農マライゼーション

サラリーマンしながら趣味の米つくりです。無化学肥料・無農薬です。自然農法というよりホットケ農法です。

秋空に いつもの景色も 澄みわたる

2010年09月30日 07時02分05秒 | Weblog
昨日の朝。
あまりに空がきれいなので車の中からシャッターを押す。

秋の空は格別である。
あまりの透明感に山の立体感が増し、豊かな地形に囲まれた自分を感じる。



こんな中で俺は生きている。
透き通った空と緑の輝きに私の心はリフレッシュ。


豊かさとは難でしょう?

2010年09月29日 07時08分05秒 | Weblog
朝日新聞に暉峻淑子さんの記事が載っていた。
著書「豊かさとは何か」で「日本の豊かさには根がない」と指摘していた。

みんな理屈ではわかっている。
でも、穂かに誰かがやってくれるだろうと待つばかり。
助け合いの基盤が未熟なまま、社会が崩れつつある。

虐待は孤独が原因。
公的機関がやってくれるだろうというお任せ主義が、虐待増の背景にあるのです。
言われればそうだ。

人間は関係の中でしか存在できない。
だが、今の日本では不介入が美徳になっている。
自分は非正規雇用じゃなくてよかったと傍観者を決め込んで、我が子が非正規になって愕然とする。
年金で騒いだのも自分のもらう分が減るから。

ドイツでは「神様はわざと人間を不完全につくりました。
そうでないと関係ができないから」

日本人も一歩踏み出して行動を起こしてほしい。
一度力を合わせて社会を動かすと、自信がつき、生活も楽しくなる。
異なる意見を持つ人とつながり、関係を築くことが社会人の到達点ですと結ぶ。

豊かさとは何でしょう。
社会とつながることと明快。
暉峻節は健在。
今82歳。
敬服です。



いつまでも 咲き続ける 次々と

2010年09月28日 07時01分17秒 | Weblog
グリーンカーテンにした朝顔もすっかり枯れて庭先。
そのヘブンリーブルーが咲く前から咲いていたペチュニア。
まだ咲き続けている。

100日は咲き続けたろう。
もう秋の訪れもう終わりであろうがもくもくと咲き続ける。
過剰改良競争がいわれる花であるが、花は悪くはない。
ただ咲き続ける。

100まで百性
元気付けられる。

料理ろうそく

2010年09月27日 06時44分05秒 | Weblog
勝山のトークサロンの前におこなったローソクつくり。

お気に入りの瓶にロウに浸したタコ糸を割り箸にはさんで準備完了。


微粒のパラフィンを溶かす。
パラフィンはインターネットで1キロ800円。


クレヨンで色づけ。


まるで料理の時間。
ピンポコピコピコピンポンポン♪


瓶に注いで出来上がり。
いろいろな色があってきれい。


直ちゃんジッとみつめる。
何を思っているのであろうか。
ろうそくの火がなくても語り合えるのだろう。



働きたいと声を上げる

2010年09月26日 11時35分31秒 | Weblog
真庭のまちづくりトークサロンに出かけた。
勝山保険福祉センター「もくせい」
勝山庁舎の横で入口に水車を見つける。


とってもいい建物。
サロンをするにはもってこい。
今日のテーマ「しょうがい者就労」
岡山ビゴーレのFW杉井さんが実行委員で自らの望みをテーマとした。


脳性マヒの彼は32歳。
今はディセンター真庭で名刺を作っている。
給料は1万5千円ぐらい。
サッカーをするのにお金がいる。
普通の会社で働きたいと声を上げて行動を起こした。


手伝わないわけにはいかない。
進行を引き受けた。
ヴィゴーレの仲間もやってきた。

まちづくりは「・・したい」から始まるのではないか。
これを出発点にすることが一番。
岡山ヴィゴーレは「サッカーをやりたい」と言った筋ジスの下山さんから始まったと電動車椅子サッカーを紹介。

自己紹介。
ここで核心に迫る問題点が浮き彫りに。
進行は少しその迫力に圧倒される。
しかしここで負けてはいけない。
私の腕の見せ所。

DVD「働くココロ」を観た感想。
障害を持って働いている人に濱家アナウンサーがインタビュー。
「目標をもって仕事にとりくむ」
「みんな仲よく仕事が出来る」
「楽しい。やりがいがある」

みなさんに感想を聞く。
私も働いているけれども楽しく仲よく働いているだろうか。
本来働くことは楽しいし、幸せなんだ。
働くことの喜びを忘れている。
むずかしく仕事をしている。
働く幸せを忘れてしまっている。
「あなたは幸せに働いていますか」と問いかけた。
もちろん、自分への問いかけでもある。

よくといいますが具体的に描けますか。
私は「障害者でも働ける社会だ」と持論を展開。

よく、障害者が働きたいといったら、行政がやることと逃げる人が居る。
もちろん、その日も来ていただいた津山障害者就業・生活支援センターの方はおられる。
しかし、その人に任せているだけでは解決できない。

ここにいるあなたが自分の問題と捉え、できることをやり、助け合わないと。
1人の障害者の声はみんなの声。
県北親の会ネットは団結して療育センターを要望したと紹介。

どうぞこれを出発点にして中間支援組織の取り組むテーマの最重要テーマとしていただきたいと結ぶ。

あとからの質問。

普通の人も働けないのに障害者が・・・
障害があってもなくても、働く意欲のある人が働ける「あたりまえ」の社会へ。
働く意欲がある人は仕事が見つかるのではと。
探せば、高望みしなければ・・・
出来ることをやる。
それの積み重ね。

根源的課題。
ディセンター真庭で働いている杉井さんの就労は福祉的就労。
給料1万5千円。
普通の10分の1。

これの解決は「日本でいちばん大切にしたい会社」日本理化学工業株式会社の大山会長の提案が目からうろこ。
ベルギー方式といい、ヨーロッパに広がっている。
障害者を雇用した企業に国が最低賃金を助成するもの。

障害者を施設で面倒を見ると一年で500万円かかる。
最低賃金分の負担なら150万円。
国は財源を節約でき、
企業は障害者を雇用でき、
障害者は働きながら地域で暮らせる。
三方一両得のしくみ。
用はお金の使い方。

日本では、障害者の幸せのすべてを福祉施設の中で完結させようとする。
そのため、施設の中に作業所を作って、そこで障害者に働く場を提供する。
ベルギーでは「行政がお金をかけて施設をケアするよりも、企業に最低賃金を払って雇用してもらったほうが合理的」と考えた。

あと一つみんなに紹介したかったができなかった「商売繁盛の恵比寿様は障害者であった話」
これは長くなるので2月2日のブログをみてみて・・・

山田尚公はいい奴だ。
私が障害者の父であると知って、障害者は「福の神」と教えてくれた。
障害者を大事にした家は栄える。
地域は栄える。
日本は栄えると。

最後に大山泰弘さんの言葉。
「会社は、売り上げを上げるために、利益を上げるために存在しているのではありません。
本当に人々に必要とされ、社員たちも誇りをもって働くことができる。
その結果、みんなが幸福を感じることができる。
そんな会社になるために存在しているのです」
世の中、金のための存在しているのではありません。
金は道具。
目的ではない。
あたりまえですが・・・


赤い秋

2010年09月25日 09時01分50秒 | Weblog
ツリフネソウ。
虫が入りやすくなるようにこんな花びらをしているのか。

虫にはこの赤はどんな色に見えるのだろう。
緑の花はほとんどない。
その中の赤はきっと虫には輝いて見えるのだろう。

山沿いの谷あい。
田んぼの畦に赤い秋を見つけた。
ツリガネ畑である。


1ヶ月すれば紅葉の秋が訪れる。
その前の秋先の赤である。
そういえば秋は稲のノギ偏に赤い火と書く。

大運動会に大感動

2010年09月24日 07時06分33秒 | Weblog
阿波地区大運動会は9月19日に行われた。

昼からの「小学生集合」の演技。
何の変哲もない小学生と先生のリレー。
しかしそこの見たものに眼を張る。


リレーはバトンが見せ所。
バトンの受け渡しはさすがにせんせいはうまい。
受ける側と渡すものとの信頼とタイミングが阿波(あわ)ないと。
みせる教育。

一生懸命に走る子どもたち。
それに感化されたように先生も走る、走る、走る。

見ている方も走る高揚感が伝わってくる。
心臓はドキドキ。
足はムズムズ。

阿波の運動会はいい。
すがすがしい運動会。


しょうがい者就労を考える

2010年09月23日 12時11分46秒 | Weblog
9月25日(土)午後1時から4時まで
勝山保険センターで「第5回まちづくりトークサロン」が開かれる。
テーマは「しょうがい者就労を考える時間」

ものづくり体験とDVD鑑賞とトーク
トークの司会者を頼まれた。
しょうがい者が働きたいという。
力を貸したい。

DVDは毎日職場であたりまえにお仕事をしている障害のある方々へのインタビューとお仕事の記録。
おかやまATARIMAEプロジェクトの中の「はたらくココロ」のDVD.
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/detail.html?lif_id=58358

働ける年齢層の障がい者(20~65歳)は約332万人。
そのうち企業などに雇用されている障がい者は約45万人。
全体の13%程度です。

障害者雇用促進法という法律があります。
しかし、法律で義務付けられた法定雇用率を満たしている企業の割合は全体の半数に留まっています。

障害者雇用促進法で定められている民間企業の法定雇用率は1.8パーセント。
この数は、従業員56名に対し1名という計算。

実はこれらの現状は、障害者本人の働く意欲や能力が低いことによるものではなく、むしろ障害者雇用の受け入れ側である企業や一般の人々の、偏見や無関心によって引き起こされたものといえます。
つまり障がい者の働く機会を妨げているのは、「心のバリア」なのです。

障害者を雇用することは難しいことなのでしょうか?
「設備、環境が整っていない」「どんな仕事を任せればいいのかわからない・・・」理由は様々あがることでしょう。

障害者雇用に成果を上げている企業をみると、障害者一人ひとりの能力に着目し、社員同士が連携をとり、気持ちよく働ける職場づくりを実践していることが伺えます。
これは、障害者雇用に限ったことではなく、企業にとって大切な「あたりまえ」なのではないでしょうか。

障害があってもなくても、働く意欲のある人が働ける「あたりまえ」の社会へ。
その一歩を踏み出すことが、企業を元気にすることにつながる。

東京都大田区のチョーク製造会社、日本理化学工業会長の大山泰弘さんの言葉を思い出す。

人間の究極の幸せは、次の4つです。
 その1つは、人に愛されること。
 2つは、人にほめられること。
 3つは、人の役に立つこと。
 そして最後が、人から必要とされること。

障害者の方たちが、施設で保護されるより、企業で働きたいと願う。
それは 社会で必要とされて、本当の幸せを求める人間の証しなのです。

働くことが幸せとは障害者と一緒に働いたから気づいたことと結ぶ。

我々は働くことの喜びを忘れてしまう。
しかし、しょうがい者はそれに気づかせてくれる存在だ。


ロク

2010年09月22日 06時40分55秒 | Weblog
横浜のエルピダの猫。
名前はロク。

いつもそばに居て私たちをなごませてくれる。
旅の疲れも癒される。

7回目の横浜。
殻は覚えてはいないだろうが、いつも出迎えてくれる。

今回、駿介をソファーに移すとつかさず車椅子に!
居心地良さそうである。




横浜ラポール

2010年09月21日 07時05分17秒 | Weblog
車椅子サッカー関東大会は障害者スポーツ文化センターラポールであった。
ラポールはフランス語で「心の通い合い」
障害者が主体的に参加する中から市民交流を活発に行なえるようにとの願い。

素晴らしい施設である。

ここ行きのバスがある。


ボーリング場もある。


フリスビーのクラブハウスもある。


レストランは使いやすい。

いままでで一番。
心が満たされる。


目を見張る、電動車椅子サッカー関東大会

2010年09月20日 10時14分57秒 | Weblog
車いす改造の次の日、関東大会をのぞかせて貰った。
エルピダの中村社長の勧めで。
ラッキーである。

いろんな車いすがある。
前輪駆動。


6輪の車いす。

面白いのはいろんな思いでサッカーをしていること。
それは戦術、プレーに現われる。


赤い魂Yokohama Crackers
54回1週間に1回以上、チームでサッカーをしている。
よく練習していて、自信あり。


めざせ!楽しく、華麗なプレーのレインボー・ソルジャー
順位よりも自分たちのきれいなプレーを目標にしている。
だから、強い。

もうひとつ三強、FINE
高橋さん率いるチーム。
全員サッカーで全後半メンバーを3人替えて来た。
勝敗より全員がサッカーをできることが目的。
しかし、GKがセンターサークルまで上がるなど戦術が面白い。


一度も勝ったことのないクローバーズ
競技用の車いすを使わずに借りた車椅子もある。
サッカーができるだけでいいチーム。
応援団の多くて盛り上がっていた。

勝つことより内容。
相手に勝つより自分たちもプレーができれば。
相手も含めて楽しく充実したプレーができれば。
心の乱れはない。
関東の伝統の本当の強さを感じる。



エルピダは日本一の改造者

2010年09月19日 11時37分28秒 | Weblog
横浜のエルピダに駿介号の車いすの改造に行く。
朝、1時半に起床のつもりが3人とも1時に目が覚める。
1時半スタート。
浜名湖を観、富士山にお目にかかって、予定どおり10時チョッキリに到着。


目的はジョイスティックから手が落ちる。
前後左右に動いた時指が手から離れてすばやい操作ができない。
腰が動いて前かがみになる。
この3つの解決。

すべて、電動車椅子サッカーをしていた時の問題点。
親がしっかり調整してやらないと人に攻められる点。
何とかしてやりたいができない点。
私の頭では解決できない点。
よって、神に祈る気持ちの点。

今回も。
見事に解決してくださった。
どうしてこれだけすごい改造ができるのか。


1番に取り組んだのがバッテリー2つを倒すもの。
30分で片付ける。
胸のベルト15分。
問題はジョイスティック。

形で片付けるしかないだろう。
しばらく考えておられたが、とりあえず試してみようとつくられたのはT字型の取っ手。
駿介命名、シュモクザメから撞木型ジョイスティック。


タイヤとモーターのジョイントの遊びを溶接。
前タイヤを交換して出来上がり。

サー動いてみて。
くるっと回ってビックリ、がっかり、息消沈。
振り回されて手は落ち、腰ははずれ、頭もはずれヘットレストから外れてしまった。
息はハーハー。
目は涙目。

私も落ち込む。
あきらめ感が頭をかすめる。
中村さん、平然と中村マジックを見せること30分。
簡単に解決。

後ろタイヤの軸と体の軸を合わせる。
ひじも軸の中。
ほとんどぶれない。
今まで見たことのない早さだ。

これぞ、エルピダ中村マジック。
身体にあったコンパクトでシンプルで低重心でミッドシップ。
感覚的に動くことができる。

そしてエルピダの改造は障害児の生きかた、人生を変えるのである。
駿介は前輪を浮かせるウイリーを楽しんでいる。



そばの花のおしべにピクッとビックリ

2010年09月16日 08時29分43秒 | Weblog
すっかり花をつけている。
5部咲きというところ。


近づいてピクッとびっくり。
花がこんなにきれいとは。


すっかり秋。
しかし日中はまだ暑い。
そばの畑のそばのトマト。
もう終わりのトマトもまだまだ実をつける。

横浜行きのため、2日ブログを休みます。


支援の心は緑のじゅうたん

2010年09月15日 07時05分07秒 | Weblog
このあいだ視察した瀬戸高等支援学校。
職業訓練校を改装した為か殺風景。

その中で和らいだ雰囲気を持たせているのが芝生のみどり。
この中庭だけでなくグランドにも芝生を植えた。

学生が転んでも安全。
芝の苗つくりから芝植えの実習も兼ねる。
地域の人が気楽に交流してくれるようにとの願いもある。

そう、この芝生にも校長先生の願いと思いが詰まっていた。
研修の日の瀬戸高等支援学校の先生のやる気、思いの深さを思い出した。
日照りが続く中、今日も水遣りをされているであろう。

水やり、種蒔き、支援の心。
それは緑色なのかもしれない。

支援の心は緑のじゅうたん。
安心して転べます、遊べます。


シュート、ねらった、ゴールイン!

2010年09月14日 06時49分23秒 | Weblog
兵庫県たつの市で交流大会があった。
作用の南で津山から地道で1時間あまり。
近い。

相手はアイポニとパープルスネークス
全国大会に出る強豪チーム。
相手にしてくれるだけで光栄。

結果はもちろん2敗。
しかし、1点取ることができた。
いろんな弱点が現われた。
「負けて強くなる」を実感できる。
試合は一番強くなれる。


試合の間の話し合い。
これがなんともいい。

同じ目線で話していた。
くつろぎ、心かよう一時。

ところでアイポニのYさん。
7月に結婚された。
インターネットで知り合った看護師さんだそうだ。
生活の上でもシュートを蹴ってゴールイン。


帰りの179号線沿い、トラちゃん田んぼを見学。
タイガースのマスコット2人がYさん夫婦を祝福していた。
おめでとうございます。
Yさん。