リュウトもうすぐ22歳のところ。
小学校の時から津山で会を立上、励ましあってきた。
電動車椅子サッカーも一緒に始めた。
そして、不思議な縁か、駿介の横で入院していた。
家族と一緒にいつまでも過ごしたかったろう。
心が強くて、やさしい人だった。
松江の病院に入院することが津山との別れになると感じていた。
医学的には切開をすべきであるが、しゃべれなくなると躊躇した。
しかし、生き延びるため切開を決断・・・
ところが、喘息を併発。
意識もうろうの中、がんばっていたのに。
必ず良くなるとと信じていたのに、突然に早い死を迎えた。
もっと家族と一緒に過ごしたかったろう。
死を知ったとき、葬式に行く前から涙が止まらない。
リュウトおとうさんが「泣いてくれるな、わたしもくやしい」
と泣けない気持ちの今の自分の立場で叱る。
筋ジスの父親は息子がかわいくてかわいくてしょうがない。
それを思うとまた涙。
あごが痛くて泣けなくなって、リュウトの手と別れ。
冷たい。
やさしい観音様のようなリュウトの顔を見て別れ。
また一つ私の心に行き続ける人が・・・
そして夕方、アキちゃんの訃報を聞く。
鬼の門を教えてくれた人。
阿波たんけん、はっけん、ほっとけんの隊長さん。
探検話を持っていくと上がれと言っていろいろ教えてくれた。
お世話になりっぱなしで先人は逝ってしまう。
「ヤッチャン先に行くけど、がんばれよ」と。
あの優しい声と恵顔がうかぶ。
懸命に生きた、最後まで行きぬいた、2つの命がつづけて消えた。
小学校の時から津山で会を立上、励ましあってきた。
電動車椅子サッカーも一緒に始めた。
そして、不思議な縁か、駿介の横で入院していた。
家族と一緒にいつまでも過ごしたかったろう。
心が強くて、やさしい人だった。
松江の病院に入院することが津山との別れになると感じていた。
医学的には切開をすべきであるが、しゃべれなくなると躊躇した。
しかし、生き延びるため切開を決断・・・
ところが、喘息を併発。
意識もうろうの中、がんばっていたのに。
必ず良くなるとと信じていたのに、突然に早い死を迎えた。
もっと家族と一緒に過ごしたかったろう。
死を知ったとき、葬式に行く前から涙が止まらない。
リュウトおとうさんが「泣いてくれるな、わたしもくやしい」
と泣けない気持ちの今の自分の立場で叱る。
筋ジスの父親は息子がかわいくてかわいくてしょうがない。
それを思うとまた涙。
あごが痛くて泣けなくなって、リュウトの手と別れ。
冷たい。
やさしい観音様のようなリュウトの顔を見て別れ。
また一つ私の心に行き続ける人が・・・
そして夕方、アキちゃんの訃報を聞く。
鬼の門を教えてくれた人。
阿波たんけん、はっけん、ほっとけんの隊長さん。
探検話を持っていくと上がれと言っていろいろ教えてくれた。
お世話になりっぱなしで先人は逝ってしまう。
「ヤッチャン先に行くけど、がんばれよ」と。
あの優しい声と恵顔がうかぶ。
懸命に生きた、最後まで行きぬいた、2つの命がつづけて消えた。