本日は２回目の「ダンス オブ ヴァンパイア」です。
２回目でお席が２階のＡ席ということで、
今日はリラックスしての観劇です。
今日はちょっと辛口コメントを交えてまいります。
今回初見のキャストは浦井アルフ。
開幕前のアナウンスから泉見アルフとは
雰囲気が違いますね。
育ちが良くて天然系なアルフって感じです。
コミカルな部分は泉見君の方が上手かったけど、
私はどちらのアルフも同じくらい好きです
さて、最初にも書きましたが
本日は２階席での鑑賞でした。
客席通路を歩いているキャストが全然見えません。
これは正直キツイです。
私は１階でも観てるので頭の中で補完出来ますが、
２階でしか観る機会がないって人も
たくさんいるだろうに置いてけぼりです。
確かに舞台上が見えていれば筋を追うのに
支障はないけど、そりゃないよって感じ。
２階にも分かるよう中継するスクリーンを
つけて欲しいくらいだ。
そして初日にも感じていたけど、
１幕前半がツマラナイ
実は初日は１幕半ばでチケットを買いすぎた
と軽く凹むくらいでした。
まぁ、なかなか伯爵が出てこないせいもあるけど、
宿屋のシーンがどうにも間延びしてて、
盛り上がらない。
どうやら個人的にシャガールとマグダの歌も
ダメなようです。
マグダはルックスとか醸し出す雰囲気は
良いのに、歌があんまり良くないのが残念。
シャガールもソロは要らないよ。
伯爵登場でやっと気分が盛り上がる
ワタクシでございます。
歌は初日より良くなってきたように思います。
ただ、サラを誘いに来てお風呂場に降りて
歌う歌はなんだかイマイチ。
山口さんってロック調っぽい歌は
あまり得意じゃないのかしら？
エリザベートもオリジナルはもっと
ロック調だしね。
１幕ラストの教授たちがお城についてからの
やり取りが好きです。
伯爵にちょんと膝を折って挨拶する
教授が可愛いなぁ。
「クロロック」って巻き舌や、
「クコーール」って溜めて言う台詞が好き。
山口さんの台詞は響きがとっても綺麗
今日は幕間（←これは本当は「まくあい」って
読むんだけど、「まくま」って言う人が結構多いですね。
「まくま」で試しに辞書検索をかけたら
「まくあい」の誤読って出てきたから、
かなり誤読率が高いんでしょう。よく幕間に
「まくま」って耳にしてツッコミを入れたくなります）
はトイレに行かずクコールのお掃除ショー（←違う）
を観てました。
駒田さんは芸達者なので、ちゃんと観客を
沸かせてましたよ
そして２幕。
２幕は好きで、やっぱりチケット押さえておいて
よかった
となるんですが、
悪夢のシーンはいただけないな。
ここはダンサーが踊り狂うのですが、
それだけでも流れからちょっと浮いてるのに、
歌が下手すぎる
もうここはテープでいいから上手い人に
差し替えて欲しいよ。
このシーンは思いっきり違和感があって
好きじゃありません。
伯爵のナンバーは舞踏会で歌うのが
１番好きです。
お墓で歌う曲（曲名がちっとも分からずスミマセン。
ＣＤ出してください、東宝さん）は大曲だけど、
頭に残るのは舞踏会の方です。
なんだか今日は辛口コメントばかりついでに
書くと、「ダンス オブ ヴァンパイア」って
ガツンとインパクトに残る曲が案外ない。
聴いてる最中はとっても良いんだけど、
例えば「エリザベート」の「最後のダンス」とか
「レ・ミゼラブル」の「彼を帰して」「独白」、
「モーツァルト！」の「神よ、何故許される」
みたいのがないんだよね。
あくまでこれは私の主観ですけど、
歌い方のバリエーションが色々ありすぎて
イメージが分散されちゃうのかも。
どこかで見て上手いなぁと思ったのが、
この作品は山口祐一郎歌謡ショープラス
コント＆ダンスだよっていうの。
これって結構言いえて妙。
ちょっと歌とコミカルな部分とダンスが
分離しちゃってる感じがするからね。
かなーり辛口コメントできましたが、
全体ではチケットの枚数分は楽しめそうなので、
この夏は帝劇に通いますですよ
