2014年8月23日鑑賞(NO.013)
製作年:2014年
製作国:日本
配給:松竹
上映時間:119分
監督:三木孝浩
脚本:吉田智子
原作:紡木たく
主題歌:尾崎豊
出演:能年玲奈、登坂広臣、木村佳乃、小澤征悦、鈴木亮平、太田莉菜、竹富聖花、落合モトキ、山田裕貴、野替愁平、遠藤雄弥、鷲尾真知子、野間口徹、利重剛、松田美由紀、他
ホームページ:http://hotroad-movie.jp/
【あらすじ】
14歳の少女・宮市和希(能年玲奈)の家には、亡き父の写真すらない。母(木村佳乃)は結婚前から別の男性に思いを寄せており、和希は自分は望まれて生まれた子ではないと思っていた。母の誕生日に万引きを働き警察に捕まるが、母は迎えに来ず、和希は孤独感を募らせる。ある日、転校生の絵里(竹富聖花)に誘われるまま行った夜の湘南で、暴走族Nightsのメンバーである春山洋志(登坂広臣)と出会う。はじめは衝突し傷つけあっていたが、次第に春山に惹かれていく和希。そんな中、仲間たちから慕われていた春山はNightsのリーダーとなり、敵対するチーム・漠統との抗争に身を投じていく・・・
【感想】
うわぁ~懐かしいよ。
「ホットロード」は私が中学、高校のころめっちゃ流行ってた漫画です。
超、ど真ん中の作品ですわぁ。
で、その主役に朝ドラの能年玲奈ちゃんが和希ね。
うん・・・???
私的には結構良かったと思うんだよね
不良役?って、思うけど和希は本来真面目な子だけど、母親との関係で思春期特有の反発心から春山との出会い、良い意味でも悪い意味でも変わっていく少女の役だから。
それにしても、めっちゃ原作に忠実なんだよ。こんなセリフもあったあった、1巻の何ページ目。なんて、さすがにそんなん覚えてないけどね(笑)
あの頃、ドキドキしながら読んでたのは確か。
こんなセリフもあったあった。
そして、作品全てがあの当時なんだよ。
今の若者には分からないとは思うけど、制服のスカートは長くて、学生カバンは細くて、携帯なくて、携帯ないから連絡取ろうと思っても、何日も連絡が取れない事もあったり。
今、考えれば連絡が取れないもどかしさも、なかなかおつなもんだったのかも???
後ね。紡木たくのあの独特のタッチ。細い線を思いださせる二人の後ろ姿。なんか懐かしいんだよね。
あの当時は斬新なタッチだったよなぁ~
作品の冒頭では、湘南の夜明け前の薄暗い感じから始まるんだけど。
その風景が、あの感じが、凄く中学生の頃を思い出させる感じがした。
ずっと夜は続くのではないか?早く朝が来ないのか?
色んな事から逃げ出したい、そんな事を思わせる感じから始まる。
大人になった今、この作品を観ると、子供の気持ちも分かる。でも、母親の気持ちも分かる。二人の気持ち両方が分かる。
春山と和希の気持ち。色んな気持ちが痛いほど分かるから。何度となく目がしらが・・・
それに、尾崎豊の歌もぴったりなんだよね!!
色々懐かしくなっちゃた・・・
でも、トオル役が。え~!!今、朝ドラに出演中の花の旦那役の鈴木亮平なんだよ。ちょっと笑った(爆)イメージが・・・
あの当時は私の中ではトオル役は仲村トオル、そして宏子役は宮崎ますみだったんだけどね(笑)←古っ!!
私の中では、この作品、凄い良かったです。もう一度、漫画読み直してみようかなぁ(笑)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます