徒然なるのゐどる

ふしぎにさびしい宇宙の果てを
ふわりふわりと昇って行こうよ。

ヨーロッパ人になりたいと思った日

2012年01月30日 | Weblog
五十嵐大介著「リトルフォレスト」という漫画に、「ヌテラ」というパンに塗るペーストが出てきた。
ヘーゼルナッツとチョコレートのペーストだそうで、チョコ好きの私はどうしても食べたくて食べたくて、やれ、輸入雑貨店だの、デパートのジャム売り場だの、あちこち探してみたけれど、どうにもこうにも、みつからない。

ところが隣町のスーパーのジャム売り場に、ヌテラが当たり前のような顔して置いてあるのを発見!!。
ギャーッとかごに入れて、さっそくパンに塗って食べてみた。

これがもう、おいしいのなんのって。
チョコレートクリームに似ているのだけれど、スキムミルクだかの甘さと、ヘーゼルナッツの香ばしさが加味されていて、甘くて香ばしくて、おいしい。

朝食のパンに塗っておいしい、おいしいと食べる。
翌日も、夫が仕事で、娘が寝ている隙に、こっそり余ったパンに塗って食べる。

翌々日は、もうパンがない。
あきらめてまたパンを買ってきた日に食べよう・・と思ったのだけれど・・あぶぶぶぶ・・・がががが・・・ががっが・・我慢でき・・できない・・・!!!

スプーンにすくいとって、気づけば餓鬼のごとく、口をチョコレート色に染めて舐めていたのでした。
イーッヒーヒッヒ。

そんなこんなで、三日目にしてもう半分もヌテラ無くなってしまった・・・。
ああ・・ヨーロッパ人になりたい・・。

チベット風ぎょうざ・・・じゃない!?

2012年01月27日 | Weblog
本にある、チベット風餃子と言うのを作ってみることにした。

強力粉と塩と水を入れ、こねて、生地を休ませて、丸くのばして、具材を包む。
具材は、ゆでたキャベツと粉チーズ、と書いてある。

キャベツないな・・・玉ねぎでいいか。
粉チーズないな・・・普通のチーズでいいか。
玉ねぎとチーズじゃうまみが少ないかもしれないな・・ウインナーもいれよ。
あと、娘も食べやすいように、ケチャップ味にしよ。

そこで、玉ねぎとウインナーとチーズをケチャップで和えたものを、具材にした。

さっそく、出来上がったチベット風餃子を実食。

・・・・・これは・・なんか・・食べたことがある味だぞ・・・。


ブリトーや!!!


イタリア風になってるやん!!!


チベット風餃子をつくったつもりが、きづけばただのブリト―になってた・・・。

ツナマヨコーンパン

2012年01月25日 | Weblog
ツナとマヨとコーンがあったので、ツナマヨコーンパンをつくった。

もちろん強力粉をこねたり、ドライイーストをつかったりして凝ったパンをつくるわけはなく、ホットケーキミクス150グラムに、ヨーグルト大匙5を混ぜてこねて焼いただけだ。

ついでにいえばそんな簡単パンのレシピを調べたわけでもなく、朝の良い主婦の情報番組「はなまるマーケット」でやってたのを採用しただけだ。

さらにいえば米をたくのも面倒臭く、外が寒いので買い物にいくのもたいぎだったから、有り合わせだ。

というわけで、手抜きパン。

手抜きついでに、ツナマヨコーンを中に入れるのも面倒臭いから出した。


…というのは嘘で、そこだけは真面目にやったのに不器用すぎて飛び出てしまった。←見栄張る。

パリのおやつ

2012年01月24日 | Weblog
多田千香子著『パリのおやつ 旅のおやつ』はいい本だ。
パリなどで出会ったお菓子のレシピ集で、レシピのほかにお土産紹介やコラムなどもある。
読んでいると、自分もパリの街角を旅しているかのように、よだれが垂れる。

ぐ~・・お腹すいた。
さつまいもとヨーグルトがあるなぁ・・・。これ、できるじゃん。
早速、「新聞箱おさつバー」というのを作ってみることにした。

量って、まぜて、焼くだけ。
レシピは簡単だったけど、新聞を折ってつくる、肝心の新聞箱が、頭わるくてつくれなかった。でへへ。(←哀しいヤツ)
しかたないのでケーキ用の型に流し込んで焼いた。
「新聞箱おさつバー」じゃなくて、ただの「おさつケーキ」になっちゃった・・。

まぁ、味は素朴でとてもおいしく、合格点。

これでパリ気分で、まぁいいや。

スウェーデン味のサンドイッチ

2012年01月22日 | Weblog
スティーグラーソン著「ミレニアム」のシリーズを読むのにはまっている。
女にだらしないけどちょっと抜けててかわいらしいような中年の主人公と、彼らを取り巻く魅力的な人々による、軽快にて痛快なミステリ作品だ。
とても読みやすく、場面転換が多いのは「24」みたいに、読む人を飽きさせない。

ところでこの本の舞台はスウェーデンだ。
本を読んでいると、セブンイレブンで日用品を買ったり、イケアで家具を買ったり、スウェーデンのひとの生活と言うのはどういうものか垣間見られる。

なかでも「食」の描写はちょっとした楽しみで、「子羊のワイン煮込み」を作って食べたり、お店でクスクスを食べたり、ボスニア料理を食べたりしている描写を見ると、「それってどんなんなのかしら」と興味がある。
すしを食べるシーンなどもあり、「スウェーデンの人もすしを食べたりするんだぁ」などと思いを馳せる。

そんな中、主人公はしょっちゅうサンドイッチをつくって食べており、「アボカドとチーズとママレードジャムを挟み込んだサンドイッチを食べた」というような描写が合ったので、これならマネできそうだと思い、さっそくそのサンドイッチをつくってみた。

トーストしたパンに、ママレードジャムを塗り、チーズをペイッとのっけて、アボカドスライスを乗せて実食。

う・・うまい。
ジャムの酸味と、アボカドのぬっと(?)した感じと、チーズのまろやかな感じが合わさって、なんかなんだか、おいしい。

「スウェーデンの味や~・・・」と勝手に気持ちはスウェーデン人。

笑いのツボ

2012年01月16日 | Weblog
娘が教育番組を見ているところを、じっと見ている。

画面には、女の子とうんていが映ってる。
女の子は最初に普通にうんていをやっているのだけれど、途中でうんていが八の字に曲がってしまった。
「なんだこれ~」といいながら、頑張ってうんていを終える。

なんのへんてつもない話だ。

娘を見てみると、うんていが八の字に曲がってしまったところで、「キャハハ!」と笑った。
そして、女の子が「なんだこれ~」と頑張ってる所でも、「キャハハ!」とわらい、最後にうんていをできたところで、パチパチと手を叩いた。

そこが笑いどころなんだ・・・。

と、勉強になる。

一歳半でも、どうやら内容を理解していて、笑いのツボというか、なんか面白みのあるところもわかってるみたい。

でも、笑いの沸点はだいぶ低いみたいだ、と思った。

冬の困ったところ

2012年01月12日 | Weblog
九州の冬は、北海道出身の私にとっては、大変過ごしやすい。

ブーツは、いちいち氷の上を滑らないか靴底を確認して買わなくてもいいし、口と鼻を覆える、足首まであるダウンジャケットを買う必要もない。
せいぜい冬支度はユニクロのヒートテックを数枚買う程度のもんで、そなえつけのエアコンさえあれば、暖房器具を買う必要もない。
何よりうれしいのは、冬でも外に洗濯ものをほせるところだ。

けれど一点だけ困ったことは、私は自分が今何の季節を過ごしているんだか、何月なんだか、よくわからなくなってしまうところだ。
いままでも「あれ~?今何月だっけ~?」ということはあったけれど、雪があるかないかで、冬か冬じゃないのかくらいはわかった。
けれど最近は、雪がないので、「あれ~?今の季節ってなんだっけ~?」と調子がくるってしまう。


・・というのは、北海道出身だからとか関係なく、私自身の問題だろうか・・・?

娘が段ボールの家で男と二人に・・

2012年01月10日 | Weblog
娘のゆまちんを、幼児の遊び場のようなところに連れて行った。
いつもいくそこで、娘はいつも、段ボールの家みたいなやつがお気に入りだ。

今日も娘が段ボールの家に入ると、中には先客がいた。
三遊亭歌橘似の3歳児の男の子だ。

娘はその幼児とふたりで段ボールの家にこもってしまった。
ギャー、うちの可愛い娘が、男(?)と二人でいるー!

自分なんてすでに、もうあんなことやこんなことやあんなことまでしつくしているというのに、娘になるとこの動揺。

慌ててダンボールの窓から中をのぞくと、なんかしらんが、ふたりで向かい合ってニヤニヤしていた(←なんなんだ)。
ギャー!だめよー!うちのかわいい娘に手を出しちゃだめよー。

「ほら~、ゆまちん、おかあちゃんとあっちでおままごとしよ~」

そう声をかけても、娘はまどからこっちをみてニコニコするだけで、腰を上げてくれない。
男の子はなんか、おもちゃの鍋みたいなものをもって、ニヤニヤゆまちんを見ている。
キャー、やめてー。娘をそんな目でみないでー(どんな目だ)

「ゆまちーん、おかあちゃんとこっちで遊んでよー」

もうどっちが子供なんだか分からないけれど、娘に懇願して、段ボールの家から出てきてもらった。

そりゃあ、私も若い頃はブイブイいわせていましたよ?(いや、そんなことないか・・)でも、目に入れてもいたくない娘は、やっぱり、やっぱり、別なんだもーん。
とんだ親ばかっぷりでした。

ジャーについての変な慣習あれこれ

2012年01月09日 | Weblog
夫の実家に行った時、驚いたこと。

朝たいた米を、ジャーの保温ボタンを切ったまま放置。
数時間たち、カピカピになった米を、夜ごはん時にチンして食べていた。

いろんな家があるものだ。

しかし、私の実家に行った時にも、同じような驚きが。

保温してあるジャーの中に、いつもなぜかしゃもじを入れており、米をよそうたびにしゃもじがアツアツで、米をよそいづらい、よそいづらい。

そういえば、実家では、しゃもじがアツアツなのが、あたりまえだったのだ。

今、我が家では、朝たいた米のあまりは、ラップに包んで冷凍保存。
しゃもじはジャーの横に、立つしゃもじ。

でもいつか、「そういえばうちって変だよな」と思う事態になるのかもしれない。
家はそれぞれ、独自のルールがあるものだ。

はじめての夫の実家でのお正月

2012年01月06日 | Weblog
夫の実家の家のお雑煮【栃木県】は、しゃけといくらのしょうゆ味の煮餅だった。
とてもおいしかった。
うちの実家のお雑煮【北海道】は、ほうれんそうとほっき貝のしょうゆ味の煮餅なので、ちょ
っぴり具材は違うけれど、そう大きな違いはない。

昆布巻きに入っているのは、にしんだった。
うちの昆布巻きは鮭だった。
はじめてたべるにしんの昆布巻きは、とてもおいしかった。

毛ガニを土鍋に入れて、野菜と一緒に煮て、カニ鍋にして食べていた。
これは私にとっては新しいことだった。
なぜなら鍋にするかにはズワイがにで、毛ガニが手に入ったら、ゆでてそのまま食べちゃうから。
ずわいがには鍋で、たらばガニと毛がには、ゆでるか生で、そのまま食べるのがうちのならわしだった。
なんにせよ私はお正月は必ずカニを食べているので、カニがないと正月の気がしないので、カニを食べられて幸せだった(←なんか正月そうそうカニカニ言ってる人)。

初めての人の家でのおしょうがつ。
ひとの家、といえども、まぁ私の家でもあるのかもしれないけれど。

正月は、ずっと、ごろごろ本読んだりしてた。
お父さん(義理の)とお母さん(義理の)と、妹(義理の)も、駅伝を一日中見ながら、ごろごろしていた。
夫は風邪で寝込み、娘はこたつで丸くなる(ネコか?)。

何処の家のお正月も、家でごろごろしてるもんだよな~と、思った。
これが一番、贅沢な過ごし方だ。