りんごっこ劇場

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桜木紫乃『硝子の葦』読みました

2023年03月13日 |  小説 読書

令和5年3月13日(月)午後より

 

連夜のWBCテレビ観戦で寝不足ながら、

昨夜の風に強風にはさすが目が覚めました。

今日はスッキリしないお天気です。

 

『マスク』きょうから個人の判断

バァバは適材適所です。

 

区の図書館からお借りしていました

桜木紫乃『硝子の葦』新潮社 完読 

サスペンス小説 一気読みでした。

  

引き金は夫の事故。仮面に走った亀裂から溢れ出す心の暗黒。

母の愛人だった男が、私の夫『愛」なんて最初からなかったはずなのに・・・

徐々に狂いだす日常。

もう、どうやっても元には戻れない

 

ドロドロした男と女のもつれあいが 

乾いた文章で進みます

根底がサスペンス小説だからか 完読。

 

 

タイトルの『硝子の葦』は、

母の愛人だった男と結婚した女が趣味が短歌

自費出版した歌集のタイトルにも使われた一首から

『湿原に凛と硝子の葦立ちて洞(うつろ)さらさら砂流れたり』

 


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