はツーシームに対応するために重心移動を少なくして球を呼び込む打法に変更した。
足を上げてタイミングを取るのを止めて重心移動もせずにその場でクルッと回るような打ち方に変えざるえなかった。

日本では無双だったイチローや松井ですらムービング系投球への対応が簡単ではなかったのだ。

課題が残った打撃陣。
日本球界も１回は『飛ばないボール』と呼ばれた球の変更にチャレンジしたんですけどね。
なるべく国際球に近づけようと。
ただ、目に見える形でホームランが減って試合も地味になって興行的に問題が出てくるというのを理由にいつのまにか元の球に戻ってた。
『プロ』野球なので興行が一番大事なのはわかるんですけどね。
う〜ん、ボールの変更とかはいろいろ問題や課題は山積み。
なにせボールを変えないと今のボールでツーシーム投げてもそんなに大きく動いてないし、、、

まぁ、日本がもう一ランク強くなる為には動く球への対応が重要ってのだけは間違いないです。


さて、ＷＢＣが終わったらサッカーの最終予選だ。

今夜遅くにＵＡＥ戦でしょ？
1回やられてる相手だけにやり返さないトネ！(｀・ω・´)