農マライゼーション

サラリーマンしながら趣味の米つくりです。無化学肥料・無農薬です。自然農法というよりホットケ農法です。

リュウトとアキちゃんが亡くなる

2012年05月31日 05時02分11秒 | Weblog
リュウトもうすぐ22歳のところ。

小学校の時から津山で会を立上、励ましあってきた。
電動車椅子サッカーも一緒に始めた。

そして、不思議な縁か、駿介の横で入院していた。

家族と一緒にいつまでも過ごしたかったろう。

心が強くて、やさしい人だった。
松江の病院に入院することが津山との別れになると感じていた。
医学的には切開をすべきであるが、しゃべれなくなると躊躇した。

しかし、生き延びるため切開を決断・・・
ところが、喘息を併発。
意識もうろうの中、がんばっていたのに。

必ず良くなるとと信じていたのに、突然に早い死を迎えた。

もっと家族と一緒に過ごしたかったろう。
死を知ったとき、葬式に行く前から涙が止まらない。

リュウトおとうさんが「泣いてくれるな、わたしもくやしい」
と泣けない気持ちの今の自分の立場で叱る。

筋ジスの父親は息子がかわいくてかわいくてしょうがない。
それを思うとまた涙。

あごが痛くて泣けなくなって、リュウトの手と別れ。
冷たい。
やさしい観音様のようなリュウトの顔を見て別れ。

また一つ私の心に行き続ける人が・・・


そして夕方、アキちゃんの訃報を聞く。
鬼の門を教えてくれた人。
阿波たんけん、はっけん、ほっとけんの隊長さん。

探検話を持っていくと上がれと言っていろいろ教えてくれた。

お世話になりっぱなしで先人は逝ってしまう。

「ヤッチャン先に行くけど、がんばれよ」と。
あの優しい声と恵顔がうかぶ。

懸命に生きた、最後まで行きぬいた、2つの命がつづけて消えた。





かわいいアヒル

2012年05月30日 08時08分35秒 | Weblog
どうしているかとアヒル見。

いるいる。
いろんな所を泳ぎまわっている。
なかなかの働き者。

「コイコイコイッ」と呼んでビックリ。

全羽いっせいにパシャパシャパシャと私の所に全力で集まる。

感動。


私の前で一休み。




拡大写真も難なくカシャリ。


一回り、いや2回り大きくなる。
生まれて1週間。

順調に育っている。

蝶と戯れる

2012年05月29日 07時39分31秒 | Weblog
うちのホットケ庭に花が咲く。

よくもいろんな花がと写真を撮っていたら、蝶が。


白い皐月の花に黒いアゲハ。
白に黒は目立つ。


夢中でシャッターを切る。
蝶と花と戯れる。


なんとも素敵なひととき。

蝶という漢字。
葉っぱの草かんむりの替わりに虫なのかと気付いていまさらビックリ。

阿波ふるさと祭り

2012年05月28日 07時16分25秒 | Weblog
ヨーヨー釣りで子どもと話す。


いろんな子どもがいて面白い。

いろんな親がいて面白い。

いろんなおじいちゃんおばあちゃんがいて面白い。



阿波ふるさと祭りのメインは餅つき。
2つの臼で4人がかり。
10名以上の若者?が餅をつく。




私はフォトコンテストの所にお邪魔して
新しく作った「あばABA写真館」をPR.


WEB上に「あばABA写真館」をつくったと。

阿波を訪れたひとはその素晴らしさにカメラでキャシャリの人が多い。
その良い思い出をあばの人に知らせてくれたらうれしい。


撮った写真をWEB上に載せて、阿波を宣伝してくれたら。


「阿波に来たよ」
「こんないいものがあったよ」てぐあいに。


ジャンルは問わない。
景色でも人でも、アヒルでも花でも・・・
あばぬらで撮った写真であればいい。

名前とコメントは必須。
あとは写真を選択して、
投稿キーと押して、送信。



メールで写真を送ると同じ。

簡単に上げることができる。



阿波でも「つくしんぼスギナ」が見つかったと投稿あり。










稲の苗

2012年05月27日 05時24分36秒 | Weblog
「手間隙かけただけのことはある」と木村さん。

今年の種蒔きには時間をかけた。
その甲斐あってか、苗の育ちがいい。

肥料の入った土は苗の伸びはいい。
籾殻くん炭の苗は根の伸びがいい。

少しいじめてやるか。
愛の鞭。
板を載せて、その上に乗って踏みつける。


ごらんのように曲がってしまう。
踏まれても踏まれても?

自然栽培は、愛情たっぷりにやさしい言葉をかけ、褒めて、素直な子どもを育てます。
しかし、過保護になってはいけません。

強くなれ、強くなれと持っている力を引き出すことが大事。

弱い心になる稲を叱ることも必要。




道を開くためには、まず歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まなければならぬ。

自分の非を素直に自覚し、それに殉ずるだけの、強い覚悟を。

                ――― 松下幸之助

植物は懸命に生きている。

雨の中、アヒルの進水式

2012年05月26日 10時41分18秒 | Weblog
5月25日。
アヒルの進水式。

雨の中、避難訓練は中止だが、こちらは喜んで子どもたちが集まってくる。

ひなならぬ傘の花。


幼稚園児のオッカナビックリでひなを持つ。

心がドキドキッ。

放した瞬間、心ははじけた。


見守っていてくれる子どもたちに感謝。


こちらアヒルの子の親たち。


進水式に心酔。
アヒルに心酔。




テレビが途中で見えなくなる

2012年05月25日 07時48分19秒 | Weblog
テレビが途中で映らなくなる。
駿介のパソコンのモニターには映らない。

妻からの電話。
10分見ると映らなくなる。

何が悪いのだろうか。
一晩考える。

そしてあくる日の夕方松江に向かう。
大山はきれいに私の目に映るのに。

とりあえず、やるべきことは病院も私も行う。
これで、うまく行くはずだが。

確認もできずにあくる朝松江を出る。
タンクローリーに自分の車が映る。



駿介の目には私がどのように映っているのだろうか。

狛犬

2012年05月23日 07時12分10秒 | Weblog
「阿波に狛犬は?」
支所での打ち合わせが終わったあと、ぶらりと4人で散歩。

確か子どもの時から見たことがある。
「ある」というと「無かったら怒る」と。

その時から見ていない。
40年ぶりに見る。
見てはいるのだろうが気に止めていない。

面白いものに興味を持つ人がいるものだ。
おかげで阿吽について教えてもらった。


吸うと吐く。 

「ああ」と「いい」、「うんうん」とうなづく。
「え~」と感心し、「お~」と驚く。



揺れるのは、自分自身のよりどころを見つけるためのプロセス。

私はダメと思いこまないでほしい。

絵空事でなく、実際に起こることを信じてほしい。

何かと出会えるのは、今日を生き延びて明日を迎えられえる人だけなのです

                 ――あさのあつこ

人生にコツはある

2012年05月21日 07時43分38秒 | Weblog
駿介の所に英語の教師が来てくださったそうだ。

グレッグ先生。

うれしくて大笑い。


単純だがうれしいことがあると笑ってくれる駿介に教えられる。



生きていくにはコツがある。
一生変われるコツがある。
この頃そう思う。

それは小さいことだが、その小さなことが大きな差になるのでは。

それはあたりまえのことだが、当たり前というのは高確率なこと。
それがコツ。

何でも取り掛かるときは「よーし、何々やるぞ」と声を出して。

「人の話を聞くこと」それが一番大事だという人がいる。
よし、意識して聞くぞ。

すぐに取り掛かれないのは楽しくないから。
価値観、レベル、楽しくやるようにする。

叱ってくれる人が必要。
ありがとうを言おう。

丸ごと愛されたら見ててねというよ子どもは。
大人でも。

そして、明日より今日を良くするために心を込め、必ず進化させる。
それと「何も考えずに」で目標に向かって一直線。
一心不乱と言えようか。

この矛盾に見えるところを目指そう。



コツをコツコツやるのがコツ。



サー笑おう。

大きな声で。

就職支援セミナー

2012年05月20日 07時32分32秒 | Weblog
就職活動もせにゃならん。

履歴書の書き方。

希望会社のホームページをみて、理念を知り、戦略を寝ろ。
寝ている場合じゃない。
戦略を練ろ。

みなさん、すてきな年輪を重ねたはず。
この言葉に眠気はなくなる。

自分の棚卸し。

一番苦労したこと、印象に残っていること。
一番成果を上げていること。
失敗したこと。

知りたい、したいことを書く。

パソコンか手書きかどちらで勝負か。
相手に伝える力。
それが試される。

軽い気持ちで受けたセミナーであったが、講師の先生は熱かった。

キョーツケイ、レイ!

2012年05月19日 08時34分54秒 | Weblog
授業は挨拶から始める。

駿介がスイッチをさわると声が出る。

「キョウツケイ、レイ、これから授業を始めます」



四択問題。
目と目が合う。
~のなみだ。

国語の授業。
星野さんの本を一緒に読む。


うれしい参観日であった。

挨拶で授業は終わる。

午前と午後1時間づつ。
これは駿介にとってかけがいのない時間。
キョウツケイ、レイ。



奇跡のリンゴの木村さんの見つめる目。

2012年05月17日 07時33分30秒 | Weblog
リンゴに樹を見つめる木村さんの目はやさしい。

というより大丈夫だろうかと心配してるようでもある。
子どもに思いを寄せるように。

リンゴの木の中に入ってみたらよくわかると。

入れるようにならないとダメとも。

私がリンゴになって考えたらよくわかるとも。

人によって悪い環境は樹に取ってもよくない。
腐った肥料もダメだし、腐った水もダメ。

風通しがよくすがすがしく、日も当り、水も回ってくる。
人間とって良い環境は樹にもいい。


あたらしい息子の誕生に堅い握手。

別れの時は来た。
車に乗り込む。
木村さんの気持ちが伝わってくる。


作物は育てる人の気持ちに応えておいしくなると木村さんは言った。
親子の関係、子弟の関係も同じか。

そして、木村さんは深くお辞儀をして送ってくださった。

わたしたちも当然お辞儀をした。

木村さんが剪定した小枝をお土産に。
そのつぼみだったリンゴの花は見事に花開いた。


自然栽培とは
「外部からの資材の投入なしに自然の力を利用して栽培を行う農業」













枝を切る

2012年05月16日 08時33分43秒 | Weblog
花を付けた今の時期にリンゴの木は切るものでない。
せめて、実ができた頃がいい。

しかし、2人の若者は剪定のやり方を知りたい。
それを察知してか、木村さんは切り始める。



樹を見つめて、将来を見つめて、樹の勢いを見つめてはさみを入れる。






切り口には土を塗る。
土こそバランスのとれた最高の傷薬。


カットが早すぎてカメラに収めるのを忘れた。
木村さんに切ったものをもう1度持ってもらってキャシャリ。

思うようにに切ってみなさいと体験。


オッカナビックリ。

切った枝はその場で小さく切って土に返す。
これは父親からの継承。
人間の作為も自然の一部。


無農薬無肥料の草の生えた畑ではバクテリアがすぐに土にしてくれると木村さん。









葉脈は樹の設計図

2012年05月15日 08時59分55秒 | Weblog
小さな葉っぱを手に取る。

大きな葉っぱでも同じ。


大きなギシギシも掘り出してみせてくれる。


葉っぱをみせながら説明。
この葉脈、実は樹の設計図と。



樹自身が「こういうふうに育ちたい」と言う願望を意思表示しているのだと。
葉っぱの先を上に向けたときの葉脈は、枝の設計図。
逆さに向けると、根の設計図。

ビックリ大発見。

メモでも書いてくれた。


どんな植物も同じと雑草も掘り返した。


果樹は葉脈のとおりに枝を選定して育てていけば、毎年必ず育つ。
なぜなら根が吸収した水の流れが、葉っぱが作ったデンプンの流れが、
各所にロスなくスムーズに、そして均等に行くため。

選定する際「川の流れを思い描いてください」と指導していると。

山の次は川。
土は山を見、流れは川を見る。
なるほど。