徒然なるのゐどる

ふしぎにさびしい宇宙の果てを
ふわりふわりと昇って行こうよ。

お姫様ごっこ

2014年06月23日 | Weblog
娘とお姫様ごっこをすると、HPが百くらい一気に減ります・・

娘「お母さん、お姫様ごっこしよ~」
私「はーい・・」

娘「お菓子でも食べながら、おしゃべりしましょう」
私「まぁ~、素敵なマカロンだわ~」
娘「私、お肉とかお野菜とか、近くのスーパーで買っているの」
私「(急だな)私は阪急オ○シス(←近所のスーパー)で買ってるわ」
娘「まぁ!阪急オ○シスはお肉高いわよ」

気づけばお姫様ごっこが、ものすごく所帯じみています・・・


私「そうかしらぁ~。ところで、明日の舞踏会は何着ていくの~?」
娘「いちごのドレスにしようかと思ってるの」
私「私はさくらんぼのドレスにしようかしら」
娘「いいけど、でも、あなたのドレスは泥だらけよ」
私「え・・・。なんで~・・?(どういう設定だよ)」
娘「あなたは着て行くドレスないから、お掃除でもしていなさいよ」


気づけばお姫様ごっこは、シンデレラごっこになっていました。
(しかもどうやら娘は自ら、いじわるな姉役のようです・・)

しそジュース

2014年06月16日 | Weblog
梅酒をつけるときに、ふたびんのうちひとつはしそを入れようと思った。
しそを買っておいたけれども、入れ方がわからないのであきらめた。
このしそをどうしよう…と思ったら、しその袋にしそジュースの作り方が載ってたので、つくってみた。
しそを娘と洗って、鍋で煮る。
しそがみるまに紫から緑に変わる。
葉をこして、茶色くなった液に砂糖をたっぷり入れて、砂糖がとけたら、気のおもむくままにレモン汁を投入。
するとしそジュースが鮮やかな赤紫にかわった。

味はほんのり酸っぱく優しく甘い。
これが子供らに大好評。
夏の定番になりそう。

傷だらけの一日

2014年06月11日 | Weblog
朝、息子が落としたスプーンを拾おうとして、腰骨をいやという程打ちつけた。「イタっーー!!」
その後、部屋にいるハエを追い払おうと闘い、中指をつき指。「イテーー!」
昼、頭痛がしてきて頭に冷えピタを貼る。「うー・・ズキズキするー」
夕、洗濯ものをとりこんでいる時、足の小指をいやというほどベランダの角に打ちつけた。「イテー!」
湿布を三か所、おでこに冷えピタを貼りながら、満身創痍でご飯をつくる。
夜ごはんはメンチカツ。メンチカツを揚げていると、油が腕にはねた。「アチチチチー!!」

「今日は一体、何回イタイっていってるんだよーー!。もういやーー!!」
と嘆いていると、娘がやってきて、言う。
「お母さん、大変なら、ご飯作らなくてもいいよ。お父さんに作ってもらおう。
お父さんの方が、料理上手だから」

ぐぼっぐほぅ!!

優しい娘の一言が、一番の致命傷です・・・。

ゴキブリ退治パート2

2014年06月10日 | Weblog
うちに、ゴキブリがでた。
外から成虫が紛れ込んだ模様。
さっそく夫がゴキジェット(なんかゴキブリを冷気でやっつけるやつ)を買ってきて、闘ってくれる模様。
こういうとき、虫に強い夫がいてくれてよかったと思う。
助かるわ~・・と思って、夫の様子を覗いてみると・・・。

ちょいちょい、とつついて、シューっとかけて「わー」。
あまりに距離が遠くて、ゴキブリに全然効いてない。
またちょいちょい、とつついて、サササッと逃げるゴキブリ。
「わー・・」とかいってる。

なんだこの、生ぬるい攻撃はよぉ!!これじゃいつまでたっても死なねぇよ!!
「貸せ、この、私に貸せ!!」
思わず、夫からゴキジェットを奪う。
ごそごそつついて、ゴキブリが出た。
「ぎゃぉぉぉががああああ!!!死ねー!!この、死ね!!くそがぁあああああ!!!」
ジューーー!!!!ジュジュジュジューー!!「死ねくそがぁぁ!!!うぉぉぉぉぉぉお!!」

ゴキブリ・・凍死・・・・。

「もう死んでるって、死んでるって!!」と、はがいじめにされ、夫に攻撃の手を止められる始末。
ぜーぜー、ぜーぜー、・・・。

結婚して、虫に強い夫を持っても、結局自分がやっつけちまいまちた・・・。
ものすごい殺意です。夫、どんびき。
あまりに強くゴキジェットを押しすぎて、指が動かなくなりました・・。

ゴキブリに強い人より、苦手な人の方が、ゴキブリ退治に向いているようです。

娘と離れた友人のこと

2014年06月06日 | Weblog
友達が、公務員の妻で、別にそんなにお金に困ってないのに、3歳の娘がいるのにバイトしてる。

理由は、「イヤイヤ期で子供が手に負えなくて、少しでも離れたくなったから」ということだった。

わかるわーと、思った。
娘のイヤイヤ期は、ご飯食べても、家事しても、抱っこしても、歌うたっても、何もかもが嫌だ、いやだ、といわれて、しまいには、立つのも座るのも、黙ってるのもしゃべってるのも、息するのもいやだといわれて、死ねば気がすむというのか?とまで思ってしまったものだ。
友達は、うるさーいと怒ってしまって、バシッと叩いてしまって、このままでは自分は虐待母になってしまうと思って、急いで仕事と保育園探したとのことだった。

えらいな~と、ため息が出た。

無理に娘と一緒にいようとしなかったことや、仕事や保育園を探す行動力や、客観的に自分を分析したところや、人にちゃんとそういう話をできるところが、たくさん、エライな~と思った。

私の場合はひたすら耐えに耐えるしかできなかった。
娘を泣かせ続けたら、他の家の人がうるさいといいにくるんじゃないかとか、虐待してると思われるんじゃないかとか、ビクビクしてしまう。
ちゃんとやっていないと思われるのが怖くて、人にあんまり大変なことをリアルには言えなかった。
仕事を探したり、保育園を探したりすることもできたかもしれないけれど、そんなことしてる元気ない・・と、自分で理由つけて諦めた。
娘を大泣きさせてしまって、自分でもわけがわからないくらい追い詰められて、ふたりでうぉーんと泣いたものだった。ちょっとかわいそうなことをしてしまったとも思うし、のど元過ぎれば熱さも忘れ、まぁみんなこういうもんだろうとも、今となっては思う。

それはともかく、もう一度言おう。
友達は、ほんとうに、えらい。
ちゃんと娘と離れたところが、えらい。

今まで、ニュースで、子供を虐待した親とかを見ると、「施設にちゃっちゃと預ければいいのに!」と思ってた。
けど、いざ自分の身にふりかかってみると、施設にちゃっちゃと預けられないくらい、自分は「娘と離れたくない」という思いも強くて、イヤイヤ期のただなかさえ、娘と少しも離れたくなかった。
「少しでいいから離れたい」という思いと、「片時も娘と離れたくない」という思いは同居していて、できれば大変な時、一緒に子育てを手伝ってくれる人がいればいいだけなのに、と思ったけど、そうするには、また公的サービスを申し込みに行ったり周囲とコミュニケーションとったりしないと駄目で、それもできない人は、ひたすら我慢するしかなかった。

犯罪者になるような人は、ただ、「施設にあずけりゃいい」というだけの話でもない。
その人は、子供を手放すことができない人かもしれなくて、施設に預けることも心情的に、知識的に、出来ない人かもしれなくて、追いつめられていて、やはりそこには、誰か身近な人が声かけをして、一緒に子供を見てやる時間が必要かも知れなかった。

しかし行政はそこまでするお金がなく、コミュニティはそこまで発達しておらず、虐待の事件は後を絶たないのは、哀しいことだと思う。

一歩、娘と離れようと思い、行動にうつせた友人は、とてもエライなぁと思った。
本当は、イヤイヤ期なんて、一瞬のことなんだけれども。