正式名称は、「アジア・太平洋障害者リーダー育成事業、第19期開講式」。閉講式と異なり、日本国内に知り合いがまだいない研修生たちの開講式の参列は、この事業の関係者のみで、厳かな雰囲気が漂います。官公庁の方、研修生たちの自国の大使館の方も見えます。
さあ、開講式です(左写真)。入場、着席、挨拶、選考の経過、祝辞など式次第が進みます。
「選出されたことを自覚し、積極的に研修を受けてください」。「来年6月にお会いできるのを楽しみにしています」。6名の研修生のうち、聴覚障害は左の二人。国際手話通訳を見ています。
その後、19期生ひとり一人が挨拶。
ろう研修生たちは覚えたての日本手話で挨拶をしていましたが、聞こえる研修生は英語だったのが印象的です。
卒業研修生からのビデオメッセージが流れました!
懐かしのキットさんと、イーシャンさん!
卒業生たちは皆、日本手話、または日本語で話しています。それもスラスラと!そして全員が全員とも「日本語(日本手話)が大切!」と話しておられ、19期生たちは10ヶ月後の自分たちを彼らに重ね合わせたでしょうか。(「本当に自分はこんな風に話せるようになるのか・・・」笑)
だいじょう〜ぶ!
スタージに立つ様々な方は、主催者であったり、実行団体だったり、招待された方だったりと立場が違えども一様に19期生たちの研修が成功裏に結ぶことを祈念されていました。JASSが今年もご協力できる機会があるようでしたら、精一杯務めさせていただきたいと気持ちを新たにしました。
上写真は出席したろう関係団体の方たちと、19期生のろう研修生たち。
左から、大阪パントマイムグループの田中さん、芳本さん。この2人は研修生たちの自国に行ってパントマイムを披露しているそうです。「明後日、ネパールのポカラへいく」って。17期生のギャンがいる場所ですね!
次に、研修生来日時の通訳やお世話をされている女性。(お名前失念!)モンゴルからの研修生ソロンゴさん。中央男性は、この事業の実行委員会委員の嶋本さん。全日本ろうあ連盟代表として任に当たっておられます。 タイからのルー研修生。タイろう協会の事務局長を務めておられるそうで、実績がありそう。右端が高草。
さぁ、19期生6名の日本でのチャレンジが開始です。
彼らに最大の幸がありますように!
事業については、こちらのサイトをご覧ください。
http://www.normanet.ne.jp/~duskin/index.html
(たか記)