パンツァーごー

猫さんと賭け事と時々プラモデル

井上チャンピオン強いねーの巻

2023-07-26 10:22:15 | 日記
このブログはプラモデル専用になっていますが、ここは書き記したい!ということでモンスター井上チャンピオンのフルトン戦についてです。

昨日の試合は仕事で見れなかったのですが、夜中の1時に帰宅してYou Tube観戦。色々前置き前段は置いといて素直な感想。まずは1Rからフィニッシュまで。次に井上チャンピオン目線、最後にフルトン目線で3回みました。感じたのはとにかく井上チャンピオンの左のボディ。入りから左のボディジャブ、ストレートを刻んでいく。左のボディから頭が下がったとこへの返しの右カウンター。この種まき。手数も試合運びも圧倒してるように見えますが、本線はボディから上へのコンビネーション。

そうかといって、相手は1階級上の無敗の2団体チャンプ。上手くいなしているように見えて迷いが見え始めます。井上チャンピオンのスピードとパンチ力はゴング初手で感じているので踏み込めない。種を撒いて撒いてからの中盤。一転、上への攻撃で意識を変える。段々フルトン選手のディフェンスが中途になります。ガードの上からでも強烈な恐怖心を植え付ける井上チャンピオンですから、あえて打ち合って殴り合いのように見せる完璧な種を撒きます。

狙いはボディジャブから頭を下げてのフィニッシュブロー。ラストラウンドになった8R。ここまでフルトン選手も集中力を保っていましたが左のショートボディから一瞬上が開いたとこへ右のショートカウンターからの返しの強烈な左フック。勝負あり。完璧な組み立て。大前提に井上チャンピオンのパンチ力、スピード、全てにおいてモンスターだと言うのはありますが、試合の組み立て方。フレームの大きい2団体チャンピオンを完璧に仕留めるにはあの筋書きだったのでしょうね。

とにかく、シンプルに素直に強い。ボクシングが大好きで色々な選手と比べるのは別だと思いつつ、井上尚弥は強い。その一言でした。

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2 コメント

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マルテンサイト千年ものづくり (サムライグローバル)
2024-07-31 17:23:30
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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ロール特殊鋼流通 (グリーン経済成長)
2024-07-31 17:29:03
「材料物理数学再武装」といえばプロテリアル(旧日立金属)製高性能冷間ダイス鋼SLD-MAGICの発明者の方の大学の講義資料の名称ですね。番外編の経済学の国富論における、価格決定メカニズムの話面白かった。学校卒業して以来ようやく微積分のありがたさに気づくことができたのはこのあたりの情報収集によるものだ。ようはトレードオフ関係にある比例と反比例の曲線を関数接合論で繋げて、微分してゼロなところが全体最適だとする話だった。同氏はマテリアルズ・インフォマティクスにも造詣が深く、AIテクノロジーに対する数学的な基礎を学ぶ上で貴重な情報だと思います。
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