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9月に入っても連日、猛暑が続いていましたが、このところ朝夕はわりと涼しくなり、朝のラジオ体操も清々しく感じます。
いよいよ秋の鷹の渡りのシーズンの始まりです。9/15(日)日本野鳥の会北九州支部のハチクマの渡り観察会に参加しました。この観察会は、門司区風師山、若松区高塔山、八幡東区皿倉山の3か所で開催されますが小生は例年のとおり風師山にしました。わずか1kmほどの観察場所への登山?も年々きつく感じます。
天気にも恵まれて観察場所に登ると先客、、登山の方も次から次といらして賑わっていました。
目標のハチクマは不調で大きな群れは見られず、かなり高いところを1,2羽が通過するだけでした。サシバ、ツミ、ノスリも見られましたが、10時過ぎにアカハラダカがわりと近くに出てくれました。このアカハラダカは九州本土では烏帽子岳(長崎県佐世保市)が有名で小生も2度ほど出掛けました、数は多く見られましたが、ゴマ粒ほど大群ばかりで写真は全くだめでした。今回は今迄で一番近くで見ることができ、それも雄成鳥で久しぶりに満足できました。
観察会ではハチクマは40羽ほどカウントしましたが、連日、カウントされている方によると、この日は73羽ほどをカウントされたとのことでした。
アカハラダカ(赤腹鷹、学名:Accipiter soloensis、英名:Chinese Sparrowhawk、Grey Frog Hawk、科属:タカ科ハイタカ属、体長:25-30cm、時期:旅鳥)
朝鮮半島とその近域、中国南東部でで繁殖し、日本では特に秋の渡りの大群が見られる旅鳥。雌雄ほぼ同じ大きさ。特に雌は胸腹部がきれいな赤錆色なのでこの名である。種小名soloensisのsoloは、越冬地であるジャワ島頭部の地名ソロ(=スラカルタ)による。英名のGrey Frog Hawkはflog(カエル)をよく捕る習性があるのでこの名だある。greyは雌雄成鳥の翼上面や背面が少し紫色を帯びた美しい灰色による。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 237頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D500
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2019年09月15日10:22~
撮影場所:北九州市門司区風師山
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
アカハラダカ(北九州市門司区)
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