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鈴木の「窓に西陽が激しく当たる部屋」melow

メジャーとマイナーの漂流者・鈴木。
常に両極を嗜好するわたくしの徒然ブロ&グー。

それでも好きなO・K・S

2008年02月05日 | 【鈴木の部屋】
今朝、新百合ヶ丘でポイント故障がおきた。
アナウンスを聴けば早朝の出来事らしい。

地元で一番近い急行停車駅のホームは人でうめつくされ、振り替え輸送の案内が流れるやいなや、下りホームに続く階段に人の流れが流れこんでゆく。

ただでさえ仕事先の渋谷まで座れることがない小田急線。

個人的に昨晩、はまりにはまっている某海外ドラマを深夜まで鑑賞していたため寝不足。
そのうえにこの人だかりだ。

「ありえないね…」

まぶたなど、推定五割しか開いてない私の思考能力が告げるには、
のろのろ運転二時間よりも振り替え輸送にすぐシフト
であった。

つい先ほど、同じ故障にみまわれた父親が証言するところによれば新宿まで1時間50分かかったというから、私の選択は大正解だったようだ。

小田急線江ノ島行きにライドオン、昔の某CMばりに
海まで!
といいそうになるのを眠気でモヤモヤにかき消し、渋谷まで延びる振り替え輸送車にライドオン(なぜか使いたい英語)。
ぶじ渋谷に50分遅れで到着した。

ブラボー振り替え!

しかしまあ、小田急線は故障や遅延が多い電車だなあとつくづく思う。

毎日通勤してる身からするとつらい…と言いたいところだが、ここはわたくし不思議なもので許せてしまうのだからおもしろい心理である。

なんていうかこう、毎日毎日私を、ひいては私たちを迎えに着ては送り届けてくれるマイカーのような気持ち…(富豪ですか?)

一生懸命がんばってる感を、遅れれば遅れるほどかんじたり…

わたしの第二の故郷である新宿から、ほのぼのしかする理由がない箱根、そしてサザンオールスターズの代名詞が未来永劫ぬけないだろうこれまたゆったりとした江ノ島を結ぶ…

なんていうか、都会派でありネイチャー好きであるわたしの中の癒やしなのである。

例え引っ越すとしても、小田急線沿線からまず探すだろうなぁ。

ほかの鉄道会社と比べると、まず企業広告が
かわいい
ほのぼの
誠実
てなイメージだ。

とりわけ好きなのが車内に貼られている「トレインボイス」。
なんとも簡単な絵の車掌(推定25才)が、いま押し進めている沿線工事の進捗や、今後のサービスに向けての心づもりを発信している。

サザエさん

を見ているときのような安堵感を覚える広告だ。
小田急ユーザー(ライダー)ならご存知
グーパス
に関しても、登録はしてませんが不思議な動物のキャラクターが言い意味で陳腐でくすぐられます。
あまり使わない方がいいグラデーションの多用に注目なのです。

そしてなんと言っても地上を走ってくれるのが快適。

地下鉄は嫌いじゃないけど通うとなるとやや暗い。

ほかにも地上を走る沿線はありますが太陽光がまばゆす!

例えば新宿からの車窓をながめたら、下北沢、セレブの成城、岡本太郎美術館、町田ときて…果ては温泉とビーチ!

はああ~
いいね~

というわけで、絶対的に「愛着」のひとことなんですけど、大好きな小田急なのでした。

ちなみに、車内に独特な香りがしないのもポイント。

えきばりのポスターに、箱根とイイチコが貼られていたら立ち止まってしまうよ。

ネットでは、小田急線の遅延だけを書き綴ってる暗いサイトもあるけれど…
電車だってほとんど人に振り回されてるんだからさ、共存したいもんですよね。

なんて博愛主義な内容!

昔タイに行ったときには、列車がまてどくらせど来なかった。
けどあの国じゃそれが普通。

ま、生活が時間重視な国ですから根本が違うけど、なんかああいうのを見るとせこせこしなくなりますね。

友達とのまちあわせ、特に1対1にだけは…遅刻しないようにしてるけどね。