”黒い”カラスを”白い”カラスだと言い張る安倍組織

　安倍さんの強力なブレーンが書いた本によると、組織で生き残る為には、上に対して絶対的に従順で無ければいけないそうです。上司が黒いカラスを“白い”といったら、自分も“白い”ですね。と答えなければいけないそうです。場合によっては“白い”カラスを連れてきてみんなを納得させるようなことも必要だと言っています。本当に従順な部下です。重用されるでしょう。
ただし、安倍組織と全く関係のない、我々にとって彼らは単なる“大ウソつき”です。黒い物を“白”という事は正直な人間には出来ません。いかに安倍さんと部下が密接な関係で素晴らしい繋がりを持っていても彼らは、我々にとっては、社会に迷惑をかける“大ウソつき”に変わりがありません。

そう考えると色々なことが説明できます。

＠例えば、エンゲル係数のウィキペディアの内容が、安倍さんの答弁の直後に、安倍さんの発言に沿って書き換えられた問題。上の者が言った内容に沿って部下のネトウヨ組織が内容を書き換えたというだけの事です。ただし、書き換えられた内容でエンゲル係数の意味を覚えた日本人は世界の常識と違う知識を持ち、（世界に通用しない日本人）に育っていきます。書き換えは、国民の“利益”、国の“利益”を全く考えない行動です。自分達にとって利益になれば何でもやる集団と判断できます。

＠例えば、安倍答弁に沿って書き換えられた大蔵省公文書たち。自殺者も出すほどの大問題でした。これも、安倍さんの忠実で従順な部下が、（“黒”い物を“白”い）と言い張る感覚で他の職員を巻き込んで書き換えたのでしょう。真面目な大蔵省職員には辛いことだったと思います。冥福をお祈りいたします。

＠例えば、裁量労働制のデータ捏造。“働く人の為の改革”と“言い張る安倍総理。それに沿ったデータを出さなければなりません。実際に調査をすれば都合の良い数字が出るわけもありません。数字をいじって総理の意図に沿ったデータにしなければなりません。その結果の雑なデータ。結局データも無しに法改正は進みます。挙句の果て、この案は働く人側から出た案ではなく、経営陣側から提言されたものとバレてしまいます。経営陣が同じ賃金で長く働かせるために考え付いたブラック法案と分ってしまいます。

＠例えば、南京大虐殺問題
日本政府は数万人規模の虐殺はあったという事を、ずーっと認めてきていたのに、その規模をだんだん減らして、ついには、大虐殺はなかったとまで言い張る国会議員まで出てくる始末です。安倍組織あるいはその上の人が言い張っているのだと思います。下の者は従順に従うだけです。だから、議論も出来ません。自分達の意見の発表はするけれども議論すると嘘や矛盾が噴出するので議論はしません。“脅し”“恫喝”“嫌がらせ”などを繰り返し、言論を弾圧するだけです。彼らは“大虐殺の事実”を知っていても、“なかった”と言い張る組織なのです。

＠例えば慰安婦問題
強制連行・詐欺による連行・貧困によりやむを得ずの慰安婦。個人個人事情は違うでしょう。わざわざ、慰安所を設置して、会計管理をしていた人の話まで残っているのだから、軍が絡んでいたと考えるのは当然です。逃げて帰る自由も無かったのだから奴隷です。監禁された性奴隷という表現は間違っていないし、世界の共通認識でしょう。
強制的に連行されて、慰安婦にされた人達、その事情をすべて知っているのに、日本軍を正当化する為に、その人達を（売春婦！　売春婦！　嘘つき！　嘘つき！）と罵倒して、罵り、ヘイトな言葉を投げつける安倍組織の人間。そんな人達が（恥を知れ！）と言われるのは世界的な感覚から見て当然なのです。
この人達は、今現在の日本でも、性犯罪被害者に対して同じ事を繰り返しています。（売名行為だ）（ハニートラップだ）（自己責任だ）（うそつきだ）被害者の心をずたずたにする安倍組織。2次加害組織です。女性蔑視で差別主義者の集団です。その人達が国の中心にいます。また、テレビに出ている人の発言をチェックしてください。そこで、このような発言を聞いたら、安倍組織の人間と考えて下さい。普通の感覚の普通の人はあまり思いつかない言葉だからです。

上の者の為に、平然と嘘をゴリ押しする忠実な部下たち。安倍組織はそんな人達の集まりです。ブレーンがそうせよと言っているのですから。だから、彼らの言葉の多くは嘘と思っていていいでしょう。
ただし、その嘘の為に、日本が評価を下げ、日本人が蔑まされる状況が出来上がっていることは認識しておいてください。


尚、文中に出てくる安倍組織とは、安倍さんを応援している組織の事で、安倍さんがすべてに絡んでいるという事ではありません。