徒然なるのゐどる

ふしぎにさびしい宇宙の果てを
ふわりふわりと昇って行こうよ。

ミルキーではない

2010年04月28日 | Weblog
妊娠八カ月目なのに、もう母乳が出てきた。
赤ちゃんが生まれてもいないのに、母乳ってこんなにはやくからでるもんなのか。

さっそく、なめてみた。

なんだか汗とか涙とか、そーゆー系のしょっぱい味がする。

ミルキーじゃなかった。

てっきり私は、母乳と言えば、ミルキーのあま~い味がすると思っていたのに。
何もおいしくもない。

残念なはなし。

たけのこちゃん

2010年04月23日 | Weblog
夫の会社の人から、皮つきの太いタケノコを貰った。
始めて見て、触る代物。

なにしろ北海道には「竹林」がないのだ。
大学時代は、アフリカ研究をしていたので、青森の森を分け入って細いタケノコをとって食べたりしたけれど(「アフリカ研究をしていたので」が説明になってるんだかなってないんだか)、それはこういうようなタケノコじゃあ、なかった。

触ってみると、そのシットリしめった毛深い具合が、まるでイノシシかなんかを触っているみたいで、あまりに立派でスバラシイ。
でも、どーやって食べるねん。

週明けに旅行に行くので、週末に調理して、週明けまでに食べようと夫と相談をしていた。
計画はバッチリだったのに、イザ調理をしようという週末になると、なんと夫はウトウトと眠りの世界へいってしまった。

タケノコと共に放っておかれる私。
ぐらぐらと眠りそうになる夫を揺り動かしながら、「このタケノコどーやって調理するのー?」と聞く。
「外側ノ皮ヲムキ、沸カシタ湯ノ中ニ、糠をヒトツカミ入レ・・・鷹ノ爪ト一緒ニ茹デル・・・」
寝そうになる夫が稗田阿礼みたいに覚えたことをカクカクと述べながら、眠りの中へ。

もーもーと牛のようにため息をつきながら、タケノコの皮をむしる。
むしってもむしっても、毛の生えたタケノコの皮。どこまでむしればいーんだかよくわからないけど、まーどーでもいいか、と、むしりを終了。
湯を沸かして、糠をひとつかみ、鍋の中へ。
鷹の爪はどれぐらいいれればいいんだっけ?まーどーでもいいかーと、てきとうに鷹の爪を鍋へ。

茹でること2時間。
完全に寝ている夫をまたガクガクいわせて起こし、「2時間、タケノコ、茹でた。次は?」と端的に指示を仰ぐ。
「一晩放ッテオク・・」またお告げのようにそう一言言うと、夫は力尽きた。

翌朝。

糠でデロデロのタケノコは、できあがっていた。
糠のネチネチしたさわり心地を楽しみながら、タケノコの皮をむく。
わーぁ、きれいなクリーム色のタケノコがでてきた。

おしりのブツブツをこそげとり、用意はバッチリ。
さてどう調理しよう。

それから3日間は、タケノコ三昧だ。
タケノコとごはんを炊いた、タケノコごはん。
タケノコのおみそ汁。
タケノコと揚げとしいたけを甘辛く煮詰めたものをまぜた、タケノコ混ぜご飯。
タケノコと肉とキャベツともやしを、味噌と豆板醤と砂糖・醤油で炒めたホイコーロー。
タケノコバターしょうゆ炒め。

うーむ、なんておいしいんだ。なんだかぜいたくした気分。
九州に来て私はタケノコ料理を覚えた。
チャチャラチャッチャチャーン。1UP。

新婚旅行④:大分県

2010年04月19日 | Weblog
新婚旅行4日目。

日田豆田城下町を散策。

古い町並みにはちりめん屋さんやお醤油屋さん、和菓子屋さんなど立ち並ぶ。
何種類も味比べをして、一本の醤油を買う。アップル味のラムネをごくごく。
うなぎが有名なところ。「日田まぶし」を食べる。
こんがり焼けたうなぎがみっしり入ったひつまぶし。
まずはそのまま、次にゆずごしょうや大根おろしをそえて、それからわさびとねぎをのせてと、たくさんの味を楽しむ。最後にお茶づけにしてかきこむと、おなかいっぱい。

たらふくの腹を抱えて、ドライブしながらぶらぶら帰る。
さて、今日の夜ごはんはなんにしようか。

新婚旅行③:大分県

2010年04月19日 | Weblog
新婚旅行三日目。

大分県別府にて「地獄めぐり」。
美しい温泉噴出口の景観を「地獄」というらしく、8つの地獄めぐりを楽しめる。
血の池地獄で足湯を楽しみ、ほっこり。
美しい景観の地獄もあるけれど、そう目立たない地獄では、地獄の途中で、マントヒヒやピラニアなどの動物園などもひそかに展示していたのが、面白い。

昼食はおいしい回転ずし屋さん。
回転ずしなのにネタが大きく、一皿はちょっと高いがとてもおいしい。
関サバと関アジのお鮨を頬張る。

青の洞門へ。
菊池寛の小説「恩讐の彼方に」で有名な、和尚の手掘りのトンネル。
これを手でコツコツ彫って行ったのか~と思うと感嘆の声が漏れる。
それにしてもハネムーンにしては、回るコースが渋い。

日田の旅館「山荘天水」に泊まる。
高いけれどもとてもいい旅館。もみじやうつじが美しく咲き乱れるトンネルをいくつも通って旅館に着くと、ししおどしのよくにあう旅館の庭園もまた美しい。
部屋には露天風呂がついている。
浴衣を脱げばいつでもさらりとはいれる露天風呂、最高だ。
夕食も今まで食べたこともないような凝ったものばかり。
妊婦の私のために食前酒の「桃酒」を「桃ソーダ」に変えてくれた。
終わりには「ハッピーウエディング」と書かれたケーキを用意してくれていて感激。

たらふく食べてぐっすり眠る。

新婚旅行②:熊本県、宮崎県、大分県

2010年04月19日 | Weblog
新婚旅行2日目。

阿蘇お猿の里で猿まわしを見る。
お尻が赤くてもしゃもしゃ毛の生えたお猿はとてもかわいらしく、竹馬にのったり、三段跳びをしたりする。
最後に握手をすると、お猿のほんのりしめった小さな手は、とても愛らしい。

宮崎県にある高千穂峡へ行く。
みそのついた甘いくるみだんごを食べながら、ちょっとだけハイキング。
切り立った岩場に、青い川、神秘の滝。空気は澄んでいて、もののけ姫のこだまがいまにも出てきそうな、霊験あらたかな場所だ。

白河水源でおいしい水をペットボトル2本分汲む。
「開運館」という土産物屋(?)がつぶれて売却に出されており、「自分を開運しなよ・・」と思う。

大分県別府のホテル「杉の井パレス」に宿泊。
3館が連なる大きな温泉ホテル。露天風呂はとてつもなくひろく、湯けむりがもこもこ。
ゲームセンターでコインゲーム、卓球ゲームをし、ボウリングでも遊ぶ。
夕食と朝食のバイキングが豪華で、盛り上がりすぎて食べすぎる。

新婚旅行①:熊本県

2010年04月19日 | Weblog
新婚旅行一日目

熊本県の旅。
おいしいとんかつ屋で、とんかつを食べる。
ゴマをすりすり、あまだれ、からだれ。
お店の人が「ごはん、キャベツ、みそ汁、おかわりしませんか」と4回くらい聞いてきた。
こっちのひとはサービスがきめ細やかだ。

次に、熊本城を散策。
熊本城は、弘前城と島原城よりも、大きい(←比べる対象が2城しかない)。
城内の屏風絵がきれい。
熊本城のそばの公園に、大量のハトとたわむれる謎のオバサンがいた。

阿蘇ファームビレッジに泊まる。
宿は円型で小さいゲルのようでもあり、ナメック星人の家のよう(C鳥山明)。
ビレッジ内にあるスパを利用するけれど、客が私たちしかいなくて、貸し切りだ。

韓国人の団体客と、温泉が一緒になる。
韓国のおばちゃんたちが、お風呂の時に一斉にアカスリをとりだしてゴシゴシし始めたのは圧巻だった。そのあとは、皆一斉に、風呂場で歯を磨き始めた。ナゼだ。
3回くらい、あたりまえのように韓国語で話しかけられる。ココドコ。

夜にウノを部屋でやる。学生の合宿みたい。

新婚旅行のしおり

2010年04月13日 | Weblog
明日から楽しい、楽しい、新婚旅行だ。

昨夜、夫から「旅行のしおり」をもらった。
私のためにわざわざ行程表をつくってくれたのだ。

すべての日に「その日のテーマ」がついていて、何時に何をするかが細かく記載されている。

「店は赤色、観光スポットはラベンダー色、宿は青色だから」
なんと文字まで色分けされている。

諸経費と、めぐる行程の地図まで、しっかり載ってる。

なんてマメなのだろう。かなり手間と、労力も掛かったはずだ。
どこに行くか考えて、宿をとって、周辺の観光スポットを調べ、食事するところを調べ、あまつさえしおりまでつくってくれるなんて・・。
ふたりのためにわざわざここまで・・と思うと感激してしまった。

でも仕事中につくったんじゃないかこれ・・仕事はどうしたんダロウ・・・。

99ぱーせんとの喜びと、1ぱーせんとの不可思議。

カンガルー

2010年04月10日 | Weblog
土曜日、うみのなか公園とゆー、大きな公園にいく。
夫婦で二人乗り自転車をキコキコこぎながら、ポカポカ陽気の公園めぐり。

公園のなかに、動物園があった。
やる気のないカンガルーが腹を出して、仰向けになって寝ていた。
なんて油断しているんだ。野生では逆に見られない光景だ。

途中でびくびくしだした。変な夢でもみてるのかな。
客はみんなぼけ~っとみながら、ぽやぽや笑った。

のんきな日和。

ママパパ教室

2010年04月09日 | Weblog
市でやっている「ママパパ教室」に行ってみた。
これから母親や父親になる人のために、ためになるなんかをやっているらしい(←曖昧)。

10人くらいのママがきていたのに、パパと一緒に来ていたのは私だけだった。
みんなの家のパパは一体何をやっているのだ。なんて無関心なのだ、と、よそんちなんでどーでもいいんだけど、日本の未来を考えて(?)憤慨。

パパがちゃんときた私は、誇らしかった。
だが、夫は所在なさげだ。
思わず弱気に「男もいいんですよね・・?」と聞いてる。ママパパ教室なのに。

マグロは水銀がふくまれているかもしれないから、一度にいっぱい食べすぎないようにしましょー、とか、ひじきやだいずやほうれん草をとりましょー、とか、おっぱいのお手入れ方法とか、赤ちゃんの抱っこの仕方とか、なんかそーゆーことをやった(←ちゃんと聞こう)。

「生まれてくる赤ちゃんのために、むすんでひらいてをみんなで歌いましょう」というオバサンもいた。
みんなで「むすんでひらいて」を歌い、「この手~を~おなか~に~」とおなかや頭に手をのせたりして、手遊びした。
いかにもママパパ教室にいそうなおばさんだ、と思った。
私はこういう教育番組的なノリが恥ずかしくって、とっても苦手だ。背中がムズムズ、ムズムズ。

こーゆー、今だけしかできない旬なことは、出来うる限り参加して楽しみたいもんだ。
おむつとハブラシのお土産を貰って帰る。
なぜハブラシ。しかも持ち手にラメ入り。

金魚市場

2010年04月05日 | Weblog
スーパーの鮮魚売り場に、袋に入った金魚が売られていた。
生きたまま、赤いのやオレンジ色のが、ぷよぷよ泳いでおり、けっこうイイ値がした。

でも鮮魚売り場に金魚って・・。
えーと、佐賀ではこれを食べるのかしら。。

なんで金魚が鮮魚売り場に売られているのか、ちょっとナゾだ。

セイウチショー

2010年04月04日 | Weblog
4月3日、しみの日。
今日は27歳の誕生日。
腕時計と花束のプレゼントをもらい、晴れてゴキゲンな一日。大分県にある「うみたまご」とゆー水族館へ行く。

水族館ではセイウチをみた。セイウチがメインだ。
セイウチは2メートルを越えるからだで大きくて、牙があって、茶色くて、ブニブニしている様子だ。

セイウチのショーをみた。セイウチは頭に手をあてて腹筋したり、「ぶーぶーぶー」となきながらぶんぶんぶんを歌ったり、拍手したりしていた。
たいそうかしこいが、魚をつねに食べ続けていて、食い気がすごい。

ショーのあとに、セイウチを触らせてもらった。
ぶにっと柔らかく、格闘家のようなしなやかな筋肉で、なんともいえないイイ叩き心地だった。

家に欲しい。ふわふわした毛のかわいいぬいぐるみなんていいから、リアルにこの叩き心地を再現したぬいぐるみを売れば、売れるんじゃないかと思った(ゴム製)。