
地禄神社(福岡市南区)を掲載しました。
地禄神社(ちろくじんじゃ)
【鎮座地】〒815-0032 福岡市南区塩原3-2-32 旧筑前国 那珂郡
【御祭神】埴安大神
【例祭】 4月25日 春季大祭 10月17日 秋季例大祭
【旧社格等】村社
【御由緒】
地禄神社縁起
一、御祭神 埴安比古大神 埴安比売大神
一、由来 当社はその昔地禄天神社と言い農耕の神である。
御鎮座の起源は古いが御由緒は審らかではない。古記によればその昔、この地域まで入海なりし時代塩を煮、豊作念願として潮煮塚を建て、当社の分霊を頂き産土神(ウジガミ)としたとあり、明治五年十一月三日村社となる。
境内は楠の大木を初め古木が天高く聳えて鎮守の森としていたが、昭和四十七年よりの塩原地区々画整理事業に伴い境内の半分が換地移動のため、本殿・拝殿・手水舎・大鳥居、末社等の改築、併せて参集殿の新築をなし同五十八年五月十五日本殿への遷座祭を行うに至ったが、古来塩原村の守護神として家運隆昌、無病息災の祈願をなし村人の崇敬の的である。
記録としては、本殿内五幣の棒に、右に十六三即天神拜幣敬白左に寛永十一年(一六三四)甲戌十二月吉日とある。その他奉納年代に享保七壬寅歳(一七二二)奉寄進の鼻長一面、明治四年(一七六七)木彫りの獅子一対、それに那珂郡塩原村奉寄進年月不明の長面一、同じく年月不明の木彫の狛犬一対その他がある。その他今回の解体移築に際し拝殿棟木に天保二歳(一八三一)三月吉日の文字があり、鳥居は弘化四丁未歳四月吉日また明治十七年の鳥居の一部がみえる如く、当初より数回改築されていると思はれるが記録がなく、定かでないが、奉納年代に改築されたものと推定される。
一、境内敷地 四七八、三五坪余
塩原地禄神社
(境内縁起掲示板より)
福岡市南区塩原にあります。塩原の地名は古くはこの辺りまで海で塩を作っていたことに由来しています。
鳥居
境内入口の注連縄柱をくぐるとすぐに鳥居、昭和五十八年一月吉日とあります。
御神木の大楠
鳥居をくぐると左に手水舎、右に御神木の大楠です。
拝殿
御神木から左折すると拝殿、奥に本殿と続きます。
昭和47年からの区画整理事業のため本殿・手水舎・大鳥居、末社等とともに改築されました。
拝殿前の狛犬
明治廿三年寅八月吉日とあります。
本殿

御祭神は伊邪那美神が火の神迦具神を産み、陰所(みほと)を焼き苦しみながら屎(糞)をしたがその屎から生まれた、埴安比古大神と埴安比売大神の男女一組の神様です。このとき尿からは境内社貴船社の御祭神弥都波能売命が生まれています。
境内社
本殿右貴船社の裏にあります。境内社には猿田彦大神、稲荷社、天満神社などがあります。
社殿全景
右の鳥居は境内社貴船社の鳥居です、昭和五年三月吉辰の日付が見られます。
拝殿から参道
境内の樹木
境内には御神木の大楠の外にも大木が繁り、区画整理事業以前の社叢が偲ばれます。
地禄神社(ちろくじんじゃ)
【鎮座地】〒815-0032 福岡市南区塩原3-2-32 旧筑前国 那珂郡
【御祭神】埴安大神
【例祭】 4月25日 春季大祭 10月17日 秋季例大祭
【旧社格等】村社
【御由緒】
地禄神社縁起
一、御祭神 埴安比古大神 埴安比売大神
一、由来 当社はその昔地禄天神社と言い農耕の神である。
御鎮座の起源は古いが御由緒は審らかではない。古記によればその昔、この地域まで入海なりし時代塩を煮、豊作念願として潮煮塚を建て、当社の分霊を頂き産土神(ウジガミ)としたとあり、明治五年十一月三日村社となる。
境内は楠の大木を初め古木が天高く聳えて鎮守の森としていたが、昭和四十七年よりの塩原地区々画整理事業に伴い境内の半分が換地移動のため、本殿・拝殿・手水舎・大鳥居、末社等の改築、併せて参集殿の新築をなし同五十八年五月十五日本殿への遷座祭を行うに至ったが、古来塩原村の守護神として家運隆昌、無病息災の祈願をなし村人の崇敬の的である。
記録としては、本殿内五幣の棒に、右に十六三即天神拜幣敬白左に寛永十一年(一六三四)甲戌十二月吉日とある。その他奉納年代に享保七壬寅歳(一七二二)奉寄進の鼻長一面、明治四年(一七六七)木彫りの獅子一対、それに那珂郡塩原村奉寄進年月不明の長面一、同じく年月不明の木彫の狛犬一対その他がある。その他今回の解体移築に際し拝殿棟木に天保二歳(一八三一)三月吉日の文字があり、鳥居は弘化四丁未歳四月吉日また明治十七年の鳥居の一部がみえる如く、当初より数回改築されていると思はれるが記録がなく、定かでないが、奉納年代に改築されたものと推定される。
一、境内敷地 四七八、三五坪余
塩原地禄神社
(境内縁起掲示板より)
福岡市南区塩原にあります。塩原の地名は古くはこの辺りまで海で塩を作っていたことに由来しています。
鳥居

御神木の大楠

拝殿

昭和47年からの区画整理事業のため本殿・手水舎・大鳥居、末社等とともに改築されました。
拝殿前の狛犬

本殿


御祭神は伊邪那美神が火の神迦具神を産み、陰所(みほと)を焼き苦しみながら屎(糞)をしたがその屎から生まれた、埴安比古大神と埴安比売大神の男女一組の神様です。このとき尿からは境内社貴船社の御祭神弥都波能売命が生まれています。
境内社

社殿全景

拝殿から参道

境内の樹木
