徒然なるのゐどる

ふしぎにさびしい宇宙の果てを
ふわりふわりと昇って行こうよ。

イスカンダル氏

2009年06月30日 | Weblog
イスカンダル氏へ

あなたにはきっと、妻子がいるのだろう。どうしてもここで暮らしていくしかない、苦しい気持ちをお察しする。
できればあなたの苦しい生活のために協力をしてあげたいが、さりとて、私もここ以外に居場所はない。
互いに互いの損益を被ることなく、協力し合い、共存共栄の精神で、平和に暮らしていこうではないか。
もし貴殿が、闘うというのならば、そのときには、私も容赦なく貴殿を叩き潰す。
しかし、互いにひっそりと暮らし続ける限り、私は貴殿とともに、ひっそりと暮らすことを誓おう。

‐‐‐‐‐‐

私は家に出るゴキブリさんを「イスカンダル氏」と名づけたようだ。

黒いのが黒いのが黒い・・・

2009年06月29日 | Weblog
死ぬかもしれない。

家についにゴキブリが出た。

(↑大げさな人)

しかも黒くて大きいやつだ。

家に出る虫に、めっぽう弱い。
なぜかというと実家は北海道でゴキブリなどいなかったし、家に虫が出るということ自体、自分にとっては信じられない出来事なのだ。

思わず見たとたん、「オォォー!」と、オペラ歌手のようにかなりいい発声で悲鳴をあげてしまった。隣の部屋の窓が開いてしまったくらいだ。

この家に住み続けて四年。ゴキブリなどいなかったのに。
ついに、ついに・・。

どうしよう、あんな大きい虫をやっつけて、外に出す勇気もない。
かといって一緒に住む勇気もない。
かといってホイホイを置いても、そのホイホイを片づける勇気もない。
ああ、眠れないよー。怖いよー。部屋の隅から一歩も動けません。。

「引っ越そうか・・・」
思わずそうつぶやく。

ゴキブリのない高原へ。。。

ゴキブリのない国へ。。。

ゴキブリのない浮世へ。。。

アブナイ、あぶない。思わずものすごく遠いところに飛び出ちそうになってしまった。

とても不安におののく。
一匹いたら何匹もいるといわれるゴキブリ。
人生苦難の道のりだ。

動物の耳かきについて

2009年06月27日 | Weblog
耳かきをしながら思うこと。

動物って耳かきしないのかな。
けっこう細かい、繊細な動きだと思うのよ。ゴリラとかサルなら、小指でも突っ込んで耳かきできるだろうけれど、ジャッカルとかラクダとか、四本足の生き物は耳に指を入れられないだろうし、耳かきどうしているんだろうか。
耳に垢がたまらないのかな。

また、耳にたまった垢が勝手にとれていくとしても、耳があんなふうにピンとしていたら、耳の中にあかは転がり落ちていくと思うのよね。
すごく違和感があると思うのだけれど、それはどーなのか。
また生き物として、あかは外に出すべきなのに、中に転がりおちていくってどーなのか。

また、耳がペローンと垂れ下がっている犬。
彼らは完全に耳あかが外に出ることも遮断している。
確実に耳あかは外に出ていかないと思うのだけれど、どーなってるんだろう。

むしろ彼らは耳が聞こえるのかな。。。

悶々と気になる今日この頃。

カレー・・か。カレーだな。うん。

2009年06月23日 | Weblog
私の家の冷蔵庫にはキャベツとトマトと玉ねぎがあった。
金曜日に、親から荷物が届き、レタスとキャベツとアスパラガスとピーマン、トマトときゅうりとブロッコリーとチキンとバターサンドとめかぶと梅干しとちりめんじゃこが追加された。
翌日、キャンプにいって、お土産にほうとうまんじゅう買ってきてしまった。

食品特需だ。

いつも外出しているので、あまり家で食べない。
このままでは食べ物が腐ってしまう。

必死になって、新鮮なものから食べている。
ほうとうまんじゅうは生ものなので、先食べる。
バターサンドも早めに食べたほうがいいものだけれど、一日1個で十分だ。毎日バターサンド。
きゅうりは早めに。トマトも4つもあるので、一日2個のペースで食べる。
レタスはすでにいたみ始めている。これもすぐ食べる。
一番最初から家にいたキャベツと玉ねぎは、ある程度持つものだから後回し。
アスパラガスはかなり大量にあるのでバターいためにしたり塩コショウでいためて、熱を通してサクサク食べる。
ブロッコリーは新鮮なのでもったいないけど、ゆでて冷凍保存にしてしまおう。
うわっ、チキンも六月中に食べるものだ。めかぶもあんまりもたない。でもバターサンドも急がねば。。そうこうしているうちに玉ねぎもそろそろ・・・。梅干し30個入りかい。梅干し好きだけどどーしよう。。。

・・・かなり毎日てんやわんや、豊かな食生活を送っている。

実家は冷蔵庫が常に入りすぎているので、よく冷蔵庫の中で食べ物を腐らせていた。
それを私は子供のころから非常にもったいなく思っており、ひとり暮らしをしてからは、ほとんど食べ物を腐らせずに食べきる生活をしている。
けれど母親は「食べ物は無理して食べずに、食べきれない分は捨てる」という方針なので、生ものや使いきれない調味料などを大量に送ってくる。
「食べきれないなら、捨てなさいな」と。

これは挑戦だ!と思いながら、絶対私は食べ物を腐らせたり、捨てたりしないぞ、と思って頑張って食べ物を消費している。

今日はお弁当を作り、食べ物をできるだけ食べる、涙ぐましい努力。
弁当の中身、トマトときゅうりとピーマンとブロッコリーとアスパラ・・ベジタリアンかい!

・・でも友達の店に顔も出さなきゃだし、明日は出先なのでお弁当を食べることもできず。会社員も営業だと、なかなか弁当難しいんだよな。あうあう。
ぜいたくな悩み。けれど、それで食べ物を余らせるのは、もっとぜいたくでいけないことだと、思っているよ。

は!ひらめいた!
野菜を全部入れた、カレーを作って冷凍すればいいのかも!

明日からの私は、カレー祭り。

山梨県富士吉田コテージ二日目

2009年06月22日 | Weblog
夜まで皆で、酒を飲みながら大富豪をする。
大貧民は大富豪の出すお題のテーマについて語らないといけないという、罰ゲーム。
「ちょっと赤面した話」や「幸福論」「甘酸っぱい話」や「怖い話」など、いろんなお題が出たよ。

夜も更け始め、お題も付き始めると消灯。
イビキをかかないように、鼻スティック(←嗅ぐとスースーする)を握りしめて私は寝ます。いびきかきませんように。。。

翌日。コテージを遅い朝に出る。
大きいけれど少しクラシックなゲームセンターに行く。
カウントアップでダーツをやると、ものすごく調子が悪い私は27点という自己最悪記録をマーク。呪いのようにダーツが手から離れない。
「なにくそ、もう一回」ともう一回やると、ようやく350点を超える、いつもの調子が戻ってきた。
卓球部だった友人ともう一人は、卓球をやり始める。
点数差をつけてもやはり元卓球部が強い。冷静に点を入れていく元卓球部と、飛んだり舞ってみたり、回転してみたり、思考錯誤を重ねるもう一方とのラリーが面白い。

次に一行は富士吉田ワインセラーに行き、ワインの試飲やぶどう果汁の試飲をさせてもらう。運転手、かわいそうだぞ。
ワイン果汁は腰痛肩こりだけではなく、物忘れにもいいというので、必死になって飲む。

ワインセラーの次に行くのは道の駅「富士吉田」。
道の駅大好きの私の要望だ。
ひとりは富士吉田の湧水を組む列に並び、私は「ほうとうまんじゅう」という得体のしれないまんじゅうを買う。もう一人は固形の塩と、サラサラの塩を買っている。どんだけ塩好きなんだ。

昼ご飯は「ほうとう」を食べる。
ほうとうは、甲府の名物で、ひらべったいうどんみたいなやつだ。
武田信玄が野戦の際食べていたとか、そうじゃないとか(どっちだよ)。
ちっちゃい鍋に入っていて、ゴロゴロと大きく切ったかぼちゃやにんじん、里芋や、ごぼう、山菜、しいたけなど、たくさんの具が味噌でコトコト煮込まれていて、非常に美味。
みんなおいしい!と絶賛しながら食べる。

霧の濃い一日。ひとりを小田原でおろし、三人で霧の中を走る。
稲川淳二の「怖い話」をひとりがアイポッドに入れていたので、それを皆で息をつめて聞きながら帰る。怖いよー、稲川淳二、早口だよー。
しまいには私が「怖いから音楽きこうよ」と、リタイアしちゃったよ。

ごってり疲れて帰る。いやはや、楽しい旅行だった。
皆温和なので喧嘩もなく、楽しい週末を過ごしたとさ。

富士吉田コテージに泊まる

2009年06月21日 | Weblog
北海道の幼なじみたちと山梨県富士吉田のコテージに泊まりにきた。
朝8時。レンタカーを借りて、三人で神奈川県の小田原へ。そこで一人拾い、山中湖を見て、キャンプ場へ。小さな可愛いコテージ。
北海道人なのでジンギスカンとししゃもを鉄板で焼き、夜ごはん。
食事をおえると温泉へいき、夜には酒を飲みながら5時間語らい、消灯。
明日もたのしみだ。

ナイスタックと呼ぶ

2009年06月18日 | Weblog
後輩に「ナイスタックとって」というと、通じなかった。
「ナイスタックってなんですか?」「ナイスタックっていったら、アレだよ。ほら、これ」
ナイスタックという商品名の、両面テープである。

すると後輩は「さすが北海道出身のnoidolさん・・・。北海道の人は、ばんそうこうのこと「サビオ」って言ってますもんね」と妙に納得している。
いや、それは誤解だ・・・。
北海道の人は「商品名でモノを呼ぶ」と思われている・・。

でもホッチキスだって確か商品名だし、「イソジン」だって商品名だもん。。(←同じ問題?)

ふと、今、机の上にある、買い物リストが眼に入る。

「買うもの。

・クレラップ

・レノア

・クリニカ」

・・・うーん・・。あながち、私が商品名でモノを呼んでいるのは、間違いじゃないかもしれないぞ。。。

無敵

2009年06月17日 | Weblog
今日飲みながら「私には何にもないんだ、コンチクショー」といっていたら、「それって無敵じゃない?」と言われた。
目からうろこの落ちる思い。
そうか、そーだよな。何にもないって、無敵だよな。
それに何にもないんだったら、悩む必要も、悩むことも、何もないってことだよな。
突然、無敵気分。

大声で歌を歌って帰る。
今の自分、何も怖いことなんて、ナイヨ~。


Rちゃん結婚式二次会

2009年06月14日 | Weblog
フリーランスのWEBデザイナー、Rちゃんの結婚式の二次会に参加。
彼女は二、三年前、ゴールデン街や歌舞伎町の飲み屋や、そういうところで新宿のパパを介して出会った方で、すごーく美しいひと。
いつ会ってもニコニコしていて、気配りもできて優しくて、なんでも完璧で、あこがれの人だ。

旦那さんもすごく格好良くてしっかりした人だったけど、今日みたらやっぱり彼女のほうがよりしっかりしていて、アジサイのようなブルーのドレスもすごく似合っていて、スピーチもバッチリで、「やっぱりRちゃんは完璧だ」と思ってしまった。

彼女のような素敵な人が、素敵な旦那さんと出会い、幸せになれてすごく嬉しい。
Rちゃんがいつも通りの笑顔で、いつも通りの素敵さで、颯爽としていて、あこがれのきれいな人があこがれの通りにカッコヨクしていて、嬉しくなった。
幸せいっぱいの彼女に、幸せも分けてもらって、嬉しいな。

素敵な人を見習って、私も頑張ろうと思った。

飲み介の夜

2009年06月13日 | Weblog
金曜日、接待があって、取引先と韓国料理を食べに行く。
みんなと別れると、私は新宿でひとり飲みに行く。
新宿ゴールデン街の飲み屋の友人Mさんが、来週から全国自転車の旅に出てしまうので、お別れ前にどうしても挨拶しよう。

二年来の付き合い。長髪、ひげもじゃ、でも私より若いMさん。
良いところがあればそこで暮らしてもいいと思うし、また東京に戻ってくるかどうかもわからない風来の旅に出るという。彼女も置いて行ってしまう。

「どうしてそんなに行きたいの?。どうしてそこまでしていかないといけないの?」と聞けば、「それがずっとやりたかったことだから」と答える。
人生でどうしてもやりたいことが一つあって、それがその旅なら、もうやるしかないのだろう、と納得する。
人生でやらなきゃならないことは、やらなきゃならないんだ。

Mさんに今までの感謝とこれからの激励の言葉を述べた後、二軒目の店へいく。
この店にはツケをしているので、今日こそ絶対行かなきゃいけない。
リーゼントの兄貴のいる店。
酔っぱらって行って、何人かと何時間かしゃべったあと、そのままカウンターに眠くて、突っ伏してしまった。
隣でしゃべっていた人が「この子かわいそうだねぇ」なんて私のことを言い出した。兄貴は「そういう言い方するんじゃないよ」と怒ってくれたので、寝たフリしながらも心で感謝した。

その人は寝ていた私を何度も起こして、「帰ろう、送って行くよ」というのだけれど、私は知らんふりして寝ていた。
兄貴はまたしても「その子を寝かしておけよ。俺の妹分だから、俺が面倒見とくから大丈夫。おまえはもう帰れよ」と言って、その人を遠ざけてくれた。

いいね、頼れるねぇ、兄貴。いつも面倒かけてすまないよ。そしてありがたいね。
「私はかわいそうなんかじゃねー、ちゃんといろんな人に守られてるんだぞ」と心の中で思いながら、たぬき寝入りする。
その人は無事、帰って行った。

朝方、ひとりで電車に乗って家に帰る。
新宿の街は、早朝が一番、やさしい。

電車内での小劇団

2009年06月11日 | Weblog
電車に乗っていた。
太っていて、松葉杖をついた女の人が乗ってきた。
ひとりの人が席を譲った。

そこまでは、いい。

しかし、その隣の人は、ビミョーな感じになってた。

その女性は太っているので、ひとりよけたくらいじゃなんだかお尻が入らなさそうなのだ。
でも、そこで席を立つと「あなたは二人分ですね」と言っているようなものなので、かなり失礼な気もする。
サラリーマンの男性は譲るべきか、譲らぬべきか、困ったような顔している。

女性は、やっぱり尻が入らないと思ったのか、座らない。

そこでサラリーマンの男性は考えた。
「有楽町・・」といいながら、あたかも次の駅で降りるかのごとく、スーっと扉の前に立ち、「今すぐ降りたい人」を装っていた。
「必殺技、ひとり演劇」だ。
扉が開くと男性は、アタフタと出て行った。

めでたし、めでたし。
その男の人、降りてからまた別の車両に乗り換えていたけどな。

人はだれもが、日常生活で、演劇人だ、と思った。

クリーム色のボブカット

2009年06月10日 | Weblog
会社の後輩を連れて、久々に新宿ゴールデン街の店に行く。
その子を新宿G街に連れて行くのは初めて。
「あれーそうだったっけー?」なんていっていたら、「私は前から行きたいから連れてってくださいって頼んでたのに、noidolさんは自分の世界に入ってくるな的な空気を醸し出していて、全然連れて行ってくれなかったじゃないですか!」と怒られる。

うーむ。そういうわけでもなかったんだけど、G街には人とワイワイ来るよりも、ひとりでいろんな思いを抱えて、しっとり飲みにきたくなることのほうが多いんだよな。
なんだかんだで私も人と飲みに来ると、気を使ってしまうのかもしれない。

そのお店には実に一年ぶりくらいでいく。
格好いいリーゼントの兄貴がいろいろ相談にのってくれていて、仲が良かったお店なんだけれども、一時期私はG街にいかなくなっていて、特に何もないんだけど、そのときからなんとなーく疎遠になっていたお店だ。

久々に顔を出すと兄貴が「おう、久々じゃねーか」とすごく嬉しそうにしてくれて、なんだかほっとする。

久々に兄貴といろいろな話をしていたら「おまえはボブが似合うと思うよ、ボブが」と妙にボブカットをすすめてくる。
「そうですかねー」なんて言っていたら、「ボブカットにして、前髪もパッツンにして、髪の毛はクリーム色にするんだ。そして、長いロングブーツをはいて、ジャケット着て、おまえはそういうのが絶対似合うよ」なんていう。

それって結構ハードな格好なんじゃないか・・・?
ほんとにそういうのが似合うのかなぁ・・・。

私は髪の毛は、いつも肩くらいのウネウネとしたロングヘアで、人生でその髪型をほとんど変えたことがない。たまに前髪があったり、なかったりするくらいだ。
ボブカットなどしたこともない。クリーム色の髪にもしたことない。
ミニスカートは履くけれど、ロングブーツもひざ丈くらいのしか持ってない(←しかも雪靴)

自分がそういう格好をしたところを想像したこともないので、本当にいいのだろーかと謎だ。

自分の周囲の人は私にいろいろアドバイスをしてくれる。
かつて、「前髪はなくして、横に流した方が似合うよ」と言う人もいれば、「ものすごくキツい、アフロみたいなソバージュヘアが似合うよ」という人など、みんな私をどーにか直した方がいい、とは思うようだけれど、直し方の助言は十人十色だ。

ロングブーツにクリーム色のヘアで、ボブカット・・・。

そんなハードな女性に変えたら、はたしてよりよくなるのかなぁ。。とナゾに思う今日この頃だ。

恋愛相談を受ける

2009年06月08日 | Weblog
大学の友人から、浮気性の彼氏について相談の電話。
別れようかな・・なんて言っている。

私は断固として「わかれちゃだめだよ。浮気するくらいのことで!」という。
浮気するのは本当に腹立たしいことだけど、でも、一生独り身でいいって覚悟きめるんなら別れてもいいけど、その覚悟もなしに別れたら後悔する。
好きな人って、そうそう出会えるもんじゃない。好きだから、浮気されたら腹立たしいんでしょ。好きなら、ぐっとこらえるしかないしょ、と力説する。
別れたって、好きな人が浮気相手のもとに流れていくだけだし、バカバカしい。
好きならじっと好きでいれば、絶対相手も自分を本当にありがたいと思う日が来るから、我慢して思い続けるしかないよ、とエールを送る。

そのあと、新宿のパパの店に酒を飲みに行く。
前々から知っているお姉さんに会う。一か月前に結婚したといって、婚約指輪を見せてくれた。
全然つきあうとおもってなかった友人と結婚してしまって、自分でもびっくりしている、といっている。
いろいろな人と付き合ってきたけれど、気付けばこの人がいたという。その人は、周囲の付き合う候補をふるいにかけて、その結果残っている人を思い、何でこの人残ったんだろ?って真剣に考えたら、答えが出た、といってた。

そういうものかぁ、と、わかったような、わからないような、気持ちになる。
お姉さんは、自分は世の中を「けっ」と思って斜に構えていたけれど、旦那さんはピュアで純粋ないい人で、こんな自分でいいのかな?と不安に思ったとも言った。

お姉さんは、ご両親を非常に不幸な出来事で、若くして亡くしている方で、すごくすごく、苦労をしてきた人だ。
結婚をされて、「なんとなく先は長いけど、ひとまずここまできたって感じはするね」といっていて、本当に本当に、よかったと、嬉しい気もちになる。

私に相談をしてくれた友人も、いつかこんなことを言える日が来るといいと思う。
自分をそのまえにどーにかしろ、という具合だけれど、人の幸せを願い続けて自分はひとりでいるような、そんな青森のママみたいな生活も、悪くないんじゃないか、なんて気もしてきた。