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第71回 安田記念 予想

2021-06-06 07:41:27 | 馬券学
競馬には馬券好きと競馬好きがある。

安田記念といえば波乱傾向が強く、絶対人気に推された馬が取りこぼし跳ねる。
馬券好きは一本被りの一番人気が飛んでくれればと回収率狙いで他馬から入る。

これはこれでいい。

厄介なのがこれに競馬好きの思考が入り込む時だ。
長年見ていると知らず知らずに「競馬が好き」と「馬券が好き」が喧嘩する。
喧嘩ならどちらかに決着すればいいのだが、時より仲直りならぬ手を握って引き分けになる。

これが厄介。

要は迷いが生じるのだ。

2012年 春の天皇賞。
馬券好きの目線からビートブラックの逃げ残りを信じて3連単。相手に差し足鋭いトーセンジョーダン、ウインバリアシオンを加えて
断然人気のオルフェーブルを相手に落とした。マークシートに書き込んで発券機前。急に競馬好きが割り込んできて「オルフェが飛ぶ
なんてあり得ないじゃろう」と頭の中で囁く。資金があれば点数増やせばいいだけだがケチが沸く。急遽列を離れてオルフェ頭に書き換えた。相手人気薄だからこれでも付くだろうと言い訳する。結果、最初の馬券好きの買い目がくる。300円。145万×300円である。しばらく動けなかった。

ではそれぞれの観点から今年の安田記念を考察してみると。
馬券好きなら波乱を願ってグランアレグリアの着落としを狙う。マルチでもいいし思い切って別馬から入って
あわよくば着外へ飛んでいけと夢想する。

競馬好きは1600なら現役最強馬のグランアレグリアが飛べなんて恐れ多くて考えられない。
おかわりの多い安田記念、ましてや昨年は最強馬アーモンドアイをぶっちぎった。前哨戦のビクトリアマイルは
その強さに磨きがかかったかのように圧勝劇。得意の府中で負けるはずがない。飛べなんてグランに失礼だ。

しかしながらここで馬券好きが横やりを入れる。
グラン頭でいくとどうあがいても配当にならない。つまり安い。無論、資金力があれば単勝一点でも複勝一点でも
投げ込めばいい。まあ、当たり前だがそんな金持ちではないのだから迷う。

馬券を取るか競馬好きを取るか。

はい。
迷ったときは競馬好きを取ります。天皇賞の二の舞をもう一度踏みます。

軸グランアレグリア
相手サリオス、インディチャンプ、ケイデンスコール、シュネルマイスター。
単穴ラウダシオン、ダノン2頭。

配当にならないので100円で応援しときます。
















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