りんごっこ劇場

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船戸与一『虹の谷の五月』読みました

2023年09月01日 |  小説 読書

令和5年月9月1日(金)時々

 

きょうから9月 朝から雨

昨日今日と最高気温35℃以下の札幌でした。

雨の予報さえなければ、

「公園への徘徊?できるじゃん?」と思ってしまうほど暑さに鈍感になったような。

いつもの年なら、気温30℃越えたなら大騒ぎしたのにです。

 

晴耕雨読

区の図書館からお借りしておりました、

船戸与一『虹の谷の五月』集英社 完読しました。

高らかに謳う、誇りと希望の叙事詩

新世界の冒険小説の指標、ここに完成 

と あるを眼にし 手にしました。

初作家さん 長編小説です。 

 

ジャピーノ13歳  1998年5月 フイリピンセブ島

ジャピーノ14歳  1999年5月 フィリピンセブ島 

ジャピーノ15歳  2000年5月 フィリピンセブ島 の三部作で構成

ジャピーノ(日比混血)トシオの

『虹の谷の五月』に起きる成長冒険小説

敏夫の父は日本人 娼婦であった母親は彼に捨てられトシオ3歳の時死んだ。

戦争の名残りがまだまだあるという、フィリピンセブ島ガルソポンチクに祖父と二人で暮らす

雨季になると、真ん丸な虹が浮かぶという、

虹の谷への道を知っているのはトシオだけ

 

文中で、『わが祖国』(バヤンコ)を時々口ずさむ

愛しき祖国

東洋に輝く真珠よ

君の胸に燃える炎は

永遠に尽きることはない

 

勇者を生み出す

麗しき地よ

もう二度と征服者どもに

踏みにじらせはしない 

と。

 

苦手意識のあるカタカナ名に、

思ったほどに困りもせず読み進めたのは不思議?

 

 


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