JASS事務所ブログ

JASS事務所のスタッフがつづる事務所ブログ。業務以外に千代田区のこと、身近なこと、綴っていきます。

東京2020大会のボランティアたちの活躍(1)

2021-09-02 13:30:27 | 国際関係

2021年7月23日、東京オリンピック2020が開幕しました。
当協会では、2014年から始まった「東京都外国語手話普及促進事業」の助成もあり、海外からのろうのお客様へASLや国際手話でおもてなしをしたいと期待に胸を膨らませて、ボランティア登録した受講生がたくさんいました。

しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、首都圏での競技会場は無観客となり、シティボランティアの仕事は激減したようです。
そんな中、「ボランティアをしてきた!」という声が届きましたのでお伝えします。制限のある中でも精いっぱいのおもてなしをしようとしている姿勢に打たれました。
ASLや国際手話を使うという直接的な交流はなかったにせよ、ボランティア経験を通して、「次につながる手ごたえ」を得たようです。
よろしければお読みください。

掲載は3回(3人)を予定しています。


8月3日、シティキャスト(都市ボランティア)として、羽田空港のインターナショナルターミナルでの外国選手団のお見送りに参加しました。
私は、英語、そして手話バッチを付けての参加です。
コロナ禍、ターミナルには一般客も少なく、お揃いのユニフォームのボランティアの姿が目立ちます。扇形のメッセージボードに自分でメッセージを書き、それを掲げながら選手団に声をかけます。私は英語と日本語で「Thank you for your great performance. See you again. ありがとう。また会いましょう。」と書きました。選手団の中には、日本語で「ありがとう!」と返してくださる方もいました。

チェックインを済ませ、荷物を預けた選手団が保安検査場に入る時まで、手を振って見送りました。私たちのシフトは約1時間交代で、どの時間帯に選手団や関係者が現れるかは、その時まで分からず、それは運によります。
東京オリンピックのおかげで、学びたいというモチベーションを高めるチャンスをいただき、今年はオンラインテキストとZoomでの受講も経験でき、楽しむことができました。感謝しています。(KU)

 

 



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