がいしょく日誌。

読んで字のごとし。外食日誌

「中華処 萬万亭」(吉川)

2017-11-30 22:20:31 | 吉川市




がいしょく日誌。
43:「中華処 萬万亭」(吉川)汁なし担々麺、吉川産なまずと吉川ねぎの春巻き


ここまで喫茶店つづきだったので、ちょっと違った物を。「貴族麻婆」の汁なし担々麺がインパクトあったので、ふと地元吉川で担々麺で有名な中華料理屋があったことを思い出した。

吉川駅北口からいちょう通りを歩いて7分ほどの所に「中華処 萬万亭」はある。



吉川で中華と言ったらまずはここというぐらい有名だが、入ったことがあるようなないような。少なくともここ5年はないが、地元の物産展で担々麺を出していた時、異様に美味かったことを覚えていた。なので、この中華料理屋に汁なし担々麺があるか、試してみた。

中はこんな感じ。





あれ、こんなに綺麗な店だったかな?
少なくともここ2年ぐらいで、いや最近リニューアルした感じだよね、これ。

メニューはこんな感じ。



わ、豊富!
ピンはフカヒレや海老料理で3000円近くのがあるが、麺もの、飯ものは500円から1000円前後と比較的リーズナブル。
で、お目当ての汁なし担々麺もちゃんとあった! 流石である。

そしてメニューの裏側を見ると、
ん、なまず料理?



吉川産なまずと吉川ねぎの春巻きが500円!
しかも、よしかわご当地グルメコンテストの1位だそうだ。
これは絶対に頼みたい!

ということで、汁なし担々麺と吉川産なまずと吉川ねぎの春巻きを頼んだ。

まずはビール、



そして、汁なし担々麺が、



最後に吉川産なまずと吉川ねぎの春巻きが配膳。



お、担々麺はまぜてあるね。一応、もう少しまぜまぜする。

一口。
まろやかな汁なし担々麺。
黒酢を使っている。ピーナッツも入ってて、いいアクセントになってる。
非常に優しい味の担々麺である。「貴族麻婆」の汁なし担々麺も何も指定しなければこんな感じ。中国人が作った汁なし担々麺とほぼほぼ同じ物が地元吉川で食べられるとは思わなかった。

そしてなまずの春巻きは、ほう、甘醤油をつけて食べる。これまた優しい味の春巻きである。なまず料理、それもこのようなミンチ系は特有のクセがあるはずだがそれはなく、甘醤油をつけてアクセントをつける。なるほど、これなら吉川ねぎも活きる。美味い。


汁なし担々麺にご当地グルメも味わえる地元の素敵な中華料理屋。次回はピンのメニューを食べたいし、もっと他の汁なし担々麺を食べ歩いてからまたここの汁なし担々麺を比べるのもありかな。

何回か通いたい中華料理屋だ。


総合:★★★★★
汁なし担々麺:★★★★★
なまず春巻き:★★★★
雰囲気:★★★★
アクセス:★★★
リーズナブル:★★★★


「BLESS COFFEE」(京橋)

2017-11-30 17:24:47 | 京橋


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42:「BLESS COFFEE」(京橋)ヤルガッチャ(手淹れ)、あんばたこ


京橋喫茶店シリーズ3軒目。京橋のフィルムセンターの真ん前に喫茶店があるのを思い出して凸ってみた。
ここね。
なんか、TULLY'Sっぽい。



メニューはこんな感じ。



サンドイッチメニューが主流だが、アンドロメダコーヒーと言われるエチオピアコーヒーがあるのね。これを頼むか。

カウンター手前のパン売り場にパンダマークの「あんばたこ」が気になったのでそれと、アンドロメダコーヒーのヤルガッチャ(手淹れ)をMで頼んだ。648円。安い。

あんばたこだけもらい2階で待つ。
2階席はこんな感じ。





ベローチェ並の広さにちょっぴり昭和の喫茶店っぽいくすんだ感じがある。

しばらくしてヤルガッチャが配膳。



え……スタバ風の紙製コップなの?
贅沢にも絶句&がっかり。
案の定、なかなか冷めない。雰囲気台無し。

味はコロンビアとはまた違ったクセがある苦味が楽しめ悪くはない。

あ、ここまで取り上げた喫茶店はコーヒーカップが当たり前だっただけにね……。
安ければいいってものじゃない。

この原稿を書いたら直ぐに店を出る。


総合:★★★
ヤルガッチャ:★★★
あんばたこ:★★★
雰囲気:★★
アクセス:★★★★
リーズナブル:★★★★

「珈琲屋 グランドレ」(京橋)

2017-11-30 16:44:01 | 京橋


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41:「珈琲屋 グランドレ」(京橋)コロンビアダークフロースト、クロックムッシュ ハム&チーズ


同じ京橋で場所を変えて。
もう少し東京駅寄りに「珈琲屋 グランドレ」という純喫茶店があるのでそちらへ。





中に入ると、シックな空間にロマンスグレーのアラフィフのマスターと20代の女性店員が忙しく動いている。





メニューはこんな感じ。



ブルーマウンテンにしようとしたが、流石に2軒連続はね。
ということで表看板の本日のオススメ「コロンビア ダークフロースト」をチョイス。あとメニューにあったクロックムッシュというのがいまいち分からず頼む。
要はトーストサンドらしい。


しばらくして、コロンビア ダークフローストが配膳。



あ、カップの口が反ってない。どうだろ?



そして、クロックムッシュ配膳。



お、チーズトーストのいい香り。

一口。
うん、ちょっぴりもっちりのトーストサンドで美味しい。

コロンビアを一口。
やはり反ってないと僅かに……ね。ロイヤルコペンハーゲンを覚えちゃうとうるさくなるね。

ま、原稿作業をやるにははかどった。
また来るかな。


総合:★★★★
コロンビア:★★★★
クロックムッシュ:★★★★
食器:★★★
サービス:★★★
アクセス:★★★
リーズナブル:★★★

再訪:「珠屋小林珈琲店」(京橋)

2017-11-30 15:11:23 | 京橋


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再訪:「珠屋小林珈琲店」(京橋)ブルーマウンテン・No.1


京橋で試写が終わった帰りにこの店にまた来た。



今日は先客が結構いるので、あまり写真はパシャパシャ撮れない。


今日はブルーマウンテン・No.1を頼んだ。1500円。この店一番とみた。

この店は京橋のど真ん中だけに打ち合わせに使われていてちょっとうるさい。あとは中年リーマンの憩いの場かな。


まもなくして、ブルーマウンテン・No.1配膳。



おっ、ちょっと食器が凝ってる。

一口。
ブルーマウンテンはブルーマウンテン。
カップの飲み口が外にそってはいるが、ちょっと反りすぎ。



昨日、「凡」で飲んでなきゃべた褒めしたかも。

ちょっとうるさいから別の店に移る。


総合:★★★★
ブルーマウンテン:★★★★
食器:★★★★
雰囲気:★★
アクセス:★★★
リーズナブル:★★

「珈琲 凡」(新宿)

2017-11-30 05:31:44 | 新宿


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40:「珈琲 凡」(新宿)ブルーマウンテン、大人のショートケーキ


これぞ、喫茶店だった。


キング・オブ・キングス。

物には本物というのが必ずある。

ロックで言えばビートルズ、ローリング・ストーンズ。
ハードロックで言えばレッド・ツェッペリン、ディープ・パープル、キッス、エアロスミス、クイーン。
ヘヴィメタルで言うブラックサバス、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデンなど。

洋食屋さんで言えば浅草の「ヨシカミ」。

新宿の「珈琲 凡」は、まさしく喫茶店で言えば「珈琲 凡」という店であることを改めて知らされた。


本当は別の店に行くはずが、この時はこの喫茶店を選んだ。何かに吸い寄せられるように。19時半から西新宿で用事があったのでちょうどよかった。

「凡」に来るのは初めてではない。2回ぐらいはあるが、高いけどそれらしい珈琲が飲める印象があった。あと静かでおとなしい。何年かぶりに入ってみた。







中に入る。
先客は20~30代の女性1名。
カウンターにはマスターと思われる40代の男性店員が一人いた。カウンターの席を案内される。
店内は暗めでクラシックのBGMがかかる大人の空間だった。早速いつものように店内を撮ろうとしたら、男性店員に注意された。
あ、そういうお店なのね。
これについては後で書く。


メニューは、
ブラジルやモカが1190円、ブルーマウンテンが2495円! 他、コーヒー類、紅茶類はほとんど1190円。デザート類は大人のショートケーキが1280円。あとガトーショコラ等2、3あって、だいたいが850円だった。
写真で撮れないからね。

カウンターのバックには無数のコーヒーカップや食器類が飾ってあり、上の柱にも皿などが飾ってある。テーブル席もあり、全体的には30名ぐらいのスペース。

まもなくして、
ブルーマウンテン配膳……(撮影許可有り)



ほうー、急須で来た。
しかも高そうな食器。
見れば分かる。
脇にこんなカードが添えられてた。



ロイヤルコペンハーゲンと桐谷幸二のコラボレーション。

言葉の意味はわからんが、とにかく凄い自信に満ち溢れてた。
食器から気合いが入ってる。
そして、大人のショートケーキも配膳。



ブルーマウンテンを注ぎ一枚。



一口。

飲みやすい。
食器が違うというのはこういうことだ。

食器と唇が触れる感覚、飲み口。これが違う!

「将太の寿司」で同じ日本酒が飲むコップが違うだけで美味しくなった、あの世界である。

ブルーマウンテンはブルーマウンテンの味だが、コーヒーカップの飲み口が若干外に沿ってることで舌の味覚を感じさせる所にダイレクトにコーヒーが来る。

ブルーマウンテンという種類、急須で来たコーヒーの量もあるが、町の喫茶店で飲む650円のブルーマウンテンと新宿のスタジオアルタ近くの2495円のブルーマウンテンの違いは場所だけじゃない。あらゆる意味での本物である。それを思い知らされた。
大人のショートケーキももちろん美味かった。

が、このブルーマウンテンは物が違い過ぎた。

マスターと色々語った。

まず、装飾品が撮れない最大の理由はSNSであった。Facebook、Twitterにアップされることで、それまで以上に世界中から来客が殺到。先客の女性もアジア系の外国人だった。
この「がいしょく日誌。」に載せることもちゃんと話した。SNSとの連結がない話も。

別のブログで高い食べ物を食べているので2495円のブルーマウンテンを頼めたが、やはりそれなりの理由があった。

いい意味で思い知らされた。

味、珈琲、喫茶店という空間そのもの、あらゆる意味で喫茶店である。
トータル3775円だが、これなら安い。

良い一時、珈琲たいむ、珈琲時光だった。


総合:★★★★★
ブルーマウンテン:★★★★★
コーヒーカップ:★★★★★
雰囲気:★★★★★
アクセス:★★★★★
リーズナブル:★★★★★