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さ、始まりました、名劇新シリーズ第二弾『ポルフィの長い旅』。
『少女コゼット』は、絵柄と作風の両方に違和感を感じ、私生活が忙しくなったこともあり、序盤で脱落してしまいました。
そこで今度のポルフィですが、コゼットとは画風も大きく異なり、もっとリアル系になっています。唇周りを細かく描いたりと、なかなかクセのある画風ですが、個人的にはコゼットより好き。演出も、1話の段階ではほぼ何も進まず、登場人物の心の機微を、ゆっくりと描くことに終始していました。特に、台詞でなく、何も語らない“間”を多用する演出がなかなかいいですね。引きの画面が多いのも、以前の名劇っぽくていいです。
今は作画もとてもよく、この絵柄でも動きで十分魅せられます。主人公が自動車に憧れる少年ということで、車の描写がとても力が入ってました(笑
今後荒れてこなければかなりいいんじゃないでしょうかね。
脚本は落ち着いていますね。片渕作品ほど一話の中で盛り上がりはありませんが、丁寧なつくりで好感は持てます。あとはシリーズを通してどうするのか。
とにかく、前作のコゼットが絵柄でも華があり、有名な原作を掲げ、“新しい名作劇場!”というものを旧ファンやアニメファンに強くうって出るための作品としての役割を担っていたのに対し、ポルフィはより以前の名劇の雰囲気をじっくりと描こうとしているのではないでしょうか。とにかく今の段階ではコゼットより楽しみです。
個人的には、前作のコゼットが、放送前の最初の予想を、はるか斜め上に上回った良作に仕上がってたと思っているので、ワクワクする反面、比較しちゃうので少し心配。
次作には余り大きな期待をかけすぎないようにしないと…、と思ってます。
しかし、子供見てくれるのかな…?
子どもは、BSデジタルで放送してる時点でメインの視聴者とは位置づけられてないでしょうね。残念ですが。
まあ、貧乏学生にはBSデジタルなんて手の届かないものなんで見たくても見れませんが(苦笑
話は変わりますが、今年大学に現役で入学する人たちはみんな平成元年の生まれですよ!
レミまでの名作劇場を観ていたかどうか怪しい年代にまでなってしまいました。
5歳も歳が離れていたら相当なジェネレーションギャップがあるんだろうな・・・
年の差はすごいですね、いまや5年一昔ですから。
ちなみに来年度の小学校新入生は、皆21世紀生まれ。
まさにニュータイプって感じですねぇ・・・(笑
1番最初の「ハウス食品世界名作劇場」のテロップ(?)が出た瞬間に目頭が熱くなってしまいました。
前作のコゼットは見ていなかったので、本放送で見た名劇はティコ以来14年ぶりになります(遠い目
最近のアニメじゃ「急展開」が普通になってしまっている気がするので、ゆったりとした演出はかえって新鮮な気がします。
久々の名劇と言う事もあって感動しすぎて涙が止まりません・・・(吐血
今の世の中にこそ本当に必要なアニメが帰ってきて嬉しいです!
実は某動画サイトで2度目を観た時には入っていて更に興奮してヤバイ状態で書いたためにヘンな事になってましたorz
どんだけ舞い上がってんだ自分は('A`)
キャラも好みですし、ゆっくりじっくり話が進んでいくのがいいです。
そのうち大異変が起こるようなので、いまのんびりしているのはその対比のためかも・・・。
>名作とジェネレーション
いえいえ、名作本放送時に見ていたのにすっかり記憶になくて、後になって再放送を見てスイッチが入ってしまった私のような例もありますので、年代なんて関係ないかもしれないですよ。
ちなみに私もほとんど忘れてたけど、再放送で再燃したクチです。