10月もいよいよ最後となり、令和元年も残り2か月となりました。このところ遠くには鳥見に出掛けていませんが、地元の探鳥会には参加しています。9月、10月は鷹の渡り、本州(下関市)から九州(北九州市)に渡るヒヨドリの探鳥会などに参加しました。
10月20日(日)この日は、日本野鳥の会北九州支部の年に一度の、先頃世界遺産に登録された、宗像市の沖に浮かぶ、筑前大島の探鳥会でした。通常探鳥会ではカメラは持たないことにしていますが、この日はスコープは持参せず、散歩用の機材を持って、ノビタキなど小鳥とハイタカなどの猛禽を目標にしました。
宗像市の神湊港を9時25分発のフェリー{大島」で出港、およそ25分で大島港に到着です。以前は港から、山道を宗像大社沖津宮遙拝所を経由して、御嶽山展望台に向かっていましたが、今年から幹事さんのご配慮で、山道の上りは島の名所を巡る、大島観光バスを利用して、帰路の下りは徒歩となりました。フェリーターミナルを10時10分発で、最高部の御嶽山展望台入り口にはおよそ10分ほどで到着です。此処から急こう配の続く山道を御嶽山展望台に向かいました。途中、谷を見下ろす場所で待望のハイタカなどが見られました。山の谷あいをかなりの頻度で通過していきます。しばらく立ち止まって皆さん動こうとしません。展望台についてもわりと近くで見られました。
小鳥類はあまり成果はありませんでしたが、ハイタカがまずまずでしたので、このハイタカを掲載します。
ハイタカ(鷂、灰鷹、学名:Accipiter nisus、英名:Eurasian Sparrowhawk、科属:タカ科ハイタカ属、体長:32cm(雄)、39cm(雌)、時期:留鳥、冬鳥)
素早く飛びまわり、小鳥を襲う。「疾(はや)き鷹」が転じてハイタカになった。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 255頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D7200
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
撮影日時:2019年10月20日10:57~
撮影場所:福岡県宗像市筑前大島
おまけ(アサギマダラ)
鳥と同じように渡りをすることで有名なアサギマダラです。御嶽山展望台から降りて、風車展望所、砲台跡に向かう途中に出会いました。数頭見られましたが、この個体は左の羽?が傷ついています。
宗像市には、「宗像アサギマダラの会」があり、調査、保護活動をされているようです。
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
ハイタカ(福岡県宗像市)
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