JASS事務所ブログ

JASS事務所のスタッフがつづる事務所ブログ。業務以外に千代田区のこと、身近なこと、綴っていきます。

Troy氏のサインはJASSの宝物

2022-03-30 10:35:15 | 日記・エッセイ・コラム

Congratulations To Troy Kotsur Winner of the Academy Award for Best Supporting Actor!
トロイ・コッツアーさん、アカデミー賞助演男優賞受賞、おめでとうございます!

さて、この記事のタイトル、え?!サイン持っているの?と思われたかもしれません。
実はTroy氏は日本に少なくとも2回来日したことがあり、ご縁があってJASSの事務所に来たことがあるのです!


今回は秘蔵写真を公開します!
1回目は2002年で『F.B.EYE 相棒犬リーと女性捜査官スーの感動!事件簿』(原題:『Sue Thomas:F.B.Eye』)の日本での放送PRのため主役のDeanne Brayさんがソニーピクチャーズエンターテインメントの招聘で来日され、Troy氏は同伴で来日されたようです。(お二人はご夫婦)

当協会での交流会は2002年1月8日に当時の事務所で行わわれました。受講生たちは20名ほどいたようです。Troy氏はカメラを持って入場。え、撮影係???
2つ目の全員集合の写真は、当時のJASS役員、スタッフたちと。ASL講師は後列右から2番目のShari Kido氏でした。

2回目は2004年、Deaf West Theaterによる『Big River』公演のために来日。彼はハックの父親役でした。

この公演では前役員の兒嶋留美子がASL/日本語音声の通訳を担当し、そのご縁でキャスト達が公演の合間を縫って当協会に来てくれたもので、Troy氏はその一人でした。
Troy氏がいらしたときは、ちょうどHalloweenでコスチュームを着た受講生たちが彼にサインをねだっている写真が残っています。
そして恒例の飲み会へ!🍺

=

宝物です


デジタル化が奨励される昨今ですが、これだから紙媒体は捨てることができないなぁ。。。と思ったりしました。

『Big River』のパンフレットには、Alexandria Wailesさんのお名前も。映画『Coda コーダ あいのうた』でASL指導を担当された方で、彼女も来日されていたのだとわかりました。

早くコロナが落ち着いて、また来日してほしいなぁ。二回も来日したのだからきっと日本に興味あるのでしょうね!
今はオスカー俳優なので雲の上の人で会うことはかなわないかも

ろう者として初のアカデミー賞助演男優賞本当におめでとうございます!
これに続け!ですね!

たか記

 


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映画「Coda コーダ あいのうた」試写会へ

2021-12-17 20:19:26 | 日記・エッセイ・コラム

前回の投稿はオリンピック・パラリンピックで夏でしたが、すっかり冬になりました。秋はどこへ???
今回は12月15日にお伺いしたGAGA配給の映画「Coda コーダ あいのうた」試写会へ行ったことを書いてみます。

「GAGA」、映画でよく見ますね。「ガガ」ではありませんよ。「ギャガ」です。

「アカデミー賞有力候補」、「サンダンス映画祭で観客賞を始め史上最多の4冠」と前評判がとても良いこの映画、ご縁があって試写会にお伺いできました。GAGAの会社は外苑前、銀杏並木の美しい明治神宮の近くにあります。

ビルの1階が立派な試写室でした。映画は2013年のフランス映画「エール」のリメイクなので、ストーリーは知っているのですが、
出演者に来日経験のある俳優がいて今回はいつも以上に「応援」なのです。

父親役のトロイ・コッツァー(Troy Kotsur)さんは、Deaf West Theaterによるミュージカル「Big River」などで来日経験があり、なんとJASS受講生と交流したこともあるのです。この映画のASL監督、アレクサンドリア・ウェイルズ(Alexsandria Wailes)さんも「Big River」で来日されています。
母親役のマーリー・マトリン(Marlee Matlin)さんとも交流・・・、はありません。オスカー女優ですね。

トロイさんやアレクサンドリアさんは、今回の日本での上映を知って、日本のこと思い出してくれたかな?
もし、コロナがなければ来日されていたかなぁ、なんてね。

映画自体は、CODAと家族の物語かな、と。私的にはお兄さん役が良かったです。ダニエル ・デュラント(Daniel Durant)さん。
パンフレットを見ると彼もDeaf West Theater所属でTVドラマ「スイッチ~運命のいたずら」に出演していた
とあります。実力派っていう感じ
こちらの動画でダニエルさんが自分の役、オスカー女優の
マーリー・マトリンさんとの共演、尊敬するトロイ・コッツァーさん達からたくさん学んだこと、主演のエミリアさんにろう文化を教えたとか、楽しそうな現場について語っています。
https://youtu.be/sq3i1HrDmiw

映画「Coda コーダ あいのうた」は、2022年1月21日(金)から全国の映画館で上映されます。
行って、観て、感想を仲間と話し合いましょう!

お楽しみに

↓ 試写会で頂いたパンフレットの表紙

たか記


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東京2020大会のボランティアたちの活躍(3)

2021-09-10 14:13:57 | 国際関係


東京でオリンピック、パラリンピックの開催が決まってから8年が経ちました。

東京 2020 大会でオリンピックやパラリンピックのボランティア活動を行うため、3年前から研修やユニフォームの受け取りなど準備が進み、楽しみに待っていました。
私は、オリンピック、パラリンピック合わせて10日間以上の活動を行うつもりでしたが、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言や無観客の決定により、ボランティア担当から連絡が来ないなどわからなくなり、シフト制もなくなり、かつ、変更が何回もあり、結果的に抽選制になりました。私は、3回当選し、ボランティア活動することができました。

活動内容はいろいろありましたが、今回は2回目の有明にある夢の大橋の聖火台(上写真)周辺を見回りするシティキャスト担当についてお話します。


8月26日、集合場所の受付でID確認、名前、クーリングボデイシート、手話の腕章、手話バッチ、塩飴をもらって(上写真左)、説明あるまで待つ。→30分説明、グループ仲間の紹介→30分活動→1時間休憩→30分活動→30分反省という流れでした。

活動当日は猛暑日で、聖火台周辺にてお客さまに「自粛のお願い」のPRをしながらタオルとマップの描かれた扇子をお配りました。(上写真中央と右)

帰りに車椅子のインド選手やカナダ選手などに会い、初めは、マスクをしていることもあり、身振りでコミュニケーションしていましたが、私が「DEAF」というと選手たちは国際手話で「ピンバッジ交換しませんか?」と声をかけてくれて会話できました。初めてのパラリンピック・ボランティア活動で国際手話が通じたー!と驚きました。国際手話を学んでとてもよかった、と思いました。

やっぱり東京2020パラリンピック競技大会が開催できてよかったと思いました。次は2022年北京冬季オリンピックもありますが、その前に、デフリンピックを2025年にぜひ日本の東京にて開催してほしいです。

最後に情報保障について。
私はろうなので、手話通訳の配置をお願いしましたが、シティキャストの活動説明は手話通訳がなくスタッフが筆談で説明してくれるといっていました。しかし、実際は難しく、グループの仲間がスマホのUDトークアプリを使って音声をテキストに変える方法をとってくれて助かりました。本来は活動中はスマホ使用は禁止ですが、ろう者のコミュニケーションをとるために必要と訴えて特別に認めてもらいました。(DEAFのG)


事務所より

3回で終了です。ご協力いただきました受講生の皆様、誠にありがとうございました。
多くの方に経験の共有をし、次の大会に生かしていくことができればいいですね!


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東京2020大会のボランティアたちの活躍(2)

2021-09-07 18:51:59 | 国際関係

東京 2020 大会が決まった時点で、何かしたい!と思い、ボランティアに登録していました。
コロナ禍のため無観客となり、活動がなくなるかもしれないと思っていたところ、パラリンピックで、大会ボランティア/フィールドキャスト(FC)の活動に3日間(8 月26、28、30日)参加することができました。 


活動場所は、東京国際フォーラム(上写真)のパワーリフティング会場でした。 役割は、EVS(イベントサービス)で、会場に於いて、選手団メンバー、メディア等の皆さんの館内移動の動線案内、競技場(パワーリフティングでは、ステージ+観客席)内 におけるコロナ対策関連(マスク着用、飲食禁止等)の声掛けなどでした。 

初日、さあ、PCR 検体の入った容器を提出して、活動開始! 

飲食「禁止」の競技場でマスクをはずしチョコレートバーをもぐもぐしている方が!勇気を出して英語で声掛けも、「英語はわからない」と返される。さて、どうする?!(閃) ASL の「Food/Eat」を使おう!しかし、ASL の「禁止」はわかってもらえないかも?じゃあと、そこは両手で「✖」を表現。結果、わかってもらえてよかった!コーラを飲んでいる方には、ASL の「飲む」と「✖」で。 
次は、顎マスクの方。近づき、マスクをつまんで引き上げる表現で促す。 

日本語や英語がわからない外国の方、音楽が流れている会場で声が聞こえにくい、 選手が試技をする際には静かにする必要等々の状況で、声を出して伝えるのは難しい場面が多々。競技場内では、ほとんど手や表情で伝えるようにしました。 これは、ASL のクラス、「Deaf であること」の時に、手話を使えることの利点の例として挙げられていた、「スクーバダイビングで水の中にいる時にもスムーズな会話が可能」とい うことにも通じるものだと納得しました。 
動線案内の際も、ASL の“まっすぐ行く”、“右に曲がる”というのを加えて伝えるように しました。 
他の FC のメンバーも同じように手を使って表現している方がいました。 ASL そのものは使う場面がなかったのですが、ASL の文法として習った顔の表情も意識しながら、身体を使っての表現は、ASL の勉強で抵抗がなくなっていたので、躊躇なくわかりやすくできたのではと、自画自賛です。 
競技場内での活動もあり、大きな大会独特の臨場感も味わうことができました。観戦者がいませんので、選手を称えることもボランティアができることではないかと(勝手に)思い、選手一人一人に拍手を送り、国旗掲揚の際には、立ち上がって敬意を表すようにしました。

コロナ禍でボランティア参加に迷いがなかったわけではありませんが、やはりやってよかったです。楽しかったです。いろいろな競技/選手に対する見方も変わったような気がします。(TS)

大会中に、いただいたバッジ(写真下)

ミライトワ、ソメイティのついたバッジは、ボランティアに活動の1日目にブロンズ(右側)、2日目に銀色、3日目に金色(左側)が配られたものです。銀色のものはトルコの選手団の方に交換してと言われ、代わりに丸いバッジをもらいました。
“Thank
you”の文字の入ったものは、IPC(International Paralympic Committee/国際パラリンピック委員会)からボランティアに配られたもの。六角形のバッジは、EF(東京2020オフィシャルパートナー)にお勤めの方がボランティアに提供してくれたもの(だそうです)。

*東京国際フォーラムの写真は「東京国際フォーラム」のウエブサイトから。

 


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東京2020大会のボランティアたちの活躍(1)

2021-09-02 13:30:27 | 国際関係

2021年7月23日、東京オリンピック2020が開幕しました。
当協会では、2014年から始まった「東京都外国語手話普及促進事業」の助成もあり、海外からのろうのお客様へASLや国際手話でおもてなしをしたいと期待に胸を膨らませて、ボランティア登録した受講生がたくさんいました。

しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、首都圏での競技会場は無観客となり、シティボランティアの仕事は激減したようです。
そんな中、「ボランティアをしてきた!」という声が届きましたのでお伝えします。制限のある中でも精いっぱいのおもてなしをしようとしている姿勢に打たれました。
ASLや国際手話を使うという直接的な交流はなかったにせよ、ボランティア経験を通して、「次につながる手ごたえ」を得たようです。
よろしければお読みください。

掲載は3回(3人)を予定しています。


8月3日、シティキャスト(都市ボランティア)として、羽田空港のインターナショナルターミナルでの外国選手団のお見送りに参加しました。
私は、英語、そして手話バッチを付けての参加です。
コロナ禍、ターミナルには一般客も少なく、お揃いのユニフォームのボランティアの姿が目立ちます。扇形のメッセージボードに自分でメッセージを書き、それを掲げながら選手団に声をかけます。私は英語と日本語で「Thank you for your great performance. See you again. ありがとう。また会いましょう。」と書きました。選手団の中には、日本語で「ありがとう!」と返してくださる方もいました。

チェックインを済ませ、荷物を預けた選手団が保安検査場に入る時まで、手を振って見送りました。私たちのシフトは約1時間交代で、どの時間帯に選手団や関係者が現れるかは、その時まで分からず、それは運によります。
東京オリンピックのおかげで、学びたいというモチベーションを高めるチャンスをいただき、今年はオンラインテキストとZoomでの受講も経験でき、楽しむことができました。感謝しています。(KU)

 

 


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