先に読んだ〝死ぬときに後悔すること25〟の中に
引用されていましたー
とてもすてきな詩だったので、本を読みたくなって
作者の星野 富弘さんの詩は、見るものはすべて美しく、感動して生活している温かな詩ばかりです
その中でも〝鈴の鳴る道〟はとてもすてきで
のりうさもこんな心持で生活できたら毎日が温かいなーっておもいましたー
そして、一生懸命生きなくちゃーって思いますー
『鈴の鳴る道』から
車椅子に載ってみて、初めて気がついたのだか、舗装道路でも、いたるところに段があり、
平らだと思っていた所でも、横切るのがおっくうなくらい傾いていることがある。
ところが、この間から、そういった道のでこぼこを通る時に、ひとつの楽しみが出てきた。
ある人から、小さな鈴をもらい、私はそれを車椅子にぶらさげた。
(略)
例のごとく、小さなでこぼこがあり、私は電動車椅子のレバーを慎重に動かしながら、
そこを通り抜けようとした。
その時、車椅子につけた鈴が「チリン」と鳴ったのである。
心にしみるような澄んだ音色だった。
(略)
鈴の音をききながら、私は思った。
〝人も皆、この鈴のようなものを、心の中に授かっているのではないだろうか〟
その鈴は、整えられた平らな道を歩いていたのでは鳴ることがなく、
人生のでこぼこ道にさしかかった時、揺れて鳴る鈴である。
(略)
私の心の中にも、小さな鈴があると思う。
その鈴が、澄んだ音色で歌い、キラキラと輝くような毎日が送れたらと思う。
私の行く先にある道のでこぼこを、なるべく迂回せずに進もうと思う。
この鈴の音ってまさに心の訴えなんでしょうね。。
健常者としては少しでも妨げにならないように、思いやる気持ちが必要なんでしょうね。
特別視しないで同じレベルの目線で生活しなくちゃいけませんね^^
そして星野さんのようにいろんな状況にひるまず、一生懸命生活していこうと思いますー
のりうさは弱い精神ですが、つらいときに鈴が鳴るようにできたらいいなーって思いますー
星野冨弘さんが大好きで、
詩の書いてある絵カレンダーをいつも部屋にかけていました。
毎年の年末の母への贈り物は、そのカレンダーでした。
母が死ぬ2年前、車椅子の母とかっぱ夫婦でヨーロッパへ行ったのですが、
車椅子に優しい場所が多く、電車の中や空港でも周りの外国の人にたいへん親切にしていただき、母も感激しておりました。
東京に戻って電車にのったとたん状況は一変、
突然不自由になった車椅子での移動に母は
「東京は車椅子に優しくないね」と申しておりました。
のりうささんの温かい記事を拝見していて、
母を思い出しました。
この詩はほんとに素敵で、つらいときもせつないときも鈴をならして精一杯生きようーって思いますー
お母さまもきっとそんな気持ちで星野さんの詩に励まされたり、癒されたりして生活してらしたのではないですかー
ヨーロッパ、一緒に行ってよい思い出ですねー
日本の駅はエレベーターがはしっこだったり段差があったりと不便ですー
駅の階段や病院など、のりうさにできることをしたいなーって思いますー