2月も中旬を過ぎる。
水の中も春めいてくるんじゃないか?
仲間内でもフィールドに出るぜ!なんて話もチラホラ。
いや、
そんなに甘くない。
たしかに一番厳しい時期は超えたかもですが、ほぼ9割は冬状態の魚と考えていい。
一発でも春一番とか、温かい南風なんかが吹かないかぎり。
メールの回答になるか微妙ですが・・・取り急ぎで回答っす。
この冬に釣り場へ出てみて思ったことを含めて。
冬の釣り場の狙い目をちょっとおさらい。
nnnが考える霞水系の越冬タイプ。
↓
①枯れアシドシャロー越冬型が10%
②深い場所越冬型が50%
③水深関係なしに閉鎖水域や止水域越冬型が30%
④エリア関係なしに中層フラフラ意味不明越冬型が10%
何回か書いてるネタですが、だいたい4パターン。
②はオカッパリから狙うのが難しいのでスルー。
①は水路、支流系が多いです。
一番イージーなのはシーズン中に入ってきたバスが水抜きとかで取り残される場所。
まぁ、そんな魚を狙うのもどうかと思いますが・・・
けっこう手堅い作戦です。
魚は確実にいて下手したら友食いとかしちゃってるような場所。
まぁまぁ可哀想なお魚さん達がカバーに入って待機してるのを狙います。
枯れアシ、枯れガマは多ければ多いほどいいです。
他にも本流ダイレクトだけど晴れた時に温まるような浅い水路とか。
朝は凍ってても午後から復活とかもあるので見逃せない。
晴れて日が差し込んでる側のシェードとなる枯れアシを狙っていきます。
あきらかにベイトとか目に見えてエサが多そうな水路とかも。
少し運頼みの部分も多いですが、本流側が激荒れとかだと可能性がアップする気がします。
居着きなのか入ってきた魚なのかは釣った魚体の色を見て判断。
この冬に釣ってみてわかったことは、入ってきた魚が多いようならタコ粘りするのもアリっす。
もう一つオマケで・・・
ドシャローとは関係ない話になりますが、水路絡みネタで。
ボーナスステージ的な意味で温排水や生活排水の水路狙いとかもあります。
これも意外と手堅いっす。有名大場所でいうと新川とかですかね。
小場所でいうと生活排水が出てるドブとか。
たとえば黒部の支流とか前川とか住宅地の近く。
ただ、温排水系は外道のリスクがあります。
ゴイニーとかコイとかヒゲとか。ボラやレンギョのスレとか。
外道に邪魔されて確実にバスが狙えないという意味では確率が少し下がるかもです。
③も支流が多い。
超有名場所では横利根とかそうですよね。あとは与田とか。
南水路とか八間とかもそうかなー。
ただ、横利根も与田もけっこう広いのでその水域で完結しちゃう。
要は一年中暮らしている魚も多い。
そういった場所はそのエリアの中でもエサが食える場所を狙ってます。
よく冬は深い場所を狙うという話もあると思いますが・・・
僕的にはエサ狙いの魚を探す方がイージーだと思ってます。
なので、冬でも水通しが良くて水が良い場所って時もあります。
大荒れはしないけどエリアの中で水が動くような場所。
閉鎖水域、止水域の中で水が動くタイミングの場所があるはずです。
たとえば風とか水門の開閉とか。
そういったことで水が動いてベイトが集まるであろう場所に狙いをつけます。
その方が回遊系のナイスフィッシュが釣れる確率が高いと思います。
あとは鳥さん。サギですね。
サギが首を前にしてフンガ~フンガ~してるような場所は大チャンス。
どんな高性能魚探より信用できるかもです。
この冬は何回も’サギ探’に助けられました。
④はエリア限定なしで謎のお魚さん
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
たまにマグレで釣れるくらいなので場所の限定は難しい。
ただ、これも結局はエサの有無でウロウロ動いてるとしか思えん。
なので、これも狙えるような場所があるならベイトがキーになるかな~って思います。
んで、どこでも言えることですが・・・
エサ&ベイトだけ意識してれば「全てOK」ってわけでもありません。
たとえば何回か前の釣行時に寄った新利根。
炸裂要素が高い「シラウオ」と「淡水サヨリ」が溜まってるエリアがありました。
これは間違いないだろ!?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
って、ウキウキしながら攻めたんですがノーパン地獄でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
僕の釣り方が間違ってたのかもしれませんが・・・
狙うエリアもベイト以外の何かプラス要素がないとキツイのかもしれません。
それが風なのかカレントなのか地形なのか。
そこは場所ごとにプラス要素を見つけていくしかないかなと。
もう一つ重要なチェックポイントは天候。
これは前日、前々日の天気予報と実際の天気をチェックしておくことです。
当然、気温も。エリア選びで重要な要素。
たとえば前日に北西強風が爆裂したとかだと・・・
風表のシャローエリアとかは一日で復活しないことが多い。
冬は魚の移動も特にゆっくり。
なので最初から’場所ありき’の釣り場選びじゃなくて・・・
天候を見て柔軟に動き、場所選びをするのが良いです。
いや、水路とか小場所でチマチマやりたくね~!
俺は本流筋でドカ~ン!と男釣りしたいぜ!って方。
そうゆう方はテトラ帯っすかね。
水の流れをブロックしてるという意味でテトラ内は止水な事が多い。
どっちかというと③の魚に近いかな。
たとえば鰐川テトラ、常陸利根テトラ、牛堀テトラとか。
僕は冬のテトラ狙いがあんまり好きじゃないので、この冬はあまり釣りしてません。
あんまり良い魚が多い印象がありません。
ただ、テトラ穴撃ちとかは魚の位置がわかりやすいので・・・
とりあえず1匹!という方にはいいかもです。
次に釣り方。
特に冬は強烈なパターンってのはないと思います。
その場所に合わせて釣るくらい。
冬は奇を狙うより適材適所で教科書に出てるような釣りをするしかないと思います。
使うルアーも同じ考え。
世間でリアクションといわれてる釣り方ならメタルやシャッド。
食わせならスモラバ、DS、ノーシンカー。
カバー撃ちならジグ、テキサス。
僕的には最近マイブームのDSを使ったリアクション&怒らせ。
これは一番釣果が出てますが、文章に書くのが難しい^^;
要はパル佐野で練習してた釣り方。
魚がいればパルの魚を釣るより水郷の魚の方が簡単に口を使うから多用してます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/good.gif)
いや、違うよ!あんた!
いろいろ難しいことは考えるのもマンドクセー!
とにかく1本!
狙う魚とか釣り方にこだわりがない!
何がなんでも1匹!
釣りたいぜ!って人。
そうゆう方に僕がオススメするのは・・・
最後の手段ですが・・・
ダンクをひたすら巻く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/goo.gif)
これw
シャッドだと高速巻きが流行ってるようですが、高速巻きはしません。
もう、ひたすらダンクをゆっくり~普通で巻き倒します。
どこでもダンク。
だいたい3メートルくらいは潜るので霞水系のオカッパリならどこでもOK。
パワーダンクじゃないです。キモはノーマルダンク。
何も考えずにダンクを巻き続けるのが1匹への一番近道かな~って思います。
この冬はあまり登場させてないですが、例年だと僕の最終手段。
何をやっても「無、む、ム」な時に、ひたすらダンクを巻き倒します。
アタリの感知、フッキングがどうのこうのとか細かい事を考えなくてOK。
トリプルフックだし魚が食いに来てくれればワームの釣りより5倍は掛かる。
リップも長く根掛かりも少ない。
運まかせが多い釣りになりますが、まぁまぁ確率がある作戦です。
難しいことをしなくてもいいのでダンク巻き巻きが一番楽かな~って思います。
若干、無責任ですが、、、そんな感じで^^;
フィールドにもよりますが、春を意識した魚は・・・
霞水系だと水温が12度~14度くらいになった時でしょうか?
まぁ、高滝みたいなワカサギで炸裂しちゃう場所だともう少し低い水温かもですし。
野池とかだと春一番一発で状況が激変するし。
浅い場所なんかは朝の冷え込みが少ない日なんかが続くとチャンスな気がします。