土曜日、結婚式をした。
朝は九時に入り、メイク入り。
会場一番乗りは私の両親で、誰よりもはやくから既に服に着替えていた。
はりきりすぎダロ。
メイクし、ウエディングドレスに着替え、新郎は私の後ろでソワソワ。
父親とタバコをすったり、次々とくる親族に挨拶。
私も一緒にウロチョロ会場を観に行ったりしたいが、「花嫁のウエディングドレス姿は最後に見せるものなので、静かにしていてください」と怒られる。(←お祭り人間のサガ)
化粧が出来て待っていると、おばあちゃんや親戚のおじさん、おばさんがやってきた。
みんなウエディングドレス姿に感動して、眼がウルウルしている。
式が始まってもいないのに、それをみてもう感動してしまった。
結婚式が始まる前に、親族紹介で、会場入り。
お互いの父親が自分の親族を紹介する、という会をやる。
私の父親は何度練習したんだろう。。と思えるほど真面目に紹介していたが、相手の両親はあまりに親族が多いため途中で分からなくなり「誰だったっけ」となってしまって、途中から自己紹介になっていた。
途中で相手の大叔母が入ってきて状況が飲み込めず、「着物をきていけといわれたから着物を着てきた」とみんなの前でしゃべり始め、状態はもうわやに。
そのおかげで緊張のない、笑いの絶えない親族紹介になって、面白くくつろげた。
やがて式が始まる。
「いやー、緊張するねぇ~」って話しているうちに相手がもう入場している。
私は父親と腕を組んで入場だ。
父親と腕を組むのは初めてだけど、それどころじゃなく緊張する。
たくさんの拍手に迎えられての入場。
白いベールで前が見えず、なんだか霧の中にいるみたいで、よくわからない。
私が数時間かけて作った結婚証明書にサイン。
二人で前夜に何度も練習した誓いの言葉を言い、指輪を交換し、ベールアップをして、ブライダルキス。
改めて前を見ると、多くの人の顔があり、ドキドキと、嬉し恥ずかし。
一緒に歩いて退場し、会場の二階から、全員で写真をとる。
ふと後ろを見ると、会場では気付かなかった大学時代の先生方がすぐ後ろにいる。
その隣には、相手のおおばがいて、親族がいて、なんだか変なカンジ!と思いながら、晴れた空の下で写真をとる。
披露宴が始まる。
主賓の挨拶、乾杯。シェフからのメニュー紹介、本を出した時のテレビ出演のビデオ上映、中座、スライドショー上映、キャンドルサービス、恩師三人からのスピーチ、ロック博士たちによる余興、新郎と新婦のヒミツの暴露の余興、花嫁の手紙、新郎の父の挨拶、新郎の最後のスピーチ。
内容は盛りだくさんで、あっという間に笑っていたら、披露宴が終わった。
ひとつも失敗したものはなかった。全部大成功で、全部いろんな方々から褒められた。
みんなが素敵だった。
先生方のスピーチは面白かった上に感動し、あとからふたりともホロリときてしまいそうになったことを知る。
青森朝日放送のビデオ上映時には、新郎が私について語り始めるところで笑いが起こったし、スライドショーもよかったとお褒めいただく。
キャンドルサービスではみんなの顔が見られたし、新郎と新婦のヒミツを読み上げるときにも笑いが起こった。
余興ではロック博士たちが替え歌で二人について歌いあげてくれて、大好評だったし、新婦の両親への手紙も、感動したとお褒めいただいた。
サプライズで新郎へ手紙を読み上げてプレゼントをあげたことについて、新郎は感激してくれていたし、私は新郎のスピーチに感動してしまった。
友人は無事、式に間に会ったし、空は晴れて、たくさんの人に会えて嬉しかった。
友人がとっさにひらいてくれた二次会でもたくさん盛り上がり、愉快だった。
親とフグなべを食べてホテルに帰ってからも、二人で式についてずーっとしゃべっていた。
翌日は私の家で引っ越しの用意をしていたけれど、やっぱりずーっと、結婚式についてしゃべっていた。
幸せいっぱいの一日を過ごせて、本当にうれしい。
なんてすばらしい日なんだろう。
ただ1点、自分の携帯で写真を一枚もとらなかったので、今ブログにアップする写真がない。そのことだけが、ウッカリ悔やまれる。