斬る!雑草魂

北京五輪なんかどーにでもなれっ

押しつけがましい宣教師の国

2007-07-25 | 特定アジア
過熱する海外布教 無謀“進出”に批判も タリバン韓国人拉致
【ソウル=黒田勝弘】アフガニスタンでの韓国人大量拉致事件は、韓国のキリスト教界が近年、積極的に展開している海外布教活動を背景にしており、事件を機に韓国内でも危険地域への無謀な“進出”に批判の声が出ている。

 韓国各紙によると韓国のキリスト教団(プロテスタント)は現在、世界175カ国に約1万6000人の活動家を派遣し、その規模は米国に次いで世界2位という。

 ソウル首都圏では喫茶店の数より教会の数が多いとの話もある。しかし近年、飽和状態で教会同士の競争が激しく牧師の就職難もいわれている。

 このため各教会・教団では海外布教・奉仕活動に力を入れ、そのための献金集めも活発だ。海外布教が財源確保に好都合というわけだ。教会によっては「韓流ブームに乗って海外布教を」といったアピールさえなされている。

 韓国キリスト教の活発な海外布教の背景に、思い込みの強い「攻撃的な福音主義」を指摘する声もある。「未伝道地域には、福音をもたらさなければならない」という過度の使命感で、あえて危険で困難な地域に乗り込む傾向が強いという。

 さらに韓国のキリスト教(プロテスタント)は昔から米国との関係が深く親米的といわれてきた。このため米国主導で国家再建が行われているイラクやアフガンなどイスラム圏での布教・奉仕活動には積極的だ。

 アフガンでは昨年、韓国のキリスト教団体が1000人以上の大規模イベントを強行しようとし、韓国政府の説得で中止になっている。
【産経新聞 2007/7/25】-----------------

イスラム圏でしかも原理主義バリバリのアフガンで布教活動て、そりゃ自殺行為てもんですわ。まぁ、奉仕活動という名目ですし悪気はなかったはずですが、少なくともタリバンの連中からはあまり面白い存在では無かったはずです。しかも人質として有効に利用も出来ますし。

オイラはよく解らんのですが、なんでキリスト教てお節介にも世界のアチコチ、ジャングルの奥地から不毛の砂漠地帯にまでノコノコと押しつけがましく布教に赴くのでしょうねぇ。それでなくともオイラの家にも近所の教会のビラがよく入っているし、知人の中にはやたらとミサに誘われた経験のある者もいる。

歴史の紐を解けば宣教師てのは西欧諸国による世界征服の先兵としての役割を果たしていたそうな。フランシスコ・ザビエルもそうですな。
そのせいかオイラ、宣教師とか布教とかにはあまりイイ印象は持てませんな。キリスト教徒を目の敵にしているイスラム原理主義者なら尚更。

>思い込みの強い「攻撃的な福音主義」
>未伝道地域には、福音をもたらさなければならない」という過度の使命感

お節介で押しつけがましい宣教師と、思いこみが激しく場の空気を読めない韓国人がミックスされてちゃ、そらたまらんワナ。もしオイラの町にそんな連中が来たら、いくら奉仕活動でもゴメン被りたいワナ。