農マライゼーション

サラリーマンしながら趣味の米つくりです。無化学肥料・無農薬です。自然農法というよりホットケ農法です。

お正月

2011年12月30日 19時50分57秒 | Weblog
松江医療センターはクリスマスから正月に
廊下の壁には明けましておめでとう

鏡餅も門松も



そして天井には凧が泳ぐ



龍の凧がいちばんいい。

病院を泳ぐ子どもたちを思わせる。

駿介の沙織と妻と私を見ての最高の笑顔。



今年は特にいろいろお世話になりました。

来年もよろしくお願いします。



長靴の中に入れるもの

2011年12月29日 06時28分39秒 | Weblog
今年のクリスマスはたくさんのプレゼントが届く。
駿介に会うたびにプレゼントを見ることが出来る。

今回はせともののサンタクロースとクリスマスカード。
どっしりサンタと3Dの子犬のカード。
駿介はカメラを向けても嫌わない。

そしてベッドの頭には配線と一緒に赤長靴。



娘の沙織が帰ってきた。
障害者がいての社会に日本はなっていない。
隔離され続けの日本だと。

駿介をとりまく社会を見て娘が気付いたこと。
私たち親は隔離された社会を変えるのは障害を持った子と社会に出していくしかないとがんばってきた。
しかし・・・

社会であれば弱者、障害者がいてあたり前。
その人を含めた社会はどうしたら可能か。
人間の幸せをかんがえながら、新しい社会を模索していきたいと。
そのために世界を見てきたいと。

驚きのうれしさである。
娘は障害を持つ子を持つ親の苦悩を見ていたのだろう。
そしてそれを受け止める弟のすごさを。

娘は成長している。
回りの環境を受け止めて、自分が何をしなければいけないかみえてきたのだろう。

娘はカルフォルニア大学に留学。
駿介は養護学校に入学。

妻は看護学校に入学。
これにはびっくりであるが、手放しでうれしい。

赤い長靴に何を入れるか。
夢や希望や愛か。
やはり最後は足か。

思えば4月は駿介が倒れて本当に苦しかった。
今までで一番の苦しさ。

自分ひとりならとっくに根を上げていたろう。
しかし、根をあげれない人の強さよ。
駿介は親の苦しさを乗り越えさせてくれたのである。

今年は未曾有の大震災。
うちの家族にも大震災。
進むべき道、心構えは同じであると思う。

のがれられない苦しさから私たち家族のチャレンジが始まる。

さあ、本日は3人で駿介の待つ松江に向かう。




岡山ヴィゴーレのクリスマス

2011年12月28日 07時14分50秒 | Weblog
岡山ヴィゴーレの今年最後の練習。
12月25日クリスマス。

スマートホンでスカイプ。
駿介と拓ちゃんにもつながった。



ホールでのクリスマス会。
スタッフ・選手みんな揃った。
拓ちゃん・駿介が松江の医療センターに入院した時は、こんな日が訪れるとはおもいもよらなったが・・・・

みんな持ち寄りの音楽・クルスマスツリー・飲み物そして手づくりのケーキ。



岡山ヴィゴーレが一つになった。 

あなみの望年会

2011年12月26日 06時55分10秒 | Weblog
毎年招待されるあなみの望年会。
ちょうどクリスマスと重なる。

今年は歌房家は私一人の参加。
さみしさは子どもたちの笑顔で吹っ飛んだ。

会社からいただいたクリスマスケーキ。
食べる人がいない寂しさも吹き飛んだ。
ケーキの周りに集まる子どもたち。



お姉ちゃんにぶら下がるこどもたち。
クリスマス望年会には子どもが一番。



子どもたちから元気をいただく。
なぜか笑顔、笑声、笑心。

優美

2011年12月22日 06時53分49秒 | Weblog
パイプオルガンのコンサート。
妻と誘われたクリスマスプレゼント。
信じられない贈り物。

すべてが初めて。

パイプオルガンのホールがあるなんて。
西洋の教会しかないものと思っていた。
怪物のような楽器である。

そこから叩き出される音は地響きを起こすこと思いきやまったくそうでない。
トランペットが加わったがキーンと来る音感はない。

やさしいのである。
トークの中で知ったのだがトランペットにもいろいろあって、ホルンのよう。

ファゴットという楽器も加わって、金管、木管の作り出す音に包まれる。
あたたかな音に包まれて、うっとり。

着席はまん中少し前。
ホール全体が楽器と化す。
私はその中で夢心地。



次に現われたのはソプラノ。
ナント美しい。

優美。
きらびやか。

きよしこの夜をみんなで歌ったがこんなに気持ちよくうたったことはなかった。
すばらしき音の空間。



そして驚きはチェンバロ。
宮廷に案内されたよう。

思いも寄らぬ、クリスマスの贈り物。
感謝。

赤ワインもいただいた。
おいしかったのはいうまでもない。

電飾の贈り物

2011年12月21日 07時12分37秒 | Weblog
12月17日夕方、コンサートに誘われる。
場所は松江市総合文化センター。

名前から想像できないきらびやかさ。
宮廷を彷彿させる。



イルミネーションのトンネルをくぐって会場に入る。



ホールには大きなクリスマスツリー。

クリスマスデートははじめて。
コンサートも考えてみれば初めて。

クリスマスの贈り物。


虹とドライブ

2011年12月20日 06時49分23秒 | Weblog
雪のちらつく蒜山。
米子で雨。
松江に近づくと日が差してきた。

横をのぞくとナントに虹が。
あまりに鮮やかのでシャッターを切る。

撮れるか撮れないかは別にしてうれしくて。
車を走らせてもずっとついてくる。
虹が。
雪、雨のうつ気分がふっとんだ。

年末ジャンボ宝くじの声がする。
当たったことを考えるとウキウキしてきていた。
ウキウキのあとは沈にこみ。
ワクワクしただけ儲けかと思いなおすがやっぱり感はさみしい。

しかし、最近はそれとちがうもの。
自然現象に驚いている。
美しいものに出会えた喜び。

開運という言葉がある。
神に出会えることが開運だという人がいる。

美に会う。
奇跡にあう。
日常の中のありがたさ。

決して自分はひとりではない。
身近な人がいる。
それが意識できる。
その人と一緒にいることを感じる。
その人は他界した人であっても。

これが本当の開運か。




野の花診療所

2011年12月17日 11時50分58秒 | Weblog
夜の11時過ぎに携帯電話がなる。

野の花診療所がテレビに出ていると妻。

NHK爆問学問。
「死ぬ前にしたいこと」 徳永進

失敗を恐れるとジッと動かないでしょ。
面白くないでですよ お互いが・・・

あやまりは欠かせない
あやまりの道に花がさく
ホッとするよかったみたいな

あの徳永進の得意のトークがよみがえる。

ガンになる。そんな臓器はいらないという。
しかし、きづくと、
いつ命を奪うか分からない臓器によって命は支えられていた。
いつ死を私たちに突きつけるかもしれないものによってのみ、命はささえられていた。



あたり前という奇跡を生きよう。
深い。
ノーマライあたり前は奇跡。

死を達観している。
葬式の幕が白黒だに限られているのはつまらないと思って。
太田さん的な幕がないかとこの日のために幕を作ったと徳永さん。



番組も人生も幕引きはどんな幕でとじるのか。
最高のパロディーである。

看取られて安心するのはじたばたしてくれたことなんじゃないかと田中が結ぶ。
ジタバタは他の死、いや楽し。

2011年12月15日 06時48分38秒 | Weblog
障害のある子どもの思春期の性について
誕生寺支援学校の大谷先生の話をお聞きする。

性教育。
寝た子を起こすな。
しちゃーいけませんよ。
タブー視。

障害の有無に関係なく誰でも二次性徴をむかえる。
しかし、チャンと対応しないと必ず爆発。
守りの教育ではいけない。

性とは。
りっしん偏に生と書く。

心が生きること。
心を生かすこと。
心がいきいきすること。
ここから出発しないと好奇心だけに終わる。


性教育とは相手を思いやる心を育てること。

男として女として生まれてから死ぬまでの生き方。

18歳から20歳。
大人への自覚の年代。
下着から変える。
オシャレ心をくすぐる。

ブラジャーはお店の人に選んでもらう。
つけて気持ちいいものに。

困った行動の原因の見極め。
注意を引く行動には計画的に無視。
触る手を叩いてはいけない。

緊張や不安が原因ならそれを取り除く。
怒ってはいけない。

~の方が気持ちいいよ。
大きくなったらそんなことはしないよ。

禁止でなく〇の教えを。

マスターベーション。
ここならしていいよ。

若い先生にさわる。
いやだといってもらう。

今日はいいよ。
明日はダメ。
家ではいいよ。
学校ではダメ。
統一しないと混乱。

性ってすばらしい。




ウルトラCはない

2011年12月14日 06時42分00秒 | Weblog
津山圏域工業会の改善活動発表会。
社内を元気にするパワーコミュニケーション術の講演があった。

仕事をいきいきするには空気感をよくする必要がある。
場の雰囲気か。

それには3つの鉄則が

1.ウルトラCはない 決めてやる 一言かける アクションを起こす
2. 今いるメンバーで 無理とは言わない
3.あたりまえのことをあたりまえに 実はみんなどうすればいいか知っている

プラスのアクションはみんなの笑いを作り出す
人を誉める
人のいい所を探す。
なくてもプラスの言葉をさがせ。
1分間で20。

何でミーティングをしているか目的を言葉にすると行動が変わる。

何で生きているか言葉にして予定を立てることいいのかも。
しかし鉄則は「やると決めてあえてやる」
これに尽きる。

夏川立也さんは三枝さんの弟子。
「新婚さんいらっしゃい!」の観客の盛り上げ役。
絶対にみんなの雰囲気を盛り上げて本番としなければならない。

どうしてもアクションをして盛り上げて三枝さんが出てきたとき笑える気持ちにしとなければならない。
それにウルトラCはないと。

行動が感情を変えると。

手を叩く。
足を上げる。
握手をする。
ヤッターと言って手のこぶしを振り上げる。
ハイタッチをして「イエー」。

頭で考えることをさせないでとりあえずやってみてもらう。
できるかできないか考えるのでなく、決めたらやる。

アイスブレイクにもってこいである。
決めてやる。
やるときめたらああでもない、こうでもないと考えるのでなく動く。
ウルトラCはない。

それでもでてきた言い訳は、できるわけに変える。
やってみよう。

駿介とテレビ電話

2011年12月13日 06時25分21秒 | Weblog
私もWEBカメラを買って自宅のパソコンに取り付け。
松江に行かなくても駿介に会える。

つながった時の喜び。
駿介は大画面で大きく。
私は右画面に小さく。

この逆を駿介はビックリしながら見ている。

そして、駿介は私の後ろ、周りを見回している。
なつかしい家の中の風景。

その時、駿介は家に帰ったのだろう。
驚くべき、科学の進歩。
テレビ電話の有り難さ。

しばらく妻と話した後、じゃんけんをしてみる。
ジャンケンポン。
あいごでしょ。
アイゴが多い。



私のほうがじゃんけんは強い。
駿介が勝ってジャンケンは終わり。

1時間近くの温かい時間。
会えたときの喜び、別れる寂しさ。
今日からは毎日ちょっとずつ。

すっかりクリスマス

2011年12月12日 08時02分14秒 | Weblog
サプライズである。
いたるところにクリスマス。
私の頭はクルスマス(狂スマス)。

テレビのお前には二つのツリー。
ツーツリー。
ペアーツリー。

窓に貼られたクリスマス。
窓の外にもクリスマス。




もちろん廊下の壁にも。
これはみんなの手づくり。
駿介と妻の手づくりは赤丸。



スリーツリー。
トリオツリー。



病室の入口には長靴が。
どんなモノを入れようか。

前向きに夢を追う

2011年12月10日 08時43分56秒 | Weblog
クリスマスプレゼントがまたまた届く。
中野勇輝からの封書である。

中野語録?

あきらめない。
限界と言う壁の向うの可能性に向かって、多くの人と一緒に乗り越える。

ぼくもスポーツができる。
電動車椅子サッカーに生きる力をもらっている。


いつ体調が悪化するかも知れないという不安。
だからこそ今を楽しみ、決して夢をあきらめずにいきたい。

病気の進行を不安に思うより、今、何をできるか考え、前向きに生きる方が楽しい。

スロープよりエレベーターよりノンステップバスより
あなたが差し伸べてくれた手のほうが好き

病気を理由にできないとは言いたくない。
病気だからこそ、どうすればできるか考えられる。
それも個性なのだ。

小林秀雄が言っていた。
鼻が高い。背が高い。そんなことは個性ではない。
考え、行動する姿が個性なのだと。
生き方ということか。

勇輝語録は続く。

世界の頂点を目指し、多くの人に勇気を与えたい。

人を勇気づけたい。それが僕の生きる意味の一つだから。

中野勇輝。
名前のとおり勇気が輝いている。
不思議である。

なんでやねん!
ストラップも同封されている。

駿介に届けます。
喜ぶこと間違いなし。
勇輝イコール駿介。



またまたサンタがやってきた

2011年12月09日 07時22分10秒 | Weblog
病院でのクリスマス会。
駿介、ストレッチャーに乗って病室を出る。
ホールに集合。

院長先生サンタからみんなプレゼントをいただく。
駿介は役を与えられて、配る役。

自主的ではないが、自分が関わっていることを感じたであろうか。
妻から送られてきた携帯のメール添付写真。



駿介が大喜びの様子がわかる。
クリスマスなど興味を示さない子であったのに。
一眠りして素直になったのか。

クリスマスの朝は雪。
今朝はまさかの雪。
回りはもうクリスマス気分。

サンタを待ちわびた子どもの頃を思い出す。



サンタがやってきた!

2011年12月08日 06時35分12秒 | Weblog
4人部屋の窓のさんに雪だるまのサンタが現われた。
もうすっかりクリスマス。

恋人はサンタクロース♪
ユーミンの歌でサンタは身近にいることに気付いた。
親だけでなく誰でもサンタになれることも。
サンタは実在するのである。

日曜日。
私とすれ違いに津山中央病院のリハビリのH先生が現われた。
つやまでお世話になった筋ジスの子ども4人がお出迎え。

マジシャンとなり手品を見せてくれた。
その時の駿介の笑い顔。
今までで一番笑ったと妻。



手品のネタがわかったのか。
語りがおもしろかったのか。

駿介もトナカイの帽子をかぶる。
トナカイと言えばサンタの乗ったそりを引っ張った動物。
確かに駿介がサンタを運んできたといえるのである。