例年ですと元旦の午前中に篠崎八幡宮(小倉北区篠崎)、高見神社(八幡東区高見)、妙見神社(小倉北区妙見)の三社に参拝していましたが、コロナ禍以降、今年も、昨年同様自宅の裏庭に鎮座の妙見神社のみとしました。今年から平和公園で行われる朝のラジオ体操は三が日は中止となりましたので、自宅で済ませ、7時過ぎに出掛けました。
2023年の元旦は、雲が多少見られましたが、風も無く晴れの絶好の初詣日和?で明けました。ただ、放射冷却の影響か気温は低く寒い朝となりました。
人出は昨年よりも参拝の車はやや少ないように感じました。到着すると、駐車場も空きが目立ち車の渋滞も無く、スムースに進行していました。参拝の方は早朝にもかかわらず、小さな子供連れの家族も見られました。さすがに小生のような高齢者はあまり見かけませんでしたが、若い女性の2,3人のグループが目立ちました。このところ最近は、高齢者より若い方が増えたように感じます。
カメラを持参せず、この日もiphoneにしました。
御祖神社(みおやじんじゃ)
<通称>足立山妙見宮・妙見神社・足立の妙見様(あだちさんみょうけんぐう・みょうけんじんじゃ・あだちのみょうけんさま)
【鎮座地】〒802-0041 福岡県北九州市小倉北区妙見町17-1 旧豊前国 企救郡
【御祭神】天之御中主神 高皇産靈神 神皇産靈神 鐸石別命 和氣清麻呂
(合祀)伊弉諾神 伊弉冉神 大山祇神 磐長姫神 綿津見神 高淤加美神 闇淤加美神 罔象女神 素戔嗚尊 猿田彦神 以降
大年神 大國主神 少彦名神 事代主命 神武天皇 大彦命 吉備津彦命 建沼河別命 丹波道主命 日本武尊
【例祭】 4月15日 例祭
【旧社格等】県社 全国妙見総本宮
【御由緒】
御祖神社略記
本宮は、国体擁護大忠臣贈正一位和気朝臣清麿公の創祀にかかる、全国唯一の神社である。称徳天皇の神護景雲三(769)年太政大臣法王弓削氏道鏡、反乱をおこした。
公は、勅命をうけて、宇佐神宮に使いとして行き、平常の京に帰り、神のおつげを天子に申し上げた。
神託=我が国は開闢以来君臣の分自ら定まる。臣を以て君となすこと未だこれあらず。天日嗣は必ず皇緒を以てこれをつがしめよ。無道の人は宜しく速やかにこれを掃蕩すべし。=を奏上する。
道鏡大いに怒って、公は足の筋を切られて、鹿児島へと流され、その途中宇佐の海浜の和気村にたどりついた。
十月三日猪に乗って再び宇佐の神前を詣り神のおつげを受けた。
神馬をかりて、規矩郡竹和山(小倉足立山)のすそにある石川村(湯川町)に十月五日の夕方に着いた。
現在の竹馬川は、神馬の着いた場所であり、その着場からおこった地名である。
足立の古名・竹和山も着場から転化したものである。
霊泉に入り、十月六日になって、筋を切られた足がたちどころに治った。
足が立つ、足立の名の起こりともいわれている。
足立は、もと安立とも、安達とも、足起とも誌されている。
さて、公は自ら十月八日足立山にのぼり、北辰尊星妙見又は、虚空蔵菩薩に、天皇の御血統が安泰であり、反逆者がいなくなるように祈った。
十月十五日の未明に、造化の天神があらわれ、「汝の願い、ききいる」とのおつげがあった。
翌年光仁天皇宝亀元(770)年天皇の御血統に安泰し、妖人道鏡は下野国に流され、公は平城の京に呼び返された。
よって公は、四男磐梨妙運を造化天神降臨の地に送り、足立山妙見宮を、十月十五日に創立した。
宝亀三(772)年国司・大伴百世の助けで、葛原蜂が坂の足立に、下宮、足立山平愈寺した。
嵯峨天皇引化(817)年、公の三男参議真綱卿が、宇佐の勅使としての帰り、下宮に父、清麿公及び、その祖先の神霊を合わせ祀った。
慶長六(1601)年、下宮を現場(妙見)に移した。
明治以降、足立山妙見宮並びに足立山平愈寺を御祖神社と改称し、昭和二十年以降足立山妙見宮を再称し、且つ全国妙見総本宮と追称し、現在に至る。
(平成祭データ)
参道入り口の鳥居
階段の参道
狛猪
当社では和気清麻呂公の伝説にちなみ、狛犬に代わり猪が神の使いとされています。
手水舎
階段を上り切った左にあります。
竜神
戦中のものと思われる大砲の砲弾も奉納されています。
注連柱から参道
参道から拝殿
絵馬
当社恒例の干支、うさぎの絵馬です。この前で皆さん記念写真を撮ります。例年、地元の芸術家により奉納されています。
拝殿
拝殿の扁額には
「御祖神社 従一位公爵實則謹書」とあります。實則とは、明治の公卿、徳大寺実則氏ではないかと思われます。
献牛
自分の痛い所をなでると良くなると云われており、各所が光っています。
絵馬所
願いの込められた多くの絵馬が見られます。
稲荷社
境内右奥に、大学稲荷社、高倉稲荷社、玉姫稲荷社が鎮座しています。
境内社
本殿横にある末社です。
本殿
当社では主祭神の天之御中主神 高皇産靈神 神皇産靈神の造化三神はじめ神武天皇から日本武尊まで25柱の神様が祀られています。
社殿全景
拝殿から小倉市街地
授与所
授与所から拝殿
福みくじ
授与所の階下にあります、今年の運試しと思いましたが、9時からとなっていました、
ここでもアルバイトの方が集まらないのかと思います。
駐車場から小倉市街地
参道から鳥居
今年は人出もそこそこです。
帰り際の鳥居
車の列も出来てきました。
由緒碑
社号標柱の左にあります。拡大して解読しようと思います。
帰り道から小倉市街地
パノラマに挑戦しました。
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
2023年初詣 妙見神社(北九州市小倉北区)
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