非常にパラドックスなのですが
自我という障壁を見てゆけば見てゆくほどに
自己の中心にある、天と地をつなぐ光の柱がハッキリとして
その光の柱の中を、下から上に
轟轟、轟轟と、ものすごい勢いで何かが噴射してゆきます。
その柱の存在の確かさが、どんどんと明確になってゆきます。
「私」が存在し続けようとしている間は
その柱がとても嫌なものに感じられているようです。
けど、少しずつ少しずつ世界に臨在し続けようと試みることをやめてゆくと
すなわち、「誤創造を断念することを決断してゆく」と
明らかに、光の柱の中を轟轟轟轟と何かが解き放たれ続けていて
それは誰にも何にも止めようがない。ということを感じます。
「じっと静かに何もしない。」と
それだけが確かに臨在しており
「私」は、畏敬の想いの中で、ただただこうべをたれるだけでよいのだということを
心の奥から教えていただいています。

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